「純粋に楽しめない」永野芽郁 主演映画が興行収入1位も不倫報道の悪影響…手繋ぎシーンも
2025年5月21日(水)6時0分 女性自身
5月16日に公開された永野芽郁(25)主演の映画『かくかくしかじか』が、公開3日間で興行収入1億6975万円、観客動員数12万5100人を突破。実写邦画としては第1位の好スタートを切った。
同作は『東京タラレバ娘』や『海月姫』など、数々の大ヒット作を生み出した人気漫画家・東村アキコ氏の自伝的エッセイ漫画が原作。漫画家になることを夢見る主人公・林明子と、大泉洋(52)演じる恩師のスパルタ絵画教師との9年間にわたる絆を描いた物語だ。
主演の永野は、4月24日に発売された『週刊文春』で田中圭(40)との不倫疑惑を報じられたが、双方の所属事務所は不倫関係を否定。しかし、映画公開直前の5月8日発売号で生々しいLINEのやり取りなどが公開されると状況は一変。流出したLINEについて”事務所は本人に確認したところ、そのようなやり取りはしていない”と否定したものの、作品への影響が懸念されていた。
「永野さんを広告に起用していた企業は相次いでCM動画などを削除するなど、疑惑の影響が各方面に出始める中、16日の『かくかくしかじか』の初日舞台挨拶は、メディアを一切招待せず、チケットを購入した一般客のみを入れるという異例の措置が取られることになりました。とはいえ、無事に上映も始まり、実写邦画作品1位と順調な滑り出しを切ったことで、関係者は安堵しているのではないでしょうか。
そもそも同作は、東村さんが、自身の実話を泣きながら描いたという思い入れの強い作品です。東村作品ファンの中でも”1番好きな作品”に挙げる人も多いほど愛されている作品なので、失敗は許されません」(スポーツ記者)
原作者の東村氏は自ら脚本を手がけ、衣装合わせの段階から現場入りする熱の入れよう。作中に登場する絵画や小道具の数々、宮崎弁の緻密なニュアンスまで直接監修を行っているという。だからこそ映像化を心待ちにしていたファンも多かったのだがーー。
「東村アキコさんのファンで漫画は全部持ってますし、同作の原作も大好きな作品です。でも、実際に見てみたら永野さん演じる明子が大学時代の恋人と手を繋ぐシーンがあって、やっぱりいろんなことが頭をよぎりました……。感動的なシーンでも、どうしても入り込みきれないというか集中できず、原作が大好きなだけに本当に残念でなりません」(映画を見た観客)
映画のレビューサイトでも、作品のレビュー自体はおおむね高評価だが、不倫騒動がノイズになったと残念がる声も一部上がっていた。
《原作はとても面白いのですがやはりキャスティングが… あのスキャンダルが出る前に観たかった》
《東村さんが脚本してる事もあり見に行きましたが…やっぱりダメでした。色々な事が過ぎってしまい、感動的なシーンも全てなんとも言えない気持ちになりました。原作が大好きなだけに本当に残念すぎる》
《女優のせいで純粋に映画として楽しめなかった。映像化を楽しみにしていただけに残念です》
主演女優というものは、それほど作品に大きな影響を与えるようだ。