i☆Ris、16thシングル「Changing point」座談会 - 一瞬を逃さないように

5月18日(金)17時0分 マイナビニュース

声優とアイドルのハイブリッドユニットのi☆Risが、5月9日に16枚目のシングル「Changing point」をリリースした。

「Changing point」は、現在放送中のTVアニメ『魔法少女サイト』のOPテーマでもあり、i☆Risにとっては初の深夜アニメタイアップ作品となる。今回は彼女たちに、シングルについてはもちろん、4thツアーについて、そしてこれまで女児向けアニメの『プリパラ』の主題歌を担当していたi☆Risが、深夜アニメ『魔法少女サイト』のOPを歌うことによって生じた意識の変化について訊ねた。

▼自分たちらしさを表現しないといけない

——16枚目のシングルとなる「Changing point」はTVアニメ『魔法少女サイト』の主題歌でもあり、初の深夜アニメタイアップ楽曲。まず、楽曲を最初に聴いた時の印象は?

山北 長年『プリパラ』のキラキラした曲を歌ってきた身としては、これまでとの楽曲の違いを感じて「これが表題曲か」とニヤニヤしました。これで新たな層がi☆Risに興味をもってもらえたらとワクワクしています。

久保田 そうそう。「Changing point」のようなクールな曲って、i☆Risとしてはカップリングの方に多かった。そうなると聴いてくれる方は限定されるんですよね。でも、今回は表題曲になっているからこそ、ステージでも歌いやすいし、これまでi☆Risを知らなかった方たちに知ってもらえるきっかけになるなと思いました。

茜屋 メロディラインは爽快感があって格好良いよね。そして、歌詞は泥臭く、もがいている様子が描かれている。『魔法少女サイト』の内容と同じくハードな歌詞だけど、最後に希望が出てきて、芯の部分がしっかりしているんだなって。

芹澤 サビの部分が特に良いですね。『魔法少女サイト』はダークな部分もあり、戦闘シーンもありというアニメです。激しい戦闘シーンと楽曲を合わせたときに、疾走感が生まれる。引き込まれますね。

若井 「Changing point」は、i☆Risが歌うとか、『魔法少女サイト』の主題歌ということを抜きにしても良い評価が生まれる楽曲だなと思いました。単純に楽曲が良くてそこに『魔法少女サイト』の世界観が合わさるとさらによくなるんだなと。i☆Risとしては、あまり踊る感じの曲ではないし、振り付けも想像できなかったんですけど、だからこそ自分たちらしさを表現しないといけないなと思いました。

澁谷 表題曲にしては驚きのイントロの短さなんですよ。でも、イントロの段階で、好きな曲だなと思いました。なので、レコーディングも楽しかったです。

▼闇にひたっています

——初の深夜アニメタイアップという点で意識したり気をつけたりしたことはありました?

芹澤 いまは自分のなかに「深夜アニメだから」という意識はないんですけど、これから意識していくんじゃないかと思います。これまでとは聴いてくれるファンの方々も違いますし、フェスなどの大きいイベントで歌ったときにどういった反応がもらえるかが楽しみですね。

久保田 「Changing point」はアイドルというよりアニソンアーティスト曲っぽさが強いんですよ。『プリパラ』はキラキラ系でアイドル寄りの楽曲なので、その違いをどう出したらいいのかなと思います。私たちはソロのアニソンアーティストではないので、いかに楽曲のなかで声優アイドル感をおりまぜて、私たちにしか出せない色を表現するかですね。

若井 『魔法少女サイト』というアニメを背負っていて、世界観がしっかりしているからこそ、表現しやすいところはあるよね。

茜屋 うん。『プリパラ』は小さい子が中心になって聴いてくれているし、アイドルアニメのタイアップということで明るい楽曲が多かったんです。なので、『プリパラ』のときは明るさを意識して歌っていました。個人的に、楽曲としては「Changing point」のほうが歌いやすかったので、逆にこれまでより肩の力を抜いて歌えた気がします。自分の境遇的にも当てはまっているので、感情のままに歌いましたね。

山北 私もひみと似ていて、『プリパラ』のときは「いつもよりテンション上げて歌ってください」って言われていたんですよ。でも、『魔法少女サイト』と山北の心が合っているところがあるのか、こういったダークなテンションの楽曲はよく聴きますし、キー的にも歌いやすいんです。なので特に作らず歌いました。歌詞の内容的には前半がネガティブで後半がポジティブなんですけど、私はネガティブな歌詞の部分ばかり歌っているなって(笑)。みんなは暗闇の中に光を見出しているけど、私は結構、闇にひたっています(笑)。

澁谷 全体的に見ると、自分たちでもわかるくらい、格段に表現力が上がっていると思います。Dメロの最後にひみちゃんが"怖くても…"と歌っているんですけど、ここの声の表情がすごく良いんです。私もそのパートの直前"確かな未来走り抜けるよ"のカ所を一緒に歌っているから、手を差し伸べたくなる、でも触れられない。そんな声色。ふつうにアイドルをやっていただけでは、歌の中では生まれないなという表現がたくさん込められています。i☆Risの6年間が詰まっていますね。

▼憧れた魔法は?

——MVでは茜屋さんが目隠しをされて縛られているシーンもあって、作品に負けず劣らずなハードさでしたね。

茜屋 そうなんですよ。縛られて視界も遮られていたので、スタートがかかるのを座って待っているだけ。ストーリーとしては私が闇の住人に引き込まれて、私が葛藤して叫んで、その結果闇に堕ちるという。頭を抑えるシーンではやりすぎてカメラからフレームアウトしてしまうこともありました(笑)。

若井 私たちはそれらを経て闇に堕ちた5人です。

澁谷 同じ日に撮影したんだけど、撮影自体はバラバラだったから、こういうことしてたのかって発見しました。

——MVのダンスシーンについては。

茜屋 今回いろんな視点から撮ってもらったんですよ。

澁谷 横から撮られるのはいままでにないから緊張したよね。横一列になったとき、手を前に出した時の高さや角度とか、バラバラに見えないように、いつも以上にしっかりやらなきゃとは思っていたんですけど、映像を観たら揃っていて感動しました。

若井 あ、横一列で観たとき、はじめて自分がちっちゃいんだなって気付いた。

澁谷 いま(笑)? 遠近法みたいになってたからね。

若井 意外と身長差あるんだなーって。

——『魔法少女サイト』では様々な魔法が登場しますけど、みなさんも魔法に憧れた世代ですか?

茜屋 憧れましたー。『おジャ魔女どれみ』とか。

若井 『どれみ』!

久保田 あー! 好きだった。

芹澤 『シュガシュガルーン』が好きでした。

澁谷 私は『魔法戦隊マジレンジャー』。

茜屋 大好きー! エンディングで踊るの大好きだった。

山北 私は『魔法少女まどか☆マギカ』かな。微妙に『どれみ』世代ではないんだよね。『セーラームーン』も魔法少女ではないし。

澁谷 『クリィミーマミ』?

茜屋 さきさまはいつ生まれなの?

澁谷 テクマクマヤコン?

山北 そういう力は使えたらいいなとは思うけど!

——みなさんが使いたい魔法ってなんですか?

山北 私はバリアが欲しいですね。小さいときにママを守れる魔法が欲しくて、どんなことが起きようと守れる空間が欲しかったんです。

茜屋 私はスーパー戦隊や『ハリーポッター』が好きなのもあって、戦うための杖が欲しかったです。杖から光や光線を飛ばしたい!

若井 私は空が飛びたい。羽をはやしたいなー。

芹澤 小さいころなんですけど、雲の上から好きな人を監視したかった。いま何をしているのかとか全部知りたかったんです。監視魔法!

澁谷 私は峰不二子ちゃんのようなボディが一瞬で手に入るような魔法が欲しい。いまの私と、スタイル抜群みたいな二面性があったら人生がバラ色になりそう。「どっちの私が好きなの?」みたいな。

久保田 ちょっと近いけど、『らんま1/2』みたいに、男女入れ替わりたい。男子って楽しそうだなって思うんです。異性の人生ってどんな感じだろうなー、スイッチできたら楽しそうだなーって。サッカー上手い男子になりたい。

澁谷 男子になれたらかあ、お風呂楽しみだなあ(笑)。

▼華麗に見えるボトムのポイント

——今回も衣装は渋谷さんがデザインしています。スニーカーを履くのもだいぶ久しぶりですね。

澁谷 今回は、『プリパラ』のイメージを離すというのもありつつ、おおまかなテーマとしてはゴシック系を取り入れて、メンバーの出したいところを入れていって、という感じですね。人によってはアシンメトリーだったり、袖がついていたりと。あと、トップにレースを使っているんですけど、いまレースがトレンドなんですよ。トレンドは入れていきたいなと。

——統一感がありながらそれぞれの個性も出ていますね。

澁谷 ダンスの振り付けをしてもらっているMIKAさんとも話すんですけど、ボトムが動くような衣装にすると、動きがよく見えるらしいんです。なので、i☆Risにも極端に取り入れてみようと思って、今回はスカートを長めにしてみました。今回の曲にもターンを入れるところがあって、とても華麗に見えるので、ぜひ注目してほしいです。

——4月から4回目となる、7 都市12公演をまわる全国ライブツアー「i☆Ris 4th Live Tour 2018~WONDERFUL PALETTE〜」が始まっています。今回はどんなツアーになっていますか?

山北 昨年11月に発売された3rdアルバム『WONDERFUL PALETTE』や、これまでの『プリパラ』曲を組み込んでいて、みんなが納得するセトリになりました。『プリパラ』から入った人も楽しめるし、そうじゃない人は『WONDERFUL PALETTE』を1枚聴くだけでも楽しめる。今回のツアーはいつも以上にクオリティが高くて、すべての人に来て欲しいくらい自信があります。

若井 王道セトリだよね。私がi☆Risのことを知らずに観ても絶対に好きになると思う。

茜屋 『WONDERFUL PALETTE』は半年前にリリースして、その後の結成ライブでも披露しなかったからね。最高にあっためた状態でお届けしています。

芹澤 これまでのi☆Risとこれからのi☆Risを均等に見せられるツアーになりました。『プリパラ』を経験したからこそ、ここにいるんだというリスペクトもありつつ、「i☆Risってこんなこともできるんだ」と思わせるポイントもあるので、新しいi☆Risを好きになっちゃうツアーになっていますね。

久保田 どのメンバーも輝いているし、どのメンバーのファンの方も飽きることなく観ることができると思います。

澁谷 毎年言いますけど、i☆Risは同じライブは絶対にしません。今回の『WONDERFUL PALETTE』にもはじめてメンバー全員のソロ曲が入っているんです。新しい魅せ方でチャレンジしていきます。ファンの方はもちろん、私たちですら、体感時間的には一瞬で終わってしまうライブになっています。その一瞬を逃さないようにしてください。

○▼i☆Ris、16thシングル「Changing point」

【CD+DVD】 CD全4曲収録
DVD「Changing point Music Video」
「Changing point-Off Shot Movie-」
CD
01.Changing point
02.アメコイ
03.Changing point (instrumental)
04.アメコイ(instrumental)
DVD
01.Changing point-Music Video02
Changing point-Off Shot Movie-

収録内容
【CD only】 全6曲収録予定
01.Changing point
02.アメコイ
03.卒業式 ★作詞・作曲:友希
04.Changing point(instrumental)
05.アメコイ(instrumental)
06.卒業式(instrumental)

▼i☆Ris 4回目の全国ツアー「i☆Ris 4th Live Tour 2018〜WONDERFUL PALETTE〜」開催中
日程:2018年05月19日
開場/開演:13:30/14:00
会場:都久志会館(福岡県)
日程:2018年05月26日
開場/開演:18:30/19:00
会場:Zepp Sapporo(北海道)
日程:2018年06月10日
昼の部 開場/開演:14:00/15:00、夜の部 開場/開演:18:00/19:00
会場:中野サンプラザ(東京都)
日程:2018年06月16日
昼の部 開場/開演:14:00/15:00、夜の部 開場/開演:18:00/19:00
会場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール(愛知県)

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