ユ・ヨンソク、3か国語での演技とマジックに挑戦!「よりスマートな刑事像」目指す『バニシング:未解決事件』

2022年5月13日(金)14時0分 シネマカフェ

『バニシング:未解決事件』ジノ(C)2021 The French Connection

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「賢い医師生活」のユ・ヨンソクと世界で活躍するオルガ・キュリレンコが共演した、韓仏合同製作映画『バニシング:未解決事件』。日本公開を控え、挑戦に満ちた新たな刑事像を体現したユ・ヨンソクのインタビュー&メッセージ映像が到着した。




ユ・ヨンソクがソウルの刑事ジノを、オルガ・キュリレンコがフランス出身の世界的な法医学者アリスを演じる本作。パク・チャヌク監督の『オールド・ボーイ』でのスクリーンデビュー以降、ドラマや舞台でも主要キャストを演じ、活躍のフィールドを広げ続けてきたユ・ヨンソク。映像では、初のグローバルプロジェクトとなる本作の見どころや、演じるジノや本作ならではの新たな挑戦について語っている。

まず、参加のきっかけについては「ドゥニ・デルクール監督、オルガ・キュリレンコ出演の映画だと聞き、面白いプロジェクトだと思いました。当時はコロナの状況が良くありませんでしたが、海外スタッフで韓国での撮影を行うという点にも興味を魅かれました」と語る。

演じる刑事ジノについては、「韓国映画での刑事と言えばワイルドなイメージですが、監督はよりスマートな刑事像を求めていました」と言う。「来韓したアリスと共同捜査を行うが、“アリスが関心を抱くような人物にしたい”という考えがあったそうで、外見も含め、従来のイメージとは違った刑事を作り上げました」とのこと。語学に精通し、若くして班を束ねるエリート刑事ジノの誕生エピソードを明かした。

この映画ならではのチャレンジについては「韓国語、英語、フランス語、3か国語での演技と、ジノの趣味であるマジックです」とユ・ヨンソク。アリスとは主に英語で、ときには覚えたてのフランス語を介してコミュニケーションをするジノ。「外国語での演技はプレッシャーがあり、たくさん練習しました」と明かす。また、姪のユナを喜ばせるために勉強中の趣味、マジックについては「あまり経験がなかったので、マジシャンの方に習いながら準備しました」と語ってくれた。

また、今回が初の来韓になるアリスを演じるオルガについては「以前から好きな俳優でした」と明かし、「韓国のスタッフや我々俳優ともコミュニケーションを取り、韓国料理もおいしそうに食べていたので驚きました。”これがグローバルな俳優なんだ”と感じました」と賛辞を惜しまない。撮影中はミュージカルに出演中だったユ・ヨンソクの舞台をオルガが観劇に訪れ、公演後に一緒にワインを飲んだというとっておきのエピソードも明かしてくれた。

最後に日本の観客に向けて「韓国に来たことのある方は、どのように韓国が描かれているかも楽しめると思います。オルガ・キュリレンコ演じるアリスとジノのかけあいも、劇場でご確認ください。お体に気を付けて、映画を楽しんでください」と締めくくる。チャレンジに溢れた本作では、カリスマと抜け感が同居する新たな刑事像を生み出している。

『バニシング:未解決事件』は5月13日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。

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