岸部一徳、激しい頭痛を訴え脳神経外科に緊急入院していた

5月23日(水)16時0分 NEWSポストセブン

病室では本を読んだり、相撲中継を見たりしているという

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 俳優の岸部一徳(71才)が、都内の大学病院の脳神経外科に緊急入院していたことがわかった。


 かつて森光子さん(享年92)や美空ひばりさん(享年52)、渥美清さん(享年68)など、多くの大物芸能人や政治家が闘病した都内の大学病院。セキュリティーの高さで知られ、森さんが亡くなった時も、密葬後に事務所から公式発表されるまで、病状が外部に漏れることはなかった。


「病棟最上階のVIP病室は特に厳重です。入口に警備員が立ち、インターホンでお見舞いする患者の名前を伝えないと入れません。広々とした病室には応接間まであり、大きな窓からの眺望も抜群。多くの著名人から信頼されています」(病院関係者)


 5月16日、この病院の脳神経外科に岸部が緊急入院した。


 兵庫県神戸市の一角。5月中旬の平日、最高気温23℃で爽やかな陽気の中、撮影は進んでいた。水谷豊(65才)が監督する来年公開予定の新作映画(東映)だった。


「タイトルやキャストは未発表ですが、嫉妬心をテーマに“人間の心の奥底”を描きだす作品です。水谷さんの熱望で出演するのが岸部さん。4月下旬にクランクインし、5月上旬に岸部さんも合流しました」(映画関係者)


 水谷が映画初監督を務めた昨年6月公開映画『TAP THE LAST SHOW』にも、プライベートでの親交の深い岸部は出演していた。


「水谷さんとはドラマ『相棒』で8年間にわたって共演し、長いつきあい。60代を過ぎて新たなことに挑戦する水谷さんを岸部さんは共感して応援している。だから今回の出演も快諾しました」(前出・映画関係者)


 灰色の背広を着てたたずむ岸部はいつも通り“つかみ所がない”表情を浮かべ、撮影は順調に進んでいたかのようにみえた。しかし、岸部の体調に異変が起きていた。


「現場では体調不良を悟られないように無理をしていたんでしょう。撮影を終えて激しい頭痛に襲われたようです。すぐに東京に戻り、かかりつけの大学病院を受診、入院することになりました。21日からは茨城県水戸市で撮影が再開する予定でした。降板はないと聞いていますが、心配です」(前出・映画関係者)


 最近は体調不安が囁かれていた岸部。


「ほぼ毎年10月期に放送されてきた『ドクターX』シリーズの枠は、今年は米倉さん主演で別のドラマの放送が決まりました。高視聴率確実の『ドクターX』ではない作品になったのにはいろいろな噂がありましたが、岸部さんの体調問題もあがっていたようです。“ここ最近かなりやせた気がする”といわれていました。糖尿病治療も続けているようで、体調が芳しくないようでした」(ドラマ関係者)


 岸部は日頃から「役者に代わりはいない。代役をたてるなら台本から変えないと」と言っていたという。


「今回、水谷さんの映画だけでなく、秋放送予定のドラマの撮影スケジュールも変更されたそうです。一時はドラマの降板報道もあったほど。仕事への責任感が強い岸部さんだからこそ、これはただ事じゃないんじゃないかと心配で…」(芸能関係者)


◆7年以上前から妻とは別居


 岸部は現在(5月21日)も冒頭の大学病院の脳神経外科に入院中だ。


「1週間以上経ちますが、退院日は決まっていないようです。娘さんや息子さんが顔を出しているようですが、仕事関係の人は遠慮しているようです」(岸部の知人)


 長引く入院——岸部には気がかりなことがあった。2003年、弟・岸部四郎(68才)が脳内出血で倒れた。出血が多く脳に大きなダメージを受けた四郎は、命に別状はなかったものの、視野狭窄という後遺症が残った。妻に先立たれ身寄りがなく、現在老人ホームで暮らす四郎のもとを、岸部は定期的に見舞いに訪ねていた。


 四郎が倒れた脳出血は、生活習慣はもちろんだが、遺伝的な影響も少なくないといわれている病気だ。両親またはきょうだいに脳出血にかかった人がいる場合、脳出血になる確率は約1.9倍といわれている。菅原脳神経外科クリニックの菅原道仁院長が解説する。


「両親が高血圧や糖尿病だと、その体質が子供に遺伝する場合があります。血圧が高かったり、血糖値が高かったりすると、血管にかかる負荷が大きくなるため、血管が破れて脳出血を引き起こしたり、動脈硬化が進んで血管をふさぎ、脳梗塞を引き起こす恐れがあります。特に、糖尿病患者は脳梗塞を併発しやすい。だから、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管系の病気は、親族に既往者がいると、より注意が必要です」


 岸部の近親者によると、「弟の四郎さんはもともと高血圧と糖尿病を抱えていたし、一徳さんにも糖尿病の気がある。兄弟はもともと脳血管系の病気のリスクが高かった」と言うので、激しい頭痛を感じた岸部が病院に駆け込んだのもよくわかる。


 前出の知人が話す。


「岸部さんは俳優転向前に結婚した奥さんと、3人のお子さんがいます。ただ、7年以上前から奥さんとは別居状態。お子さんも40才前後ですからとうに独り立ちしています。仕事は充実しているし、岸部さんとのお酒は楽しいので女優、映画監督など仲間からの会食の誘いも後を絶たない。あえてひとりでいることもあったようですが、寂しい孤独というよりいわゆる今話題の“極上の孤独”生活を送っていました。ただ、それだけに不規則な食生活などが続いていたのかもしれません。倒れたのがひとりで部屋にいる時でなくてよかった…」


 脳血管のカテーテル検査など、検査入院であれば通常2〜3日で退院できるという。手術を予定した場合の入院だと2週間前後。岸部は今月いっぱい入院する予定だという。


「いい機会だからと休む意味合いもあって、入院しているが大事にはいたっていない」(前出・知人)と言うが、脳の危険なサインを見逃さないようしっかり休養して、『ドクターX』の所長さながら、軽快にステップを踏みながら病院を歩いてほしい。


※女性セブン2018年6月7日号

NEWSポストセブン

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