道民あるある? 大泉洋らTEAM NACSを全国TVでみると保護者目線で手に汗握る

5月17日(金)16時29分 おたくま経済新聞


 大泉洋さんや安田顕さんら、テレビドラマや映画で存在感を見せる演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバー。しかし彼らの地元、北海道民はちょっと他の地域とは違った心境で活躍を見守っているようです。そんな「北海道民のわりとリアルな気持ち」を表現したまんが家さんの投稿がTwitterで話題になっています。

 この投稿は、まんが家の横山了一さんがツイートしたもの。2000年代に大泉洋さんが全国区のドラマに出演している時の心境と、2010年代に安田顕(ヤスケン)さんが同じく全国区のドラマに出ているときの心境をまんがで表現しています。それは彼らがドラマでお芝居をしていると、まるで学芸会で子供の発表を見ている親のような目線で、ちゃんとお芝居ができてるか目が離せなくなってしまう……というもの。さすがにドラマはNGの場合撮り直しをしてるので、実際に失敗した様子がそのまま放送されることはないのですが、やはり気になってしまうようです。

 TEAM NACSは、北海学園大学の演劇研究会に所属していた森崎博之さんをリーダーとして、サークル仲間の安田顕さん、大泉洋さん、戸次重幸さん、音尾琢真さんで結成された5人組の演劇ユニット。最初は森崎さんと安田さんの大学卒業記念で、1回だけの「旗揚げ&解散公演」という形にするつもりだったのが、色々あって復活し、活動継続という流れに。1990年代終わり頃には、北海道で一番チケットの取れない劇団として知られるようになっていました。NACSのメンバーは並行して他の劇団にも参加しており、森崎さんや大泉さんらは劇団イナダ組、安田さんはHTB「水曜どうでしょう」のミスターこと、鈴井貴之さんの劇団OOPARTSに在籍していたことも。

 彼らが注目されるようになったきっかけは、やはり大泉さんのテレビ出演。大学在学中から、HTB(北海道テレビ放送)の深夜番組「モザイクな夜V3」の“元気くん”を経て「水曜どうでしょう」に出演し、そのキャラクターから人気となります。その後ほかのメンバーもHTB「いばらのもり」や「鈴井の巣(のちに「ドラバラ鈴井の巣」)」、AIR-G’(エフエム北海道)「GOLGO(2000年からGOLGOLGO)」などに出演し人気に。ついにはTEAM NACSの冠番組である「ハナタレナックス」が2003年から始まり、現在もHTBで放送中です。

 全国区のドラマや映画ではシリアスな演技を見せるTEAM NACSのメンバーですが、北海道のローカル番組に出演している時は自由そのもの。たとえば安田さんは「平成の怪物」とも呼ばれ、なにかと脱ぎたがるクセや無類の不器用っぷり、自在におならを操る“ヘコイダーマン”というキャラでも知られています。また牛乳の早飲みで知られるものの、必ずその後に発生する大惨事(安田を経て大地に還る)とセットで覚えている人も少なくありません。

 このため、北海道の人からするとTEAM NACSは「近所のお兄ちゃん」的な身近さで見ているのです。テレビに出始めた頃の彼らは確かに素人くさく、まさに近所のお兄ちゃんがテレビに出ちゃった、といった感じでした。横山さんもTEAM NACSのメンバーと同じく北海道釧路市出身で、大学まで北海道にいたこともあり、彼らを北海道時代から見てきているので、つい「全国区の番組に出て大丈夫か?」と、保護者目線で見てしまうのかもしれませんね。

 筆者は北海道出身ではありませんが、かなり初期から「どうでしょうリターンズ」を見ていたこともあり、今は見られない安田さんがDNA(どうでしょうナビゲートあんちゃん)として冒頭に出ていたのをよく覚えています。「カントリーサインの旅」のとある回で、安田さんがパンツ1枚の姿になり「パンイチ刑事(デカ)」なんてやっていたのを、再びどこかで見られたら……なんて贅沢なことを思ってしまうのでした。



<記事化協力>

横山了一さん(@yokoyama_bancho)

(咲村珠樹)

おたくま経済新聞

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