宮迫博之始球式に波紋...スポンサーのロコンド田中社長は「徹底抗戦」表明 「シンプルに能力評価するのが正しい」

2025年5月12日(月)13時0分 J-CASTニュース

ファッション通販サイト「ロコンド」社長の田中裕輔氏が2025年5月10日、YouTube動画を更新し、9日に行われた米大リーグのダイヤモンドバックス対ドジャース戦で、元「雨上がり決死隊」でタレントの宮迫博之さんが始球式を務めたことについて語った。

きっかけは大谷翔平「51号ホームランボール」の落札

宮迫さんは9日、ダイヤモンドバックスの本拠地、アリゾナ州フェニックスにあるチェイス・フィールドで、始球式を務めた。

誕生日祝いとして宮迫さんに始球式の投球をプレゼントした田中氏は10日、YouTube動画を公開し、思いを語った。

「宮迫さんが投げてからもう半日経ってるにも関わらず、今でもYahooニュースのトップにそのネタが取り上げられていて......そういった意味ではすごく日本では盛り上がってるのかな」とした一方で、賛否の声や、経緯を知りたがる声も多かったとした田中氏。

「そもそものきっかけは、大谷選手が50-50を達成した試合の51号ホームランボールをですね、落札させていただいた」。これが縁となり、「ダイヤモンドバックスとドジャースのスポンサーをしないか」と打診されたという。

年間契約では数億円レベルの費用がかかることから、ダイヤモンドバックスとドジャースの試合のうち、ドジャース攻撃時の特定のイニングだけにバッターの後ろに広告が掲載されるという形式の広告を購入した。

スポンサー契約を機に始球式の権利についても話があったが、「一般的にはそういう場合って、会社の社長さん(が投げる)」。実際に9日の試合では、宮迫さんの後にも別の会社の社長が投球を行っていたという。

「僕が投げても正直世の中的にも多分面白くないし」

しかし、田中氏は「企業として、ロコンドの宣伝効果みたいなことも考える時に、僕が投げても正直世の中的にも多分面白くないし。いわゆる費用対効果......宣伝効果は少ないだろうと思って」。「宣伝だけじゃなくて、いわゆるエンターテインメントとしても面白くしてもらえるのは誰かなと考えた時に、真っ先に思いついたのが宮迫さんでした」と宮迫さんに依頼することにした。

田中氏は、宮迫さんに大きな信頼を置いているという。

「やっぱり宮迫さんって、芸人としての演技というか、カメラの前での瞬発力。コメントを面白くする能力。当然ながら圧倒的に高いですし。色々と企画を考える能力ってもう圧倒的で。そういった意味では本当、僕は芸人さんとして『 圧倒的な人』かなという風に思っています」

「未だに色々言ってる人って、僕からすると粘着質かな」

宮迫さんが吉本興業から契約解除されるきっかけとなった「闇営業問題」に関し、いまだに根強い批判もあるとしつつ、「いわゆる反社会勢力の方とずっと付き合いがあったわけでは全くなく、そういった意味では、普段生活をしていても反社の方ってやっぱ(社会の)中にいたりするので」とフォロー。

「そういう方のパーティーで歌ってしまったっていうところが当然悪いことではあるんですけども。もう6年前のこと、しかも別に警察に捕まったわけでもなんでもなく、しかも十分な罰も受けてる中で、それでも未だに色々言ってる人って、僕からすると粘着質かなと思うし」

宮迫さんに対する批判を「そんなことをグジグジ言うのもおかしい」とし、「普通にシンプルに、この能力を評価するのが正しいのかな」と主張した。

始球式の盛り上がりについても「少なくとも1企業の課長が投げるよりは、日本人の方もすごく多かったんで。盛り上がったと思います」と振り返った上で、多くのネットニュースに取り上げられていることについても、「これ本当、宮迫さんだからこの効果というか。そういった意味では、やっぱさすがだなと思いました」と満足げに語った。

J-CASTニュース

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