仲代達矢が迎えていたもうひとりの「30代養女」一体なぜ

5月21日(火)16時0分 週刊女性PRIME

外出先から戻ってきた仲代達矢(左)が乗る車のハンドルを握っていたのは、30代の養女(右)だった

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「実は、私は仲代さんの養子に入りました。理由は、仲代さんの“終活”にあたり、この“ポジション”を守る者が必要だからです。

 何かのタイミングで、マスコミに取りざたされる可能性も覚悟していますが、なるべく多くの方に周知してもらうために、報告しています。仲代さんのお人柄と、輝かしい役者人生に傷がつかないことを願い、賛否両論をいただきながら、私なりに仲代さんに最善をつくし、誠心誠意、全身全霊をつくして、自分の役割を果たしていく所存です」─。

 このような話を、近しい人に触れ回っている女性がいるという。仲代達矢は、黒澤映画をはじめ、巨匠監督の作品に数多く出演した日本を代表する名優のひとり。'15年には文化勲章も受章し、86歳になった今も精力的に俳優を続けている。

「仲代さんといえば、'75年から後進育成のために自宅で続けている『無名塾』が有名です。学費は無料ですが、入塾審査の倍率は非常に高く、“劇団の東大”と呼ばれる狭き門です」(舞台関係者)

 仲代の『無名塾』は、役所広司、若村麻由美、真木よう子滝藤賢一といった、数多くの実力と人気を兼ね備えた俳優たちを輩出している。

 そんな仲代の「養子になった」と公言する女性がいるというのだが、仲代にはすでに養女がいる。'96年に他界した仲代の妻・宮崎恭子さんの妹で、'15年に亡くなった元フジテレビアナウンサーの宮崎総子さんの長女・仲代奈緒だ。



「奈緒さんが4歳のときに仲代さんの養女になりました。仲代さんは奈緒さんが幼いときから溺愛しており、'96年にNHK大河ドラマ『秀吉』で“父娘”共演したこともあります。奈緒さんは現在45歳で、歌手として芸能活動しています」(テレビ局関係者)

 こうした“娘”がいるのに、なぜいまさら、新たにもう1人の女性と養子縁組をすることになったのか。



 大俳優の養女といえば、'14年に83歳で亡くなった高倉健さんのケースが記憶に新しい。

「健さんは、20年近く支えてくれていたという33歳下の女性を養女にしており、健さんの最期を看取った唯一の人が、この養女でした。ただ、養女は健さんの死を福岡に住む実妹に知らせないまま、2日後には火葬してしまい、さらに40億円という遺産を相続し、今後入ってくる映画の権利なども手に入れたと報じられました」(スポーツ紙記者)

 はたして、仲代の場合はどうなのか─。

 真相を確かめるべく、仲代の『無名塾』に本誌が電話で確認した。すると、電話口に出たYという女性が、自分が養女になった本人であることを認めた。しかし、養子縁組をした経緯や奈緒との関係などは、仲代でないと答えられないという。そこで、仲代に取材を申し込んだが、一向に折り返しの連絡はなく、Yとの電話もつながらなくなってしまった。

 そこで、仲代本人を自宅前で直撃することに。5月中旬、高級車に乗った仲代が帰宅。車の運転をしていたのがYだった。改めてYに養子になった理由を聞いたが、

「個人的なことなので、お話しすることはありません」

 記者の質問に驚いた表情の仲代には、なぜ奈緒がいるのにYを新たに養子にしたのかを尋ねると、

「奈緒も了承したうえで、彼女を養子にしたのだから、問題ない。わだかまりもない。彼女は10年も……」

 と、しゃべっている最中にYが「いろいろ言わなくて大丈夫です!」と遮った。Yが近しい人に語っていたという「仲代を守るため」とは、いったいどういうことなのか。その点を聞くと仲代は、「それ、どこから聞いたの?」と逆に記者に聞いてくる。どうやらYは、本誌が養子縁組について問い合わせしていたことを、仲代に話していなかったようだ。

■アンタが言わなきゃよかったんだ!



 次第に興奮してくる仲代になぜYを養子にしたことを隠していたか問うと、2人同時に「個人的な問題です!」と言って、仲代がこう続けた。



「個人的に養子にしたことを、みんなに知らせる必要はない。そういうことです!」

 記者の目前で、養子縁組を口外していたYを仲代は叱りつけながら、さらに言う。

「奈緒も血のつながりはない。妹の子だからね。妻が亡くなってからずっとマネージャーとして10年やってきたから、養子としたわけです。男女関係みたいなことを書いたら訴えますよ!」

 と、こちらが聞いてもいない男女関係についてはキッパリ否定した。

 再び、Yも話す。

「養子になったのは、地方の病院へ行くときに身内のほうが便利だとか、身辺の整理も家族でないとできないことがありますよね。そういったことがいろいろ重なって……」

 仲代は「アンタがそんなことを他人にしゃべらなければよかったんだ! アンタの友達の誰が漏らしているのか、徹底的に調べてやる」

 そう言い残して、自宅の中へ入っていった。残ったYに仲代の養子になった理由を再度、確認する。

「奈緒さんは今、大阪に住んでいるから、距離的にいろいろなことができないんです。奈緒さんが結婚する予定があるだとか、どう思っているだとかは、私は知りません」

 そうはいっても法的には養子同士の姉妹になり、仲代の財産を相続することになる。

「それについては仲代が整理しています。この建物をどうするかだとか」

■家族にならないと仲代を守れない!?



 Yは仲代による遺書の存在も認めた。遺産整理のための養子縁組ということらしい。

 しかし、相続権利については「まったく考えていません」と否定する。最後にYが言う“仲代を守る”という意味について、もう1度聞いた。



「家族でないと、できない問題ってあるんです。うまくは言えませんが。私は命じられたことをやっているだけ。守りたいというのは、仲代さん自身を、です」

 仲代の人生を妨害してくる人物でもいるのだろうか?

「人から守りたいのではない。尊厳を守るためです。これ以上は他言しないように言われていますので……」

 そう言うとYは仲代が入っていった家の中へ姿を消した。

 はたして、養子縁組しなければできないこととは?

「入院の手続きに関しては、必ずしも子どもである必要はありません」と『弁護士法人・響』の坂口香澄弁護士。

「治療をする中で、リスクの高い手術や延命治療をするかなど命に関わる決定は本来、本人にしか決められません。本人が決定できない場合の決定方法についての法律は未整備です。

 臨床では家族に決定を委ねているので、仲代さんが希望する治療を病院にしてもらうという意味では、そばに家族がいることは仲代さんのためにもなると思いますし、養子縁組に意味はあると思います。ただし、子どもでなければならないと法律で決まっているわけではありません。一般的な法律行為についても、家族でなければということはないですね」(坂口弁護士)

 もう1人の養女である奈緒に話を聞こうとしたが、あいにく海外滞在中で、本人と連絡をとることができなかった。

 高倉さんの親族は、いまだに養女とは会えず、弁護士を通してくれと言われているという。仲代は、わだかまりのない円満な“終活”を描いているのだろう。

週刊女性PRIME

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