中村勘九郎「生きる鼓動を味わって」 コクーン歌舞伎の開幕に喜びと感謝

5月12日(水)7時49分 エンタメOVO

(左から)尾上松也、中村七之助、中村勘九郎、演出の串田和美氏

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 渋谷・コクーン歌舞伎 第十七弾「夏祭浪花鑑」取材会が11日、オンラインで開催され、出演者の中村勘九郎中村七之助尾上松也、ほかが出席した。

 浪花の市井の人々を描いた「夏祭浪花鑑」は、コクーン歌舞伎で1996年、2003年、08年に上演された人気演目で、今回13年ぶりに上演される。

 コロナ禍で上演する思いを問われた勘九郎は「休業要請で、お店が開けられない方々がいらっしゃる中、エンターテインメントが幕を開けられるのは本当に幸せなことですが、お客さまの安全が第一。安全・安心に見られて、この苦しい日常を少しでも忘れていただけるような舞台空間、肉体の芸術をお届けしたい。それが私たちの使命だと思うし、生きる鼓動を味わっていただけたら幸いです」とアピールした。

 七之助も「いろいろな方々のお考えがあると思いますが、やはり演劇はやめてはいけないと私個人は思っております。『夏祭浪花鑑』はお祭り。お祭りの音を聞くと、腹の底に眠っている人間の魂の震えみたいなのを感じ、これを聞くだけで元気になれます」と語った。

 松也は「僕自身、自粛しているときに演劇、エンターテインメントに救われたということがあったので、上演のチャンスを頂いたからには、お客さまの希望となるようなお芝居にできたらと思います」と言葉に力を込めた。

 本作には、勘九郎の次男・長三郎も出演する。勘九郎は「ゼロから『何でもやっていいよ』という演出を受けたことが、彼の後々の人生に大きなプラスになると思う。いろんなことを吸収して、楽しんで、自由に舞台空間に存在している姿は、親としてもうれしいです」と目を細めた。

 公演は12日〜30日、都内・Bunkamuraシアターコクーンで上演。

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