相田翔子 Wink時代に笑わなかった本当の理由 太田光も驚き「あえてそうしてたんじゃなくて?」

2025年5月11日(日)17時41分 スポーツニッポン

 女性デュオ「Wink」の元メンバーでタレントの相田翔子(55)が11日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)にゲスト出演し、Wink時代のエピソードを語った。

 鈴木早智子とのコンビで88年にデビュー。89年には「淋しい熱帯魚」の大ヒットで全日本有線放送大賞の年間グランプリ、日本レコード大賞を受賞。一気にスターダムに上がった。

 一方で、2人がパフォーマンス中に無表情でほとんど笑顔を見せなかったことから、“笑わないアイドル”の異名を取り、話題になった。レコ大の際も「自分の名前を呼ばれた時も、どこを歩いてステージに上がったとか、分からなくて。その時にやっぱり、“レコ大をもらったのに無表情だった”って、雑誌でたたかれて…」と振り返った。

 無表情の理由について、「緊張しすぎて、先輩方が客席にいる中、自分たちがステージに上がるなんてって、逆に負い目しかなくて。申し訳ないって、緊張して。ずーっと緊張がね」と打ち明けた。

 「爆笑問題」太田光から「あえてそうしてたんじゃなくて、ホントに戸惑っていたの?」と聞かれると、「ずっと緊張して、テレビカメラが苦手で、生放送の」と告白した。「毎日、昔は生で歌番組だったので、緊張しちゃって、本番前にはドキドキしちゃって、いつものような体がカチっとロックされちゃって、顔の表情も全部がロックされちゃって、何とか歌いきるのがやっとな感じで」。過度の緊張から毎回、表情を失っていたことが理由だと明かした。

 鈴木の方が、相田よりは緊張に強かったようで、「早智子の方がちょっと(表情が)柔らかくて、引っ張ってくれて」と明かした。ステージでもリードしてくれたのは鈴木だったといい、「2人で手をつなぐシーンがあるんですけど、私がブルブルブル…って震えて、ぎゅーっと手を握ってくれて。“翔子、頑張れ”みたいな、2人しか分からない…」と裏話を披露した。

 キャラとして続けようとしていたわけでもないという。「毎回、歌い終わったら、社長も毎回現場に来て、“おい!もっと笑いの練習しろ!”って。よく“アイドルスマイル、みんなカメラ向いたらニコっとするだろう?あれを練習しろ!”って。家でずーっと鏡の前で夜な夜なやってました。必要だと思っていたので」。それでも、本番のステージに立つと緊張に襲われていたといい、「本番やったら引きつっちゃって、ピクピクピクってなっちゃって」と明かしていた。

スポーツニッポン

「Wink」をもっと詳しく

「Wink」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ