子どもが糖質制限で成績アップ

5月18日(土)6時0分 ダイヤモンドオンライン

まるで“浮き輪”のようなお腹まわり・・・このポッコリお腹をなんとか凹ませたい。

でも、「あんまり頑張らずに」ってのが人情ですよね。

運動すれば痩せるのはわかってる。

けれど、それができない。やりたくないんですよね。

わかってます、わかってますとも!

その体脂肪、運動ナシでも落とせる方法を教えましょう。



 前回に引き続き、もうちょっと子どもの糖質制限について話をしましょう。というのも、子どもが糖質制限をしても「本当に大丈夫なのか?」「効果があるのか?」と心配な人が多いと思うからです。


 そうした心配を払拭するうえで参考になるのは、北九州の学習塾「三島塾」の実例です。

 塾長の三島学さんは、ご自身が糖質制限を実践して糖尿病を克服しました。

 その効果を実体験したことを踏まえて、塾に通ってくる保護者と子どもに糖質制限を指導しています。


 きっかけは、糖質制限を始めて驚くほど元気になった三島さんを間近で見ていた塾生から、「先生の糖質制限を自分たちにも教えてほしい」と頼まれたことでした。

 そこで三島さんは、子どもが大好きなお菓子ジュースはもちろん、ご飯パン麺類といった主食を極力食べないように指導しました。大人の糖質制限と同じことです。

 その代わりにチーズバター野菜など、糖質制限的にOKな食材をたくさん食べるように指導したのです。


 成長期の子どもには、糖質は必要不可欠だと考える医師や栄養士は多いです。

 しかし、子どもの成長に欠かせない栄養素は、糖質とは違って体内では作り出せないたんぱく質と脂質、それにビタミン、ミネラル、食物繊維です。

 血液で酸素を運んでいる赤血球のように、糖質(ブドウ糖)しかエネルギー源にできない細胞もありますが、そのブドウ糖は肝臓の糖新生という働きでいくらでも作り出せますから、わざわざ食事で摂らなくていいのです(乳幼児はこの糖新生の働きが未熟なため、母乳に含まれる乳糖で補っています)。


 糖質制限で血糖値が安定すると、集中力もやる気も高まるため、勉強にも熱心に打ち込めるようになります。

 逆に糖質過多だと血糖値の乱高下が生じて、集中力もやる気も低下しがちです。


 集中力を保てず、不注意をおもな症状とする注意欠陥多動性障害(ADHD)の子どもの増加が教育問題となっています。

 ADHDと診断される子のなかには、糖質過多による血糖値の乱高下が関係するケースが少なくないと考えられます。

 糖質制限を導入した三島塾では、子どもたちに次のような効果が現れています。


居眠りがなくなり、集中力が高まって勉強がどんどん進むようになった

偏差値が上がり、難関大学やトップ校に合格する子どもたちが増えた

アレルギー体質、アトピー性皮膚炎、冷え性といった体調不良が改善した


 子どもは成長にともなって、必要な摂取カロリー量が右肩上がりに増えます。

 そのため、単純に糖質制限をするだけだと、摂取カロリーが不足することも考えられます。

 その点は成長期を終え、必要な摂取カロリーが年を取るとともに下がっていく大人との大きな違いです。

 子どもの場合、糖質制限をすると同時に、たんぱく質と脂質をたくさん摂り、カロリー摂取が減らないように大人以上にくれぐれも気をつけてください。


(次回へ続く)

ダイヤモンドオンライン

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