『デッドプール2』大熱狂のNYプレミアに忽那汐里も「楽しんでいます!」
2018年5月15日(火)20時15分 シネマカフェ
この日、タイムズスクエアにも巨大広告が設置され、注目度の高さを表したNYプレミア。「AMCロウズ・リンカーン・スクエア」の前に敷かれたレッドカーペットを取り囲むように、500人以上の熱狂的なファンが集結。しかも、そのほとんどがデッドプールのコスプレ姿で参戦。多くの女性ファンも特注のデッドプール衣装を纏い、NYカルチャーの中心を地であるリンカーン・センター一帯は大量のデッドプールに占拠されることに!
■忽那汐里、初めて尽くしのレッドカーペットに大興奮
スタッフ&キャストが到着するたびに黄色い歓声が起こり、全米から集まった人の取材陣のフラッシュがまたたく。そんな中、ひときわ注目を集めたのが、今回がハリウッド・メジャー作品デビューとなった忽那さん。
桜のような淡いピンクのノースリーブドレスというファッションに身を包んだその姿に、フラッシュの瞬きが一層激しくなる。忽那さんは初めてのNY、初めてのハリウッド・メジャー作品のレッドカーペットとあって、興奮が隠し切れない様子。「正式なアメリカで行われるレッドカーペットもですが、実はNYに来るのも初めてなんです! (会場の熱気が)すごいですね! 楽しんでいます!」と笑顔を見せた。
■ブレイク・ライヴリーも「デップー」カラーのドレスで登場
まず、レッドカーペットに登場したのはデッドプールを演じたライアン・レイノルズ。妻で女優のブレイク・ライヴリーと共に登場すると、ファンの盛り上がりは凄まじく、大歓声が響き渡った。ファッションアイコンとしても注目を集めるブレイクは赤と黒を基調とした「デッドプール」カラーのドレスを着こなし、会場を彩った。
続いてレッドカーペットには、ケーブル役を演じたジョシュ・ブローリン、デッドプールが組織するX-フォースのメンバー、ドミノ役のザジー・ビーツ、デッドプールの恋人役を前作に引き続き演じたモリーナ・バッカリン、デヴィッド・リーチ監督らが次々と登場。会場のボルテージは最高潮に達し、キャスト&スタッフたちはファンのサインの求めにも積極的に応じた。
本作で主演だけではなく、製作&脚本も務めるライアンは「映画作りの過程は1人だけで行えるものではなく、関係者全員が力を合わせて成し遂げたもの。関係者全員がデッドプールと共に毎日を過ごしてきて、強い愛着が湧いてきた。デッドプールに対するスタッフの深い愛情がきっと映画に反映されていると思う」とコメント。
「だからこそ、とても楽しく映画作りに励むことができたよ。かっこいい答えじゃないかもしれないけど、本心なんだ。デッドプールが大好きさ」と語り、ハマり役であるデッドプールへの愛を表現した。
■ライアン・レイノルズ絶賛「汐里さんは素晴らしいよ!」 役名は“ユキオ”
そんなライアンは“ユキオ”役を務める忽那さんに、「汐里さんは素晴らしいよ! 汐里さんのことは大好きだ! ユキオ役を生き生きと、楽しく描いてくれた。今後、彼女のキャラクターがさらに活躍することを楽しみにしている。いまよりももっと大きなキャラクターになると思う。楽しみだ!」と忽那さんの存在感を絶賛。
対する忽那さんも、ライアンとの初共演を「ものすごく気さくな方です。主演、プロデューサー、脚本も務めているので皆に気を遣ってくれました。アットホームな雰囲気で途中から参加した私もチームの中に入れてくれて嬉しかったです」と、彼の気配りについてコメント。
さらに「オーディションは3〜4回あり、最終に近づいていくほど、緊張しました! 受けていたオーディションの中で一番の大作なので、受かった時はびっくりしました」とハリウッド・メジャー作品初出演への秘話を披露。日本のファンへも「お待たせ致しました! 日本のプレミアは最終地点なので、楽しみにして頂ければと思います!」と期待を込めてメッセージを贈った。
19時30分からの上映が始まっても、会場に入りきれないファンが名残惜しそうにレッドカーペットを取り囲む中、場内ではプラチナチケットを幸運にも入手した観客たちが、一切の事前情報が明かされなかった超話題作に、驚き、笑い、そして思わぬ感動に酔いしれていた。
『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。