瀬々敬久『菊とギロチン』予告、東出昌大が実在したアナキスト集団のリーダーを熱演

2018年5月9日(水)21時8分 映画ランドNEWS

『64-ロクヨン- 前編/後編』などで知られる瀬々敬久監督の新作『菊とギロチン』が7月7日(土)に公開される。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁となった。



本作は、かつて実際に日本全国で興行されていた「女相撲」の一座と、実在したアナキスト・グループ「ギロチン社」の青年たちの運命的な出会いを描く人間ドラマ。立場は違えど、彼らの願いは「自由な世界に生きること」。次第に心を通わせていく彼らは、同じ夢を見て、それぞれの闘いに挑む。


ヒロインである新人力士・花菊役に木竜麻生、「ギロチン社」のリーダーで実在した詩人の中濱鐵役に東出昌大が扮する。ほか共演に寛 一 郎、韓英恵、渋川清彦、山中崇、井浦新らが名を連ねる。ナレーションを永瀬正敏が務め、脚本に『バンコクナイツ』などで知られる、映像制作集団「空族」の相澤虎之助が参加する。


予告編は、女相撲一座の親方(渋川清彦)による口上の声から始まる。迫力ある女相撲に大喜びで拍手するのはギロチン社のリーダーであり詩人としても名を残した中濱鐵(東出)。一方、土俵下で自分の取り組みを待つのは緊張した面持ちの花菊(木竜)。ギロチン社と女相撲一座の出会いを軽やかさやユーモアも交えて描く前半から、暴力的な夫から逃げて一座に加わった花菊の強くなりたいという夢、社会を変えたいというギロチン社の夢が語られる中盤、そして花菊を連れ戻そうとする夫や、女相撲を中止させようとする警察が登場し、波乱のドラマを感じさせる後半へ一気に盛り上がる。



映画『菊とギロチン』は7月7日(土)よりテアトル新宿ほかにて全国順次公開


©2018「菊とギロチン」合同製作舎


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