井浦新 10歳から原作の大ファン 作品出演に感無量も「浮かれてられない」愛する故の使命感
2025年5月12日(月)20時10分 スポーツニッポン
俳優の井浦新(50)が12日に都内で行われた、俳優の高橋一生主演の映画「岸辺露伴は動かない懺悔室」(23日公開、監督渡辺一貴)のジャパンプレミアに出席。
作家の荒木飛呂彦氏の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。人気漫画家・岸辺露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描く。
懺悔室で露伴に自らの犯した「あやまち」を告白する謎の男・田宮を演じた井浦。「10歳小学生の頃から原作者である、荒木飛呂彦先生の漫画を読みながら育ってきた」という。大ファンの先生の作品に出演し「心が震わされるような思い」と喜びをかみしめた。
邦画初となる“全編ヴェネツィアロケ”で行われた撮影。「ご褒美だな」と自身を称えながらも「浮かれてられない」と律した。作品を愛するものだからこそ「クオリティをちゃんと作っていかなければならない」という使命感を感じていたようだ。
チームに溶け込むため、芝居より先に「一体感をどう作っていくか」を意識。「本読みから、みんなウェルカムな空気で受け入れてくださって肩がほぐれました。ヴェネツィアでもみんなでやっているような感じだったので、助け合ったり励まし合ったりしました」と振り返った。
座長の高橋の気配りにも感謝を示した井浦。「本当に温かいチームでした。この一座に入って作品づくりをしていることが幸せだなと思いました」と感慨深い表情を浮かべた。