新しい学校のリーダーズ、メトロック出演後の最速インタビュー「いまは新しい学校のリーダーズが趣味」4人が“尊いグループ時間”を語る
2025年5月11日(日)15時43分 ABEMA TIMES

新しい学校のリーダーズが10日、野外フェス『METROCK 2025』(東京)に出演し、観る者すべてを引き込むパフォーマンスを見せてくれた。
開場前からあいにくの雨模様だった初会場となる海の森公園。野外特有の悪路にも見舞われたが、メインステージの前には新しい学校のリーダーズをいまかいまかと待つ観客で覆い尽くされていた。もはやおなじみとなった“学校のチャイム”のSEが鳴ると同時に、堂々と行進して入場してきた4人。1曲目の「Change」から会場中のタオルが回り、中盤では代表曲「オトナブルー」をはさみ、ステージを釘付けにする展開。ラスト「One Heart」まで、海外公演から帰国したばかりの“仕上がっている”彼女たちを観ることができた。今回、ライブ後すぐのインタビューをお届けする。
フェス飯は「お寿司を3回おかわりする予定」(SUZUKA)

ーー今年『METROCK』には2回目、2年連続の出演となったんですが、昨年カンカン照りだった天気と打って変わって、今年は雨からのスタートでした。
MIZYU「でも途中で止んで良かった」
RIN「SUZUKA、昨年は上履きが脱げて足をヤケドしてたもんね」
SUZUKA「そう、親指に水ぶくれができて、皮がめくれて2〜3週間くらい炎症起こしてました。今年はそんなこともなく(笑)。それに朝10時半からのライブってなかなかないから新鮮でした」
ーー今年はトップバッターでしたが、「Change」からタオルがガンガン回ってて、結構いい景色だったのでは。
MIZYU「(キッパリと)はい!」
SUZUKA「お客さんがもうみんな前のめりやった」
KANON「雨の中来たからには盛り上がらなきゃっていう、お客さんたちのガッツをめちゃくちゃ感じましたね」
ーー今年もしかり、すでに皆さん野外フェス経験が豊富になっていると思うんですが、面白さみたいところはどこに感じていますか?
KANON「出会いがたくさんあるところかなと思います。ワンマンライブとか、私たちのことを知ってくれてるファンの前でパフォーマンスをするのも楽しいんですけど、フェスは私たちのことを初めて知る人も多いので、そういう方との共鳴を楽しんでいます」
MIZYU「出会いがやっぱり一番だけど、あとはご飯!バックヤードもそうだけど、外にもいっぱいお店が並んでるじゃないですか。毎年いちご削り的なやつを楽しんじゃうんですよね。それを味わいながら他のアーティストを見て踊れるし、空も広いし、すごく“自由”を感じられますね」

ーーまさに皆さんがいつもどんなフェス飯を食べてるかなんて聞こうとしてました(笑)。
KANON「お肉系は食べてます」
MIZYU「ラーメン食べるかなあ、あとは絶対アイスコーヒー。がぶ飲みしてます」
RIN「私はお肉やラーメンだけじゃなく、自分の食べたいものをいかに上手に、そしてどれだけ食べていくかにかけています(笑)」
SUZUKA「私はお寿司かなあ。あったら3回ぐらいおかわりします。実際メトロックってお寿司があるんですよね。あとでテントの中見てきます」
KANON「今年は朝イチだったからご飯になにがあるか全然見れてないんですよ(笑)」
新しい学校のリーダーズでいる時間が“尊い”

ーー6月でもう今年の半分が終わってしまうんですけど、どんな半年間でしたか?
SUZUKA「なんかいろいろ濃かったよね」
MIZYU「こんなにっていうぐらい、アジア圏でたくさんライブしてました」
RIN「やっぱり今年が結成10周年なのもあって、制作にガッツリ入ったり、ファンのみんなと交流をより深めたり、新しい学校のリーダーズの活動を見つめ直す前半戦だったような気がします」
KANON「うん。見つめ直して、また新たなステージに行けているような感じもしてます」
ーーそれでは下半期に向けてはどんな目標がありますか?
MIZYU「7月19日がグループ結成から10周年の日で、幕張メッセでワンマンライブがあるんですけど、それに向けて気合を入れていきますし、今度ベストアルバムも出るんですよ。それがリリースされて幕張のステージに立つと思うんで、当日は“爆発”を起こしたいと思います」
ーーSUZUKAさんは?
SUZUKA「なんか最近、自分自身含めて4人で最高な人生を送りたいって考えているんですよね。だから瞬間瞬間を強く噛み締めていきたいなっていう感じです」
RIN「新しい学校のリーダーズでいる時間の尊さは私も最近めちゃくちゃ噛み締めてます。瞬間瞬間を大事にしてたら、それがどんどん楽しく、大きいことにつながっていくんだろうなあって。個人的に新しいことをはじめたい気持ちもあるんですけど、いまは『新しい学校のリーダーズが趣味です!』っていう気持ちです」
KANON「個人的な趣味はリーダーズの活動の隙間隙間で楽しみます(笑)」
ーーすごく頼もしく、ファンも嬉しい言葉だと思います。先ほどMIZYUさんが話した7月の幕張メッセワンマンへ向けての意気込みをもらえますか?
MIZYU「最大規模なんですよね。我々にとっては」
KANON「幕張メッセって、会場が広く平らなので、後ろの人が遠く感じてしまうこともあるかと思うんです。でもそう思わせないような、生身で1人1人と通じ合えるようなライブを目指したいなと思ってますね」
ーーそんな最大規模のワンマンライブの次の日も同じ幕張メッセで事務所のライブなんですよね。
SUZUKA「あ、そうか(笑)。いまはワンマンしか考えられないなあ」
RIN「同じ事務所の仲間たちなんで、お祭りのように、力が抜けた感じで良いライブにしたいですね。まずは10周年本気でぶつかって、それが成功すれば、次の日もより楽しくなるんじゃないかなと」
MIZYU「絶対筋肉痛になっているし、全員筋肉がパンプアップしている姿が見れると思うので、20日に来る方はそこにも注目してほしいです(笑)」

新しい学校のリーダーズ結成10周年記念公演【宣誓 〜個性や自由ではみ出し10年〜】
2025年7月19日(土)
開場 15:30 / 開演 17:00
千葉・幕張メッセ 9-11ホール
https://leaders.asobisystem.com/event/355577
映画『青春イノシシ ATARASHII GAKKO! THE MOVIE』
制服で踊り、語り、叫び続けてきた新しい学校のリーダーズの“現在地”を記録した、ライブ&ドキュメンタリー。
6.6 全国ロードショー
https://atarashiigakko-themovie.jp
取材・文:東田俊介