相田翔子 Wink活動停止後の“空白の2年間” 復帰きっかけは衝撃的な一言「隕石が頭に...」

2025年5月11日(日)18時33分 スポーツニッポン

 女性デュオ「Wink」の元メンバーでタレントの相田翔子(55)が11日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)にゲスト出演し、Wink活動休止後の“空白の2年間”について語った。

 鈴木早智子とのコンビで88年にデビュー。89年には「淋しい熱帯魚」の大ヒットで全日本有線放送大賞年間グランプリ、日本レコード大賞を受賞。一気にスターダムに上がった。しかし、96年にデュオでの活動を休止。それぞれがソロ活動に専念することになった。現在も解散はしていないというが、活動実態はなく、事実上の解散状態となっている。

 当時について相田は「活動停止しようとある日、言われて。2人とも凄く反対したんですけども」と告白。「私もあがり症だから、“早智子がいなかったら辞めます、引退します”って言ったんですけど」。極度のあがり症であることから1人での活動に不安もあり、芸能界から去る覚悟もしたという。

 とはいえ、もともと目標もあったという相田。「アイドルになるというよりも、作詞、作曲とか、ニューミュージックとかやりたかったんだけど。そしたら、バリバリになっちゃったんですけど…」と打ち明けつつ、「“だったら音楽作っていったら?テレビに出なくていいから”って」と、音楽制作に軸足を移すことを勧められたという。

 「ラジオはレギュラーを持たせていただいて、自分のソロアルバムだけは出したり、裏方を結構していました。表に出ない」。マイペースに過ごしていたある日、ショッキングな出来事があったという。「そしたら、マンションの管理人さんのおじさんが、“ずいぶん落ちぶれたね”って」。テレビから2年間消えると、既に過去の人扱い。相田はその一言で、それを実感したという。「2年テレビに出なかったら、下駄箱のところで言われて、すっごいガーンと、隕石が頭に…(当たったような衝撃だった)」と当時を回顧した。

 「私はこんなにのんびり、幸せに毎日を過ごしていたけど、世の中はWinkの後、相田翔子って忘れられちゃっているんだ。これでいいのかな?ずっと逃げていていいのかなって思って」。さらに「1週間泣いて、1週間、部屋でちょっと考えて、すぐ事務所に行って、“社長、テレビに出させて下さい”って」と、再び出役に戻ることを決意したという。

 その管理人には、今では感謝しているという。「お礼を言いたくて、ドキュメンタリー番組で(スタッフが)探したら、“俺は出たくねえ”って断られました」。すると、「爆笑問題」太田光は「“落ちぶれた”って言った人で出るのは嫌だよねえ」と笑っていた。

 相田は「いまだに芸能界は合ってないって思っています」という。「あがり症だったりする人の勇気になればいいなと思って。こんな人でもテレビに出てやっている姿を見せて、恥かこうと思ったんです」と、同じ悩みを持つ人の希望になることを決意したことを明かした。

スポーツニッポン

「Wink」をもっと詳しく

「Wink」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ