「もはやシャイニング」妻の保険金殺人を企む“殺人鬼夫”…成宮寛貴の怪演っぷりが話題に「次回、金田一少年の事件簿、成宮の樹海殺人後編」
2025年5月10日(土)6時0分 ABEMA TIMES

8年ぶり俳優復帰の成宮寛貴が『シャイニング』化。連続ドラマ『死ぬほど愛して』第7話でついに見せた殺人鬼夫としての“素顔”に「シャイニングひろき」「ホラーで草」など、悲鳴が上がっている。
大人気コミック『金田一少年の事件簿』で知られる天樹征丸による原作漫画を、成宮主演で実写ドラマ化。幸せな夫婦生活の陰で巻き起こる女性記者殺人事件を通して、究極の愛の形を描き出す。

妻・澪(瀧本美織)に多額の生命保険をかけ、新婚旅行と称した“殺害旅行”に澪を連れ出した真人(成宮)は、富士の樹海で水筒に入れた飲み物を澪に飲ませる。その飲み物には睡眠薬が仕込まれており、澪は眠りに落ちてしまう。
その横で真人は宿泊予定のホテルに電話。澪が樹海の中で失踪したと伝え、澪の手元に睡眠薬と「ごめんなさい」と書かれた書置きを忍ばせて、澪があたかも自殺をしたかのように偽装工作をする。

しかし飲み物の効き目が弱かったのか澪は目覚め、真人の自殺工作の一部始終を見聞きしてしまう。「なんで…」と聞く澪に真人は「なんでかなあ。薬弱かった?そのまま眠っていたら楽に死ねたのに」と一切動揺せず感情ゼロトーンで語り掛け、直前に心中を仄めかしていた事から澪が「真人も一緒?」と尋ねると「俺はまだ死ねない。君の愛は全部、金に換えなきゃいけないから。君には自殺未遂歴があるから自然な事なんだよ」と平然と怖い事を
言う。
恐怖におびえ「嫌、一人で死にたくない」と半泣きの澪に構わず「ほら、もう少し」と睡眠薬の錠剤をナチュラルな動作で澪の口に運ぼうとする真人は「君は1年前に死のうとした。でも俺が救った。だから君の命は俺のもの。それに君は俺がいなくちゃ生きていけないんだろう?1年間、楽しかったろう?じゃあ…もういいね。口、開けて」。

だが次の瞬間、連続殺人気鬼・真人の動向を追っていた週刊誌記者・石黒が真人にタックル。揉み合いの末、真人は斜面から転がり落ちて岩に頭を強打。その隙を見て石黒は泣きわめく澪を救出して逃げるのだが、真人は頭から血を流しながらむくりと起き上がり、二人の後を追う。

澪が眠るベッドのすぐ横で水筒に睡眠薬を入れたり、かつて澪が真人に謝罪の意を込めて書いた「ごめんなさい」という手紙を自殺の偽装工作アイテムにしたり、澪のバックにGPSを仕込んで追跡を容易にしたり。さすが連続殺人鬼であり知能犯。事前準備に抜かりはない。

たとえ計画に綻びが生じても動揺することなく臨機応変に対応し、邪魔が入って流血しても平然とミッションを遂行しようする鋼の意志はまるで『ターミネーター』。逃げた澪を追い詰めて山小屋に突撃する真人のポテンシャルは、名作ホラー映画『シャイニング』でジャック・ニコルソンが見せたそれに勝るとも劣らない。いきなりドアを蹴り破って襲撃するのならばまだしも、律儀にドアをコンコンと何度かノックして相手に気づかせ、わざわざ窓ガラスをぶち破るという積み重ねも不気味。視聴者からも「ターミネーター」「ジャック・ニコルソン難民救済」「だ〜に〜、だにーぼーい!」「次回、金田一少年の事件簿、成宮の樹海殺人後編」などの声が殺到。一連の嫌がらせを無表情で淡々と実行する成宮のホラー演技にも注目だ。