【注意喚起】川での「水の事故」を防ぐポイントとは? - 増水のサインや注意すべき場所を紹介

2025年5月9日(金)20時27分 マイナビニュース


ゴールデンウィークも終わり、これから梅雨を経て本格的な夏に。海水浴や川遊び、河川敷でのバーベキューなど、水辺でのレジャーを計画している方もいらっしゃるかと思いますが、毎年、気をつけたいのが「水の事故」です。
川での「水の事故」を防ごう
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河川敷でのバーベキューなどの際は、周辺地域の天候にも常に気を配ることが大切です。
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安全と思われる場所でも、上流での急な増水によって死亡事故につながる危険も
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「川の水が急に増えるサイン」に気づいたら、すぐに避難してください!
https://gov-online.go.jp/useful/article/201608/1.html
(@gov_onlineより引用)
初夏から夏にかけて増える水の事故。家庭や学校での声掛けに加え、さまざまな媒体を通して注意喚起が行われているものの、残念ながら、毎年悲しいニュースを耳にします。警視庁のデータによると、2023年には1,392件/1,667人もの水難事故が発生しており、そのうち約半数(743人)が死亡事故や行方不明になっているのだとか。
水難事故が起こるのは、多い順に「釣り」「水泳」「作業中」「水遊び」「通行中」、そしてマリンスポーツなどを含む「その他」が続きます。水の事故が発生するケースはさまざまですが、これからの季節、特に注意したいのが河川敷でのバーベキュー中に起こる事故。
急な増水により中州に取り残されてしまったり、お酒に酔った状態で入水し溺れてしまったり。また、お子さんの事故も心配でなりません。ちょっと目を離した隙に川に落ちてしまったり、サンダルやボールなど流されてしまった物を取ろうとして深みにはまってしまうことも……。
こうした事故から命を守るため、「立入禁止の場所には近づかない」「こどもから目を離さない」「お酒を飲んだら海や川には入らない」「単独行動を避ける」といった基本的な安全対策のほか、川の水が急に増えるサインを知っておくことも重要です。政府によると、以下のような兆候が見られた場合には、すぐに避難した方がいいのだとか。
上流の空に黒い雲が見えたとき
雷が聞こえたとき
雨が降り始めたとき
落ち葉や流木、ゴミが流れてきたとき
水が急に冷たく感じたとき
水位が急に低くなったとき
このようなサインを察知したら、すぐに避難しましょう。また、注意すべき河川の特徴は……
【中州】… 増水すると逃げ場がなくなり、取り残されてしまう
【川幅が狭い場所】… 増水すると短時間で水位が上昇し、流れが速くなる
【河原に草が生えていない所】… 増水時に水が流れていることの証
川の状態や地形は千差万別で、曲がり方や傾斜・川幅・深さ・岩の突出などによって、流れの速さや危険度は異なると言います。中州や川幅は気にかけていましたが、「草が生えていない所」は盲点でした!
いかがでしたか? 本稿では「川」での安全対策にフォーカスしてご紹介しましたが、政府広報オンラインでは、「海水浴」や「釣り」「マリンスポーツ」「水上バイク」など、ケース別に注意すべきポイントを掲載しています。お出かけ前にチェックして、水辺のレジャーを安全に楽しんでくださいね。
🏞️川での「水の事故」を防ごう⚠️河川敷でのバーベキューなどの際は、周辺地域の天候にも常に気を配ることが大切です。安全と思われる場所でも、上流での急な増水によって死亡事故につながる危険も🚨「川の水が急に増えるサイン」に気づいたら、すぐに避難してください!https://t.co/2B47vyKIPB pic.twitter.com/t9r8PFrhFA— 政府広報オンライン (@gov_online) May 4, 2025

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