「私が言わなあかんねん」!? くわばたりえの“一般ママ代表気取り”、やめてほしい

5月13日(土)1時30分 messy

もちろんBOTANISTもPR(画像:くわばたりえブログより)

写真を拡大

 「クワバタオハラ」のくわばたりえ(41)が、8日放送の『好きか嫌いか言う時間』(TBS系)に出演し、医師に対して持論を展開し、いわゆるプチ炎上状態にある。この日の放送は「病院の言い分VS患者のクレーム」というテーマで、医療従事者と出演タレントたちが議論を交わすもの。“治らないなら治療費を返せ”という患者側のクレームを紹介し、ゲストの大竹真一郎医師が「医者と患者さんの契約は必ず(病状を)よくするというものではない。最善を尽くして診療にあたるというのが契約」であると説いた。

 ところが、これに噛み付いたのがくわばただ。「『100%治せるわけではない』と、病院がそれを言ったら、あかんちゃうんかな」。大竹医師もさらに「病気に絶対に誰でも治せるものなんてないんです」と述べ、議論は平行線。くわばたは「(絶対は)ないかもしれへんけど、『一生懸命がんばります』みたいな……」と、内心はともかくとして患者側に“誠意”を見せるべきであるというニュアンスの主張を繰り広げ、大竹医師も「『100%尽くします』は言えます。『100%治す』、結果を問われると、これは無理ですよ」と、最後まで医師の役割を説明し続けた。

 放送後のネットの反応はくわばたを非常識だと謗るものが多く、「医者は完璧超人じゃないんですよ。何を求めてるの?」「100%病気を直せるのなら今頃人口凄いことになってるよ」「田舎のおっさんとかおばちゃんたちはみんなあんな感じ」「根っからのクレーマー気質」といった具合だが、一方で「いつもの炎上狙いだろう」という見方も。2009年に会社員男性と結婚したくわばたは現在3児の母で、いまや芸人というよりもママ代表のご意見番といった風情でバラエティ出演しており、物議を醸す言動は今回が初めてではないからだ。

「EM菌」激推しブログ

 たとえば東日本大震災から6年を迎えるタイミングである今年3月8日、「風評被害」をテーマにした『あさイチ』(NHK)の放送にくわばたがゲスト出演した際のこと。東京電力福島原子力発電所の事故を受け、福島県では震災翌年から県産米の放射線量をチェックする全量全袋検査を実施しており、14年収穫分からは食品衛生法上で定められた基準値を超える米は出ていない。このように放射線量を計測し安全が保障されているにもかかわらず、福島県で収穫された米をはじめ、農作物に拒否感を示す消費者はゼロではないことをどう捉えたよいのか、という議題だった。くわばたは「福島産の農作物に拒否感を示す消費者」のひとりとして、放送では「なんか、『福島米食べてます』って言えない自分がいる。この前スーパーに行ったとき、売ってたんです。ちょっと安く。でも、買わなかった。安全なのに」「みんな買ってないから、私も買わんとこっていうのがどこかにある」と語り、共感と批判の両方がネットで飛び交った。



 くわばたは「子を持つ親として、不安である」というスタンスを貫く。その不安を表明することが無意味だとは言わないし、彼女の言葉によってモヤモヤした気持ちを代弁してもらったと感じる一般市民もいるだろう。くわばたのブログコメント欄には、共感の声が随時寄せられている。ともすればくわばたが「私が言わなあかんねん!」と使命感を感じている可能性もある。

 しかし、ブログをちょっと見てみると、くわばたが何を信用するかの基準が実に曖昧であることがわかる。

 くわばたは、曰く「抗酸化力を持つ有用微生物群で、食品加工品にも使われている、善玉菌の集まり」である“EM菌”が入った『宝の水』で養殖したすっぽんを乾燥させ丸ごと使っているサプリメントを激推ししている。このサプリについてはブログでの言及数が多く、ブログ検索をかけると数え切れないほどの記事がヒットする。風邪をひかないのもこのサプリのおかげであるかのような記述があり、妊娠中でも服用できることをたびたび謳っている。アメブロ芸能人は様々な企業の商品をブログで紹介して広告料を得るものだが、くわばたブログは特にこうした宣伝めいた記事が多い印象を受けた。サプリの他、かつてはウォーターサーバーなども宣伝していた。しかもその宣伝文句に「放射性物質や水質の検査も定期的に実施してて 独自特許技術で衛生状態が高いので 赤ちゃんにも安心・安全なお水です!」と、定期的な検査をしているから安心であると綴っているのだが、ではなぜ定期的に放射線量を計測している福島の米に抵抗感があるのか、どうして福島の調査は信じられないのに『宝の水』は信じるのか、なかなか理解に苦しむ。

THE・ママタレ

 ブログの文体は完全に関西弁で綴られ、その内容はほぼ育児。関西の肝っ玉母ちゃん的なスタンスでブログを書いているのかもしれない。米に対する発言も、サプリやウォーターサーバーの宣伝文句も、すべて“安心で安全な生活を送りたい”という思いから来ているものだろう。子育て中の母親の中には、食を中心に、安心・安全なものを求める傾向が強い層がたしかに存在するが、くわばたもそうした母親の一人のようだ。だが安心・安全を選別する基準が曖昧すぎる。

 現在のくわばたは、私が日本のママ代表といわんばかりの“母ちゃん属性推し”だが、世の母親が皆こうだと思われたらどうしようという心配を、筆者も未就学児のイチ母親として持ってしまう。母親という共通点だけで同じ括りに入れられたら困る。もはやお笑い芸人としての仕事(たとえば『TBSオールスター感謝祭』でのローション競争であるとか、コント番組等への出演とか)はなく、情報バラエティで「妻として・母親として」意見を言う仕事がメインのくわばた。番組を制作する側は、彼女にママ代表という立場での発言を求めているのだろうし、彼女自身もそれを認識して振舞っているだろう。しかし、子供を産んだ女性は確かに母親だが、母親という生き物に変身したわけではなく、ずっと同じいち個人だ。そう考えてみると、母親ポジションでしかメディアに出て来ないくわばたの存在は、正直に言って奇妙である。あまりにもママ属性が強すぎて、引いてしまう。もちろん、彼女にそのような振る舞いを求めるテレビ側の責任も重い。わかりやすさを重視しすぎだ。

 相方であり二児の母となった小原正子(41)は、「週刊女性」(主婦と生活社)に、家族でハワイ移住する計画があること、そこからコンビ解散の話が浮上していることを報じられている。くわばたは7日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で「何も聞いてない」と解散を強く否定したが、小原は相方の現在の活動をどう見ているのだろうか。

(ブログウォッチャー京子)

messy

「くわばたりえ」をもっと詳しく

「くわばたりえ」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ