石破茂氏の集客力は? 政治資金パーティLINEから考える

5月21日(火)16時0分 NEWSポストセブン

ポスト安倍の有力候補だが(時事通信フォト)

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 5月は自民党各派閥の資金集めパーティラッシュの時期。今年は夏に参院選を控えているとあって各派が盛大さを競い合っている。皮切りとなった9日の二階派パーティは4000人、14日の麻生派パーティは参加者4600人を集めた。いずれも安倍晋三首相が挨拶に立ち、党幹部たちが勢揃いして会場は満員だった。


 雰囲気が違ったのが13日にホテルニューオータニの「芙蓉の間」で開かれた石破派パーティだ。


 同派会長の石破茂氏といえば、前回の総裁選で安倍首相を相手に善戦し、時事通信の世論調査の「次の首相にふさわしい人物」でも小泉進次郎氏に次いで2位につけている有力な次期首相候補の1人。さぞかし盛り上がっただろうと思いきや、そうではなかった。


 安倍首相は出席せず、大物の挨拶は二階俊博・幹事長くらい。党幹部の姿もまばらだった。派閥パーティをはしごする常連客がいう。


「どのパーティでも有名な政治家が挨拶に立つたびに客が演壇に近づいて一斉に携帯カメラを向けるが、石破派の場合は安倍さんは来ないし、他の派閥と対照的なとても地味で面白みに欠ける会合なんです」


 そのためなのか、パーティ前夜、ある政界関係者からLINEを通じて不思議な連絡が回った。


〈明日、18時半から行なわれる石破元幹事長のパーティに無料ご招待します。お土産つきです。ぜひお越しください〉


 という内容だ。LINEを受け取った人物の話。


「送り主に聞くと、『パーティ券が余ったからギリギリになって方々に声をかけて無料で参加者を募っている』という説明でした」


 パーティの事務局を担当した石破派事務総長・田村憲久氏の事務所は、「参加者は2000人いた。私どもが組織としてそうした人集めをしたことは絶対ない」と説明するが、永田町ではパーティの人数は派閥の資金力や集票力のバロメーターとされ、動員に力を入れるのはどの派も同じ。


 小派閥の石破派の力は二階派、麻生派などの大派閥にはまだ及ばないようだ。


※週刊ポスト2019年5月31日号

NEWSポストセブン

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