NYで拍手喝采“ジェロ”コール、セントラルパークで史上初の演歌。

5月13日(火)10時0分 ナリナリドットコム

演歌歌手のジェロ(32歳)が5月11日(日本時間12日)、母国である米ニューヨーク・セントラルパークで行なわれたイベント「Japan Day」に出演した。セントラルパークでプロ演歌歌手のパフォーマンスが行われるのは、史上初のこと。2008年のデビューから今年で6年目、母国でジャパニーズ・ブルースとも言える“演歌”を披露し、ステージ会場は拍手喝采となった。

「アメイジングボイス!ジェロ!」と司会に紹介され、デビュー曲「海雪」を歌い上げるジェロ。続いて子どもの頃に初めて覚えた演歌でもある美空ひばりの「越後獅子の唄」、また、先月発売した新曲「なきむし倶楽部」など計4曲、約20分のパフォーマンスを行い、ニューヨーカーら観客2,000人に演歌の魅力をアピールした。米国在住の友人たちも駆けつけ、ジェロは「こんな天気の良い日に外で歌え、とても気持ちがいいです!」と母国での凱旋ライブを楽しんだ。

デビューした年に数々の新人賞を総ナメ、そして来日前から念願だったNHK「紅白歌合戦」にも出場、瞬く間に人気歌手になったジェロ。以来、演歌歌手として日本と米国の架け橋となるべく、米各地で行なわれるイベントへも参加してきた。

「Japan Day」は日米市民の交流促進などを目的に2007年にスタート、昨年はイベント全体で約4万5,000人が来場、今年で8回目を迎えた。セントラルパーク内には日本の文化を伝えるさまざまなテント(書道、折り紙などまた、みそ汁、お好み焼などの料理)が設けられ、ステージでは日本の芸能を紹介するパフォーマンスが披露される。過去には渡辺貞夫、レナード衛藤といったアーティストが出演。ジェロもこれまで主催者から出演依頼を受けていたがスケジュールが合わず、今回待望の初出演となった。

自身のパフォーマンスに続き、お祭り音頭へも参加。曲は「ニューヨーク音頭」。「ビッグアップル チョチョンがチョン!」と太鼓や笛、三味線とともにラップも入る異色の音頭だ。これまで日本において、プライベートでは盆踊りなども含めて意外にもお祭りへの参加が未経験だったジェロ。初めてのお祭り音頭をニューヨークの舞踊団体“The Japanese Folk Dance Institute of New York"、そして地元の高校生たち(ラガーディア高校)総勢約20人とコラボした。ジェロは「ニューヨーク音頭」を歌い、日本の伝統芸能の1つとして紹介。「日本文化の良いところをたくさん知って欲しい」とアピールした。

終演後にも観客からは“ジェロ”コールが鳴り止まない大盛況のライブとなり、イベント関係者からも「ワンダフル!これから毎年来て欲しい」と称賛の声も。今後「ニューヨーク音頭」のCDによる米国発売も現実味を帯びてきそうだ。

もともと演歌を好きになったのは日本人である祖母の影響から。母国では名門ピッツバーグ大学へ進学しエンジニアとしての将来を嘱望されたが、演歌歌手になる夢を捨てきれず来日。エンジニアとして仕事をしながら、各地のカラオケ大会で優勝、それらがきっかけとなりプロデビューの道を掴んだ。「これからも海外で演歌の魅力を伝えていきたい」。そう語るジェロは、今後も日本の文化を海外へ伝えていく決意だという。


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