ラミレス、開幕後も“巨人優勝”の予想が変わらない理由「ジャイアンツには…」

元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が5日、YouTubeチャンネル『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』で公開された動画「【忖度なし】『交流戦で波乱が起きる』巨人は優勝してもCS勝てない!? スポーツ報知と白熱討論!! セ・リーグ中間順位予想! 【スポーツ報知コラボ(2)】」に登場。シーズン開幕前の予想と変わらず、巨人が優勝すると考える理由を語った。
○巨人が優勝すると思う理由は?
シーズン開幕前の順位予想で、巨人を1位にしていたラミレス氏。開幕後の現在も巨人が1位という予想は変わっていないそうで、その理由を「ジャイアンツには球界No.1キャッチャー(甲斐拓也)、そしてNo.1のクローザー(ライデル・マルティネス)がいるからね」「さらに岡本和真という、球界屈指の4番打者もいる」と、中心選手に触れながら説明。「そう考えると、今年はジャイアンツが優勝すると思うよ」と力強く予想した。
また、「キャベッジも帰ってきて、戸郷がまた状態を上げて一軍に帰ってくれば、交流戦くらいまでにはチーム力はかなり上がるよね」と解説し、「菅野智之、戸郷がいなくて、若手投手陣のみでこれだけ勝っていて、リリーフ陣は非常に盤石。打線でキャベッジが帰ってくるし、ヘルナンデスも2軍で状態を上げて戻ってくれば、2人の外国人がスタメンに入ることになるし、そうなると本当にチームは盤石になるね」と、動画撮影時、2軍調整中だった戦力の復帰も大きいと話した。
なお、動画公開日翌日の6日終了時点で巨人は32試合を戦い、17勝14敗1分で2位と、首位阪神を1ゲーム差で追う形となっている。さらに、岡本が6日の阪神戦にて、守備時に中野拓夢と交錯、左肘の筋損傷で長期離脱する見通しとの報道も出ていた。
【編集部MEMO】
アレックス・ラミレス氏は、東京ヤクルトスワローズや読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどで活躍した元プロ野球選手。DeNA時代に日本通算2000安打を達成し、外国人選手では史上初の名球会入り。引退後はDeNAの監督も務めた。