巨人V9達成の勝利球に衝撃の鑑定額! テレ東「開運!なんでも鑑定団」 司会・今田耕司は「凄い凄い!」
2025年5月13日(火)21時54分 スポーツニッポン
13日放送のテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」(火曜後8・54)で、超ド級のお宝が登場した。
依頼人は陸上の十種競技で64年の東京五輪に出場し、プロ野球界初のトレーニングコーチを務めた鈴木章介さん(88)。1973年に巨人が日本シリーズ9連覇を達成した瞬間の勝利球を持ち込んだ。当時、ベンチにいたという鈴木さんは、そのボールを捕球した高田繁から譲り受けたと明かした。
ボールには“打撃の神様”と呼ばれた川上哲治監督をはじめ、“ミスタープロ野球”長嶋茂雄、“世界の王”こと王貞治らV9戦士21人のサインが書かれており、本物だと証明する高田本人のメッセージが書かれた書面も添えられた。
プロ野球史に残るお宝に、鈴木さんの本人評価額は300万円。司会を務めるお笑いタレントの今田耕司(59)も「今の球団の人たちが“どこにあるんだろう”って探しているかもしれない」と興奮を隠せない様子だった。緊張に包まれる中、下された評価額は何と1000万円。衝撃の数字にスタジオからは驚きの声と悲鳴が上がり、今田も「凄い凄い!」と目を丸くした。
鑑定を担当した「COLLECTIBLESFIELD」代表の山本清司氏は「コミッショナーの承認スタンプが押されているので、間違いなく試合で使用された公式球」と断言。薄くなったサインに言及し、「実際に使用されたボールにはいろんな不純物が付いているのでインクの乗りが悪く、未使用のボールに比べると退色が早いという傾向がある」と説明した。
高額評価の理由については「『九連覇 日本シリーズウイニングボール 1973年』ときっちり書かれていること、最後のアウトを取った高田繁さんの『本物である』という証明書がついていることが大変重要で、このボールの価値を一層高めている」と話した。
本人評価額を大きく上回る金額に、鈴木さんは「本当に涙が出ます」と感無量の様子だった。