石田ひかり、思い出深い料理を明かす「私の世代だと…」

2025年5月9日(金)20時0分 マイナビニュース


東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜』(毎週土曜23:40〜 ※第5話は23:50〜)で、輝元(中村海人)の母・真耶役を演じる石田ひかりが、子ども時代の料理の思い出や、料理が持つ力について語った。
竹中直人とはデビュー映画でも共演
——撮影現場の雰囲気はいかがですか?
どの役をいただいた時も同じなのですが、毎回格闘の連続です。私よりも出番の多い神山(智洋)君と中村君は、他にもいろいろなお仕事を抱えながらとても一生懸命演じているなと感じました。神山君は本当に丁寧なお芝居をされる方ですよね。ウチの息子の“うみ君”は、いい意味で能天気で(笑)。彼が輝元役で、とても良かったと思っています。そして竹中さんは、読経のシーンもとてもいいお声で、説得力があってカッコよかったです。
——竹中(直人)さんとはデビュー映画でも共演されていました。
映画『ふたり(1991)』で共演させていただいて私は高校生、竹中さんは母親の主治医という設定でした。そして30年を経て、晴れて夫婦となりました(笑)。現場での竹中さんはとても自由でアドリブが多いというか……。私はその逆で、アドリブになかなか上手く対応できないタイプなので、撮影中は毎回「どうしよう!」とアタフタしています。でもそこも含めて、楽しい現場ですね。
○石田家の休日の昼の定番メニュー
——ドラマは「食」がテーマの1つですが、思い出深い料理は?
誰にでも、好きな食べ物や嫌いな食べ物、忘れられない料理があったりと、「食」は私たち一人ひとりの人生に直結していますよね。空腹を満たす以上に気持ちまで豊かにしてくれます。特に作り手の想いが伝わってきたりすると嬉しかったり、頑張れたりするもの。私の世代だと、運動会の前日などは母がとんかつを作ってくれたのを覚えています。このドラマは、そうした料理の持つ力を丁寧に描いている作品だと思います。
——第5話ではお好み焼きが登場しますが、石田さんの思い出のお好み焼きは?
お好み焼きは、石田家の休日の昼の定番メニューでした。母が一生懸命山芋をすりおろしていたのを覚えていますし、それぞれが好きな具材を入れたりした思い出があります。何より、ホットプレートを囲んでワイワイとしながら皆で作って食べたことが忘れられません。ひっくり返すのを皆で競ったり、わざと大きなお好み焼きを作って挑戦してみたり……。やっぱり食って、思い出につながっていますよね。
○第5話の注目ポイント
——あすの第5話で、注目してもらいたい部分は何ですか?
この回では真耶がケガをして入院しますが、ちょうど3年前の同じ時期に長男を亡くしているんですね。そうした出来事を乗り越えて、日々を暮らしている方丈家が描かれる回になっています。第1話からここまでの、方丈家の人間の台詞や表情に隠された意味も分かるし、ドラマ後半に向けて視聴者の皆さんの見方も変わってくるのではないかと思います。
——視聴者の皆さんに向けて、メッセージをお願いします。
多くの方が神山君と中村君に注目して、楽しんで見られていると思います。二人が演じる翔太と輝元が、これからどんなことを経験し、どんな関係になっていくのか。そしてどんな結末が待っているのか。是非楽しみにしていてほしいと思います。
(C)東海テレビ
【編集部MEMO】
遠海翔太(神山智洋)は、フレンチシェフで、屋台の調理担当。実家は老舗のすし店で、後を継ぐため父の元で修行をしていたが、近所のフレンチレストランから漂う香りにあこがれ実家を飛び出す。パリのミシュラン1つ星レストランで腕を磨き、めきめき頭角を現していたが、人間関係のもつれから3年前に帰国。帰国後は、オーナーシェフのフレンチレストランを開こうと準備を進めるも、オープン直前になって極度のプレッシャーからくるストレスから味覚と嗅覚を失ってしまい、開店を断念。借金返済のため、宅配便のドライバーに転職する。料理の腕はピカイチだが、コミュニケーション能力に欠ける。方丈輝元(中村海人)は、東京近郊にある古刹『泉楽寺』の次男で、副住職。屋台の接客と味見担当。人の懐に飛び込むのが得意で、幼い頃から裕福な檀家に高級料理店に連れて行ってもらった影響で味覚を鍛えられ、食に興味を持つ。3年前に兄が病死。寺を継いで欲しいという父の思いを知り、僧侶の道を歩み始めるが、本当にやりたいわけではない。料理に物申す快感が忘れられず、僧侶になった後も、グルメレビューサイトにペンネームで多数の投稿をしている。料理は一切できないが、鋭い味覚とプロデュースセンスを持つ。

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