中居氏代理人 大塚家具騒動の“女軍師” 「東京丸の内法律事務所」長沢美智子氏ら5人
2025年5月13日(火)4時10分 スポーツニッポン
中居氏の代理人には「東京丸の内法律事務所」の長沢美智子弁護士ら4人と「一色法律事務所・外国法共同事業」の長沢幸男弁護士の計5人が名を連ねた。
美智子弁護士は早大卒業後、1984年に弁護士登録。企業法務や事業再生、M&Aなどを重点的に手がけてきた。学習院大学法科大学院教授なども務めていた。
特に名前が知れ渡ったのが、2013年3月から社外取締役を務めていた大塚家具のお家騒動。2014年に父の大塚勝久会長と娘の久美子社長(いずれも当時)が主導権を争い、プロキシーファイトを繰り広げた。美智子氏は、社外取締役として久美子氏側に賛同。次々と手を打って久美子氏を勝利に導いた「女軍師」だったとも言われている。
中居氏の代理人は当初、フジテレビの番組出演もしていた弁護士が担当していた。女性アナウンサーとの示談などをこの弁護士が手がけたが、フジ社内の法務相談なども内々に受けており、利益相反ではないかとの指摘が上がっていた。
テレビ関係者によると「中居さんは新たな代理人を探したが、なかなか依頼を受けてくれる弁護士が見つからなかったと聞いている」という。今回、中居氏が相手取ったのはフジの第三者委員会。「企業法務に関しては“最強弁護士軍団”となったのではないか」(同関係者)との声が上がった。