今井翼、『ドンケツ』で男気あふれるヤクザ役 恨み語るシーンで長セリフも「情熱を込めて」

2025年5月11日(日)12時20分 マイナビニュース


DMM TVオリジナルドラマ『ドンケツ』(配信中)で東京下町出身の漢気ヤクザ・相場桃次郎を演じた今井翼にインタビュー。桃次郎としての役作りや思い入れの強いシーンなどについて話を聞いた。
たーし氏による同名の極道漫画を原作とするこのドラマは、敵対組織の事務所にロケットランチャーをぶちこんで以来、「ロケマサ(ロケットランチャーのマサ)」の異名で恐れられているヤクザ・沢田政寿(伊藤英明)の物語。自分勝手でワガママな超クズ男だが、なぜか男たちが惚れてしまう不思議な魅力を持つロケマサが、仲間と敵を同時に引き寄せ、修羅の国・北九州を舞台に日本全国を巻き込む一大抗争が勃発する。
今井が演じた相場桃次郎は、かつて所属した白鷺一家を麻生と小田切によって壊滅まで追い込まれ、仇討ちのためロケマサの舎弟となる男気ヤクザ。今井は「すごく魅力的な原作だったので、ぜひ出演させていただきたいと思いました」とオファーを受けたときの心境を明かす。
登場人物の中で特に男気あふれる桃次郎。
「僕にとってこういった作品は初めてでしたが、桃次郎は生粋の江戸っ子ということで真っすぐに演じようと思い、あまり余計なことはせず、桃次郎の意志を大事に演じました。そして、原作ファンの方にも楽しんでいただきたいという思いで、原作の桃次郎を大切にしつつ、実写ならではの芝居をしたつもりです」
原作同様、スーツ姿にソフト帽というスマートな装いで桃次郎に扮した今井。登場シーンでは、「お控えなすって…」という原作でも印象的な挨拶を披露する。
「登場シーンの桃次郎は、原作ファンなら誰もがわかる仕草だと思うので、そこはそのまま体現しました。桃次郎登場のインパクトがあのポーズとセリフに込められていると思うので、そこはすごくこだわりました」
桃次郎が仇討ちへの思いを語るシーンなどで長セリフもあり、「とにかくひたすら書いてセリフを覚えました。昔からセリフは書いて覚える派で」と振り返る。
そして、思い入れの強いシーンについて「たくさんありますが、6ページにわたって自分の意志を説明するセリフがあって、自分自身が負った傷や晴らしたい恨みを真正面から伝えるシーンなんですけど、そこは情熱を込めて演じたので注目していただきたいです」と語っていた。
■今井翼
1981年10月17日生まれ、神奈川県出身。1995年より芸能活動を始め、俳優、アーティスト、タレントとしてマルチに活動。近年の主な出演作は、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』(2020)、日本テレビ『おじさんはカワイイものがお好き。』(2020)、主演映画『TELL ME 〜hideと見た景色〜』(2022)など。2024年に横浜と大阪でソロライブを開催。今年5月10日・11日には神奈川・KT Zepp Yokohamaで30周年記念ライブ「ALA[s]30」を開催。
■DMM TVオリジナルドラマ「ドンケツ」
出演:伊藤英明/安田顕 金子ノブアキ 今井翼 青柳翔 久保田悠来 葉山奨之 早乙女太一 浅香航大/高橋克典 三宅健/眞島秀和 永島敏行 柳葉敏郎(特別出演) 寺島進
DMM TV独占配信中(YouTubeにて1話無料公開中/全6話/毎週金曜最新話配信)
(C)DMM TV

マイナビニュース

「ヤクザ」をもっと詳しく

「ヤクザ」のニュース

「ヤクザ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ