豪華キャスト陣が勢揃い 劇場アニメ「プロメア」完成披露舞台挨拶に行ってきた

5月16日(木)16時18分 おたくま経済新聞


 TVアニメ「天元突破グレンラガン」(2007)、「キルラキル」(2013)での名コンビ、今石洋之監督と中島かずきさん(脚本)が再びタッグを組んだ、TRIGGER制作の完全オリジナル劇場アニメーション「プロメア」(5月24日公開)の完成披露舞台挨拶が、5月15日にTOHOシネマズ六本木で開催され、今石洋之監督のほか松山ケンイチさん、早乙女太一さん、堺雅人さんらキャストの皆さんが登場しました。

 熱くドラマチックな展開と大胆なカット構成で知られる今石・中島コンビの新作とあって、2017年夏のプロジェクト発表時から大きな期待が寄せられていた「プロメア」。突然変異で誕生した炎を操る人種“バーニッシュ”の攻撃的な一派“マッドバーニッシュ”と、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊“バーニングレスキュー”の戦いを描きます。



 物語の中心となるバーニングレスキュー新人隊員ガロ役には、大河ドラマからコメディ映画まで幅広く活躍する松山ケンイチさん、そしてガロの宿敵となるマッドバーニッシュのリーダー、リオ役に舞台や映画、ドラマと近年注目作への出演がめざましい早乙女太一さんというW主演が実現。そしてガロの憧れの人物である自治共和国プロメポリスの司政官にしてフォーサイト財団の理事長・クレイ役には、OVA「戦闘妖精雪風」(2002〜2005)での名演が思い出される日本を代表する俳優、堺雅人さんがキャスティングされるほか、脚本の中島かずきさんが座付き作家を務める<劇団☆新感線>の古田新太さんら、超豪華なキャストも話題となっています。



 そんな映画『プロメア』の完成を記念して、松山ケンイチさんや早乙女太一さん、堺雅人さんはもちろん、国家救命消防局(FDPP)に住み着くヘルメットをかぶったネズミのビニーを演じるケンドーコバヤシさんや、バーニッシュの研究を長年続けるプロメス博士役の古田新太さん、バーニングレスキューの女性隊員アイナを演じる佐倉綾音さんといった超豪華なキャスト陣と、今作の脚本を務めた中島かずきさん、今石洋之監督が登壇し、完成披露舞台挨拶が開催されました。



 会場には受付時間の40分前に行ったのですが、すでに多くの前にマスコミが駆けつけていて、筆者は15番目……。注目度の高さが伺えます。そんな中、完成披露舞台挨拶は始まりました。

 まず、セリフの収録から1年が経って、ようやく完成版を見たという松山さんは「驚いたのは、色。色の鮮やかさや表現が、今まで見たことがないものになっていたので、すごく引き込まれた」と感想を話し、早乙女さんも「すごいカラフルで、ボルテージが上がった」とコメント。



 今回、カギを握る人物を担当している堺さんは、後半すごく大きな声を出すシーンが多いので、最初は声量をセーブしていこうとしていたところ、監督から「セーブするな」と言われてしまったとか。「(5段階の1から徐々にボルテージを上げていこうとしたら)割と早い段階でレベル5にいってしまい、その時、目まいに似た感覚がしたのを覚えている」と、収録での苦労を話していました。



 その流れで、「バーニングレスキュー」のマスコット的な存在のネズミ“ビニー”の声を担当したケンドーコバヤシさんは「台本を見たら、セリフが白紙だった。焦って、パンツがビシャビシャになった」と話し、会場を笑わせていました。

 そんな中、登壇者の中で唯一本職の声優である佐倉綾音さんは収録時を振り返り、声を聴くだけで誰かわかるけども、キャスト本人の顔が思い浮かばないほどキャラクターとシンクロしていたと話し、声優でもキャラクターと同化した演技をするには難しいことなのに、実写の俳優として活躍されている人たちがそれほどの演技を収録マイクの前でしているのに驚いたと感想を語っていました。

 ちなみにインタビュー中、松山さんが「堺さんとは今回初めての共演で、すごいシーンで、クライマックスかな……?あ、言っちゃダメか……」と言うと、ケンドーコバヤシさんが「もうクライマックスって言うたからね」とツッコミを入れられる場面が……。いったい、クライマックスにどんなすごいシーンが待っているのでしょうか。これは注目ですね。

 また、今石監督や脚本を担当した中島さんと長い付き合いである古田さんは、お芝居に関して「『こういう感じで』『はい』みたいな感じ」だったそうですが、佐倉さんは初めてだったにも関わらず、今石監督からいきなり「いつもの感じで」と言われたため、いつもじゃない人(私)もいると怒ったとのこと。今石監督も「怒られました……」と話し、会場の笑いを誘っていました。



 終始、和気あいあいとした雰囲気で進んでいった完成披露舞台挨拶。最後に今石監督は「うんざりするくらい“こだわった”けど、すごく見やすいので、何も考えずに楽しんでください」と話し、松山さんも「今石監督が表現する“熱さ”は時代にマッチした“熱さ”なので、楽しんでいただけると思います」と結んでいました。今回は炎を操る人種が出てくる、文字通り「熱い」物語なので、そこに今石監督の熱血がどのような熱さをさらに加えるのか。5月24日からの劇場公開でぜひ目にしてください。



(C) TRIGGER・中島かずき/XFLAG

取材協力:東宝映像事業部

(取材・撮影:佐藤圭亮)

おたくま経済新聞

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