宇野昌磨、日本の後輩たちへエール「楽しく自分が目指しているスケートを」

2024年5月14日(火)15時28分 オリコン

日本の後輩たちへエールを送った宇野昌磨 (C)ORICON NewS inc.

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 競技生活からの引退を発表したフィギュアスケーターの宇野昌磨(26)が14日、都内で記者会見を行った。

 シックなスーツに身を包み、「このたび、私は、現役フィギュアスケート選手を引退することとなりました」と報告。ファンや関係者に感謝を伝えた上で「今後もスケートを、プロとしてですけれども、スケートを続けていくことには変わりはない」とプロ転身を表明した。終始笑顔で語り、涙はなかった。

 4回転アクセルを成功させたイリア・マリニンら新星が誕生している。マリニンらと戦う後輩たちへのエールを求められると「僕もこの前アイスショーで昔のプログラムを滑ったので、昔の競技の映像を見ることがあったんです。自分の映像を見ても、この数年間でフィギュアスケートという技術がすごく進化したなって思っていました。そして表現の部分でも、本当に進化しているんだなっていうのを実感しました。 どんどんハイレベルになっていくフィギュアスケートが今後も楽しみです」としながら「日本の後輩の子たちは、みんなマジでいい子しかいない。スゴく仲もいいですし。全員のいい結果をもちろん望みますけれども、本人が1番楽しく、自分が目指しているスケートを体現できる選手が1人でも多く現れればいいなと思います」と激励していた。

 宇野は9日に自身のインスタグラムを通じて「この度、現役選手を引退する決断を致しました」と発表。「5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ、素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝しております」とつづっていた。

 1997年12月17日生まれ、名古屋市出身。幼少期からフィギュアスケートを始め、2015年に世界ジュニア選手権優勝。18年平昌五輪で銀メダル、22年北京五輪で銅メダル。22年・23年の世界選手権を連覇した。全日本選手権は6回優勝。所属はトヨタ自動車、マネジメントは今年5月からヒーローズマネジメント。同社は、交際を公表している本田真凜(22)のマネジメントも手がけている。

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