エヴァ・グリーンの“サイコ”ぶり垣間見れる『告白小説、その結末』WEB限定予告

2018年5月23日(水)18時0分 映画ランドNEWS

『戦場のピアニスト』などで知られるロマン・ポランスキー監督の新作が『告白小説、その結末』の邦題で6月23日(土)より公開される。この度、本作のWEB限定予告が解禁となった。



フランスで最も権威ある文学賞の1つであるルノドー賞を受賞した作家デルフィーヌ・ド・ヴィガンの小説「デルフィーヌの友情」を、『戦場のピアニスト』などで知られるロマン・ポランスキー監督が映画化した本作。オリヴィエ・アサイヤスと共同で脚本を手がけ、主演にエマニュエル・セニエとエヴァ・グリーンを迎える。



そんな本作で余りにも強烈なインパクトを放つのが、主人公のひとり“エル”を演じているエヴァ・グリーン。演じるエル(ELLE=彼女の意味)は、心を病んで自殺した母親との生活を綴った私小説がベストセラーとなった後、多忙な日々に疲弊しスランプに陥っていたデルフィーヌ(エマニュエル・セニエ)の前に現れた“熱狂的な読者”。ゴーストライターだと自称し、新作執筆に踏み切れないデルフィーヌの話を聞くうちに“唯一の理解者”となり、ふたりは共同生活を始める。


その謎めいたキャラクターに迫るWEB限定予告では、高熱にうなされるデルフィーヌに無理矢理飲み物を飲まそうとして突然カップを壁に投げつけたり、嫌がるデルフィーヌに笑顔で両手に握ったロブスターを近づけるなどエルの“サイコ”ぶりが伺え、観る者が“彼女は一体何者なの?”と、エルの素顔を解き明かしたくなる欲求にかられる強烈なキャラクター像であることが分かる。


グリーンは、このエルというキャラクターについて「出会った瞬間からデルフィーヌとエルは意気投合するけど、エルが少しずつデルフィーヌの人生を侵食する。吸血鬼みたいな女性ね。私が思うにエルというのは、デルフィーヌが夢で憧れる理想的な女性像なのよ」と分析している。



映画『告白小説、その結末』は6月23日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか公開


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