中居正広の被災地支援をテレビがまた無視! "嵐推し"ジャニーズの意向か、国分太一は「現地に行くことだけが...」とけん制

5月9日(月)20時30分 LITERA

 SMAPの中居正広が一昨日の5月7日、再び被災地にかけつけた。4月24日に熊本市で友人と炊き出しを行ったのに続いて、今度は笑福亭鶴瓶、ナインティナインの岡村隆史とともに南阿蘇村や西原村の避難所を訪れたのだが、盛り上がったのは、今回もほとんどネット上でだけだった。


 芸能界の大物3人が揃って被災地を訪れたにも関わらず、前回同様、このニュースをテレビは完全に無視するか、または不自然なほど小さな扱いでしか紹介しなかったのだ。


 例えば、8日放送の『報道ステーションSUNDAY』(テレビ朝日)では、今週の話題の1位が「芸能人の熊本の震災支援」だったにもかかわらず、紹介したのは、熊本出身の八代亜紀や千昌夫によるチャリティ歌謡ショー、そして、同じジャニーズの嵐による熊本応援CMのみ。中居らの活動には一切触れなかった。


 本日9日放送のワイドショーも、ほぼスルーだった。前回同様、『とくダネ!』(フジテレビ)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)などの朝の情報番組も、『ひるおび!』(TBS)、『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)などの午後のワイドショーも1秒も取り上げなかった。『スッキリ!!』に至っては日テレのキャンペーン「7daysTV かぞくって、なんだ。」のメインパーソナリティを務める鶴瓶本人が番宣で出演しているにもかかわらず、3人の被災地訪問に触れることすらしなかった。


 唯一、中居寄りといわれるTBSだけは、8日の『アッコにおまかせ!』、本日9日の『白熱ライブ ビビット』、『ゴゴスマ〜GO GO!Smile!〜』などで報じたが、それも、スポーツ紙を紹介した上で、主に鶴瓶のことをクローズアップしており、中居についてはほとんどふれなかった。


 しかも、『ビビット』のキャスターを務める国分太一は、「現場、現地に行くだけがいいことなのかどうかは置いておいて、色んな貢献の仕方があるので、今後も続くと思いますので、どんな形でも参加したいと思います」と、中居らの行動をけん制するような微妙なコメントを発していた。


 もちろん、中居たちもメディアに取り上げられたいと考えてボランティアをしているわけではないはずだが、しかし、この扱いはあまりに異常だろう。ちなみに中居は、東日本大震災の際も福島の避難所を極秘で訪れ、炊き出しを行っていたが、この時は各ワイドショーがこぞってニュースにしていた。それを受けて、中居もラジオでその時の模様を語っている。


 それが、今回、同じワイドショーがあえて避けているとしか思えないような対応をしているのは、なぜなのか。もちろん、その理由はジャニーズ事務所からストップがかかっているからだ。


「前回同様、ジャニーズから『事務所が管理してる活動じゃないから、取り上げるな』という厳命がくだったらしいです。ジャニーズは今、嵐を熊本大地震の被災地支援の"顔"にしようと猛プッシュしているので、中居をクローズアップされると、それが霞んでしまうという判断だったようですね」(テレビ局関係者)


 たしかに、嵐の熊本支援は、中居の活動とは対照的な扱いを受けている。たとえば、5月1日には、熊本県の民放4局の熊本応援CMに嵐が特別出演、被災地にメッセージを送ったが、このニュースは東京のメディアで大々的に報じたのだ。


「CM放送当日の『Mr.サンデー』(フジテレビ)ではトップニュースとしてこれを報じましたし、全国紙やスポーツ紙も一斉にこれを報じています。それも嵐が無償出演だったことや、映像制作を担当した放送作家・小山薫堂氏がジャニーズ事務所に相談してすぐにプロジェクトが動き始めたことなどの舞台裏情報も満載でした」(スポーツ紙記者)


 ジャニーズ事務所が今回の被災地支援で、中居やSMAPの露出を抑える一方、嵐を全面的に立たせているのは明らかだ。


 ジャニーズ事務所では今回の地震に対し、滝沢秀明が座長を務める舞台『滝沢歌舞伎2016』でもジャニーズJr.たちがロビーに立ち募金を呼びかけ、A.B.C−Zの戸塚祥太主演の舞台『寝盗られ宗介』でも劇場ロビーに募金箱を設置するなどの活動を行っている。また、堂本剛や、Sexy Zoneなども支援や応援を表明しているが、東日本大震災で率先して支援に関わってきたSMAPの姿はそこにはない。


 こうした背景には、おそらく、ジャニーズの戦略がある。周知のように、SMAPは国民的アイドルという自負から、こうした被災地支援に積極的にかかわってきた。東日本大震災の際は『SMAP×SMAP』(フジテレビ)で支援のための特別番組を生放送で行って以来、一貫して募金活動を前面に立って行ってきた。


 また、ジャニーズ全体で立ち上げた支援プロジェクト「Marching J」では、アルバム『SMAP AID』をリリース。ジャニーズ事務所の震災支援の"顔"にもなっていた。


 しかし、あの独立騒動前後から、この体制がガラリと変わり、ジャニーズ事務所では、これまでSMAPが担ってきた役割を嵐にやらせようという動きが急激に進み始めた。実際、嵐は東日本大震災の支援にも熱心に取り組み、今年も6月にチャリティーイベント『嵐のワクワク学校2016』を大阪・東京合わせて6公演行うことが予定されている。


 もちろん、嵐や他のジャニーズアイドルの被災地支援も同じように価値があることだし、それを否定するつもりはまったくない。しかし、ゴールデンウィーク後半からボランティア不足が深刻化する中、中居らの炊き出しが大々的に報道されていれば、もしかしたらボランティア志願者が何割かは増えたかもしれない。テレビが中居の活動を無視し、それを報じなかったというのは被災者支援にとって、明らかにマイナスだったと言えるだろう。


 ジャニーズ事務所も同様だ。事務所が一丸となって被災地支援や応援をするというのなら、芸能界の力学や遺恨を乗り越え、これまで震災支援に熱心に取り組み、多くの実績を積んできた中居やSMAPをこそ活用すべきだと思うのだが、どうだろうか。
(時田章広)


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