tvk『関内デビル』今年度内で終了 来年5月に定年の大場英治「最後まで全身全霊で」
2025年5月10日(土)0時0分 マイナビニュース
テレビ神奈川(tvk)の音楽バラエティ番組『関内デビル』(毎週月〜金曜23:00〜)が、来年3月までの今年度内に終了することが、9日の放送で発表された。
同番組は、前身の音楽バラエティ番組『saku saku』の歴史を引き継ぐ形で2017年4月にスタート。『saku saku』で13年間パペットを操演しフリートークを続けてきた通称「黒幕」こと菊谷宏樹ディレクターが、横浜・関内にある喫茶店「関内デビル」のマスター「大場英治」に扮し、アルバイト役・常連客役のMC陣とゲストを交え、台本なしのフリートークを展開してきた。
アルバイト役として、DISH//(17年4月〜20年3月)から私立恵比寿中学(20年4月〜)が出演し、常連客役は加村真美(17年4月〜23年3月)から中島来弥(LokuRok/23年4月〜)と引き継がれている。
レギュラーコーナーでは、Mrs. GREEN APPLE が「関内デビル」のオープン前にやってくる清掃業者に扮してトークを展開する「青リンゴ商会」(17年)や、新しい学校のリーダーズが制作技術会社のスタッフに扮して神奈川県内の様々な土地でリポートを行うコーナー「1チェーン8万!? むむむのむ!」(18年)なども放送された。
番組の終了を受け、大場英治オリジナルCD(ベスト盤)の制作が決定。19年1月に開催した「関内デビルファン感謝祭」(神奈川県民ホール大ホール)で番組グッズとして発売した「大場英治オリジナルCD『デ#1』」は、これまで制作した数百曲の楽曲のうち12曲を収録し、会場限定発売して即時完売した。その後、現在に至るまで番組メールやSNSなどで再販の声が上がっており、第2弾かつ最後となるベストアルバムを制作する。タイトルは『「デ」スト盤』で、『saku saku』〜『関内デビル』で制作した楽曲の中から視聴者リクエストを募集し、1年かけて再録・収録する。
また、来年5月10日までの1年間限定で、大場英治のオフィシャルファンクラブ「地獄の軍団」を開設。月額1,000円で、大場英治がこれまで番組で制作した楽曲(『「デ」スト盤』収録楽曲を除く)や、限定動画・音声、大場英治本人によるブログのほか、ファンクラブテーマソング「地獄の軍団アンセム」もダウンロードできる。
また、感謝の気持ちを届けるイベントも開催予定。詳細は、番組内で随時、発表される。
○■大場英治 コメント
関内デビルという名の喫茶店を開店して丸8年。今年は9年目になります。
いつかは閉店するだろうと思っていましたが、来年の5月に自分も定年を迎えることにハタと気づきまして。
であればタイミングは今、今年なんじゃないかと。正直、自分でも関内デビルがなくなったら何をするんだろう?という思いはあります。ただ火の鳥の血でも飲まない限り永遠にできるわけでもなく、最後まで全身全霊でマスター業を全うしたいと思っています。
とても気の早いお知らせで、来年のことを言えば鬼が笑うと言いますが、鬼も含めて皆でラストイヤーを笑って過ごしていきたいのです。
そして、TO THE SKY かながわ巡礼(※大場英治が神奈川県33市町村を巡り、各市町村のオリジナルソングを作成。各地の名スポット・風景映像と共にお届けするコーナー。1)もこれで最後と思って神奈川の思い出深い場所に感謝しつつやっていきたいと。
なのでラストシューティング、力を貸してください。ジオングに頭部を吹っ飛ばされても戦います!
大丈夫、メインカメラをやられただけだ!最後はフェンシングします。最後までよろしくお願いします。
【編集部MEMO】
2021年5〜6月には、美川憲一が登場。大場英治は、自分の番組に美川がゲスト出演することを両親に報告すると、「出世したな!」と息子の快挙に喜んでいたことを語っていた。