壬氏に先帝の面影を見た深緑が激しく動揺、毒をあおり「切なくなる」…アニメ「薬屋のひとりごと」第42話
2025年5月12日(月)21時10分 ABEMA TIMES

5月9日より順次放送中のアニメ「薬屋のひとりごと」第42話では、壬氏(CV:大塚剛央)の微笑みを見た途端、若いころの先帝を知る深緑(CV:勝生真沙子)が激しく動揺した。さらに深緑は毒を飲み、ネット上では「自ら毒をあおるって相当やね」と衝撃が走っていた。
【映像】壬氏にそっくりな若い頃の先帝と深緑(6分6秒ごろ〜)
第42話「鬼灯」では、壬氏が行方不明の猫猫(CV:悠木碧)と同時に姿を消した宦官が北側の墓所で手を合わせていたと聞いた。壬氏が墓所に向かうと、後宮にある診療所のベテラン女官・深緑がいた。
深緑から猫猫が持っていたのと同じ酒精の香りを感じ取った壬氏は、「そばかすの女官、翡翠宮の侍女について知りたいのだが」と穏やかな笑顔で尋ねる。すると壬氏の顔を見た深緑は若き日の先帝を思い出して青ざめた表情に変わり、「思い……だしました。古い記憶を」と唐突に過去を語り出した。
深緑は、幼いころに後宮に入って幼女趣味だった先帝のお手つきになった人物。しかしやがて先帝は成長した深緑のもとを訪れなくなり、その後彼女は長年後宮から出ることができずにいた。第40話では猫猫が、侍女頭に堕胎剤の作り方を教えた黒幕は深緑だと推理していた。
深緑は涙しながら「あなたはよく似ている……あの方もまた、甘い蜂蜜のような声と天女のようなお顔をしておられました。どうしてあなたのような方が、宦官のごとき真似をしているのですか」と言い放つ。そして壬氏を振り払った深緑は、迷うことなく自ら毒を飲んだ。
ネット上では「自ら毒をあおるって相当やね」「切なくなるなぁ」「深緑も被害者なんだよな」といった反響が寄せられていた。
アニメ「薬屋のひとりごと」は、日向夏氏によるライトノベルが原作。コミカライズもされ、シリーズ累計4000万部を突破している。毒と薬に異常な執着を持つ薬屋の娘・猫猫と謎多き美形の宦官・壬氏が宮中で巻き起こる難事件へと挑んでいく謎解きエンターテインメントだ。
■第42話「鬼灯」
【あらすじ】
猫猫の行方がわからないまま、十日が過ぎた。玉葉妃が産気づき、羅門はつきっきりで世話をすることに。一方、壬氏は猫猫と同時に姿を消した宦官が北側の墓所で手を合わせていたと聞く。そこは先帝のお手付きとなり、後宮で最期を迎えた者たちの墓であった。猫猫への手がかりを求めて向かうと、墓前に女官の姿があった。さらに彼女から猫猫が持っていたのと同じ酒精の香りを感じ取った壬氏は、さらに情報を聞き出そうとするが……。
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会