高橋真麻、村重杏奈&丸山礼から羨望の的に「エピソードのレベルが違う」「気品あふれるのに面白い」
2025年5月12日(月)11時0分 マイナビニュース
●「釈迦真麻さん」「最高の先輩」
タレントの村重杏奈とフリーアナウンサーの高橋真麻がMCを務めるTVerのオリジナルバラエティ番組『うちの会社ってさぁ! 〜内緒の話ランチ会〜』(毎週月曜新エピソード配信)に、お笑い芸人の丸山礼がゲスト出演。このほど行われた収録後に、3人が取材に応じた。
とある会社のランチタイムを舞台に、村重と高橋が、働く女性の悩みや“内緒の話”が音声としてアップロードされるプレイリストを開いておしゃべりする同番組。ゲストともにおすすめスイーツを食べながら、「文句ちゃん」に共感したり、「文句ちゃん」を困らせる「困ったさん」に怒りをあらわにしたりして、リアルなトークを展開する。
○「真麻さんに出会えて、ちょっと成長できた気が」
——村重さんと真麻さんは、収録を重ねて互いの印象についていかがですか?
高橋:村重ちゃんはテレビの天真爛漫なイメージしかなかったんですけれど、一緒に番組をやっていたら本当にしっかりしていて、家族とか友人のこともちゃんと考えている本当にいい子だなと思って、なんか感動しています(笑)
村重:うれしい!
高橋:この番組を通して話してると、全く同じ感覚を持ったり、同じ趣味嗜好だったりするところがあったので、知り得なかった村重ちゃんの一面を知れたというのがうれしいです。
村重:村重の中ですごい勝手なイメージなんですけど、真麻さんはちょっと厳しい方なのかなと思ってたんです。でも、めっちゃいい意味ですごい気さくで面白い方でした。出てくるエピソードがレベルが違うくらい面白いんですよ。「魚を釣ったときに、海に戻そうと思ったら携帯戻しちゃった友達がいた」とか(笑)。だから、村重はもう毎度毎度勉強勉強で。LINEとかも先輩に対して自分なりの文章で送っちゃうタイプだったんですけど、ちょっと工夫して大人な文章を送ってみようかなって思えるきっかけが真麻さんだったので、真麻さんに出会えて、人としてちょっとだけ成長できた気がします。最高の先輩で、「釈迦真麻さん」と呼んでいます。
——ゲストの丸山さんから見て、2人のコンビネーションはいかがですか?
丸山:真麻さんはキャリアを積まれて、ご家庭を持ってお子さんもいてということで村重と立ち位置は違えど、やっぱり社会の荒波をくぐってきた2人だなと。1個1個のお悩みにすごく明るく共感しながら答えてるのがすごいです。自分もYouTubeで悩みを頂いて答えたりしてるんですけど、「こういう返しあるんだ」とか「こういう常識人の方がいらっしゃるとすごい強いな」って思う反面、「こういうふうに“嫌い”と言ってくれるんだ」と気持ちを代弁してくれる女子でもあって、最強だなと思いましたね。
——真麻さんはやはり会社員を経験しているのが大きいですかね。
真麻:そうですね。逆に言うと、この2人の回答がたまに「いやいや、それは組織の中では絶対無理だから」っていうこともあるんですけど、私にとっては斬新で面白くて、いい意味で、いろんな回答や考え方があるなと思いました。
○ポジション争いしない同世代女性タレント
——村重さんと丸山さんはプライベートでも仲良しということですが、何かきっかけがあったのですか?
村重:悩みが一緒なのもありますし、れいぴょん(丸山)の悩みを分かってあげられる瞬間もあるからかなって思います。
丸山:同世代の女子のタレントさんって、やっぱりお互いポジション争いだったりするんで、どこかでちょっと気を許さないというか、そこまで仲良しこよししないという感じがあるんです。でも、私は皮肉な笑いで、彼女な明るくて盛り上げる感じなので、(争う)イスも違うから成り立ってるのかなと思います。年齢も近いですし、面白いと思うことも一緒なので、夜中に「焼肉食べよう」って言っても付き合ってくれるタイプですし(笑)
真麻:いい関係ですよね。この業界は、年齢が近いとちょっとライバル視しちゃって、完全に心許せる人はなかなかいないと思うので。
村重:「こういう仕事が決まったよ」という話も、れいぴょんは本当に喜んでくれるんです。
丸山:腹踊りとかしますし。
村重:尻踊りもします。
●マネージャーを深夜の居酒屋に呼び出して…
——ご自身が相手を困らせてしまう「困ったさん」だと自覚する部分はありますか?
村重:私はお酒を飲むのがすごい好きで、つい最近、1人で行きつけの居酒屋で店員さんと話しながら飲んでたんですけど、仕事について熱くなっちゃって、24時ぐらいにマネージャーさんに電話して来てもらったんですよ。それで語り合って、解散したのが3時半。私、その間ずっと仕事の話を熱くしてたみたいで、なんかその後マネージャーさんに会ったら「あの日、金八先生だったよ」って言われて、めっちゃ恥ずいなって(笑)。でも、これを後輩とかにしてたら、めっちゃ嫌な「困ったさん」になってるなと思いました。
高橋:私は今までバラエティでは、どちらかというと、いろんな芸人さんとかにイジられてきたんですけど、気づけばもう43歳で、こういう仕事場ではお局っぽくなっていて。わりと天真爛漫な自由な感じでロケとか収録をやってきたから、若い子と一緒にキャピキャピやってるつもりだったけれども、実は後輩に気をつかわせてるんじゃないかとか、この数年でたいぶ感じ始めた変化ですね。
村重:でも、真麻さんみたいな大人の女性になりたいなって思いました。
丸山:二刀流な方として見てました。気品があふれてるのに面白いって最高だよね。
村重:ユーモアもあって、しかも品のあるユーモア。私たちはどうしても下品なほうにいっちゃうので、憧れますね。
○自分で自分を甘やかすきっかけに
——では最後に、番組の見どころをお願いします。
高橋:全12回の収録が終了したんですけど、まだまだいろんな悩みを持ってる方がいらっしゃると思いますので、また機会があればいいなと思いますし、この12回のうちに少しでも似たような悩みが解消できたらうれしいなと思います。
村重:この収録を通して「文句ちゃん」と「困ったさん」どっちにも出会ったんですけど、やっぱり「文句ちゃん」に必要なのははけ口だなと思ったので、こういうはけ口があるってすごい大きいなと思いました。それに、私たちが聞いて「文句ちゃん」がスカッとしてくれるならすごくうれしいなと思ったので、どんどんいろんな人に愚痴って愚痴って、お酒も飲んで、スイーツも食べてっていうふうに、自分で自分を甘やかすきっかけになったらいいなと思いました。
丸山:やっぱり怒ると甘いものを食べたくなるんだなって思ってきちゃって、すごいスイーツパラダイスみたいな番組だなと思いました(笑)。皆さんもぜひ見ながら甘いものを食べていただきたいです。