【いだてん】生田斗真がクランクイン 「ひげが似合う」と役所広司は絶賛

5月24日(木)14時10分 オリコン

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』第1回で放送予定の嘉納治五郎(役所広司)と三島弥彦(生田斗真)が初めて出会うシーン(C)NHK

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 NHKで来年1月にスタートする大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』に出演する俳優の生田斗真が今月15日に三重県桑名市内で行われたロケでクランクイン。「気持ちいいスタートが切れた」と手応えを語っている。

 同ドラマは、『あまちゃん』の宮藤官九郎が脚本を担当。1960年、東京。明治から大正、昭和を生きた希代の落語家・古今亭志ん生(ビートたけし)が気まぐれにテレビ寄席でしゃべりだした落語『東京オリムピック』として、“日本で初めてオリンピックに参加した男”金栗四三(中村勘九郎)と、“日本にオリンピックを呼んだ男”田畑政治(阿部サダヲ)、2人の半生を軸に、1964年に東京オリンピックが実現するまでの激動の半世紀を笑いと涙で語り、描いていく。

 生田が演じるのは、金栗四三の盟友・三島弥彦。東京帝国大学の学生というトップエリートでありながら、あらゆるスポーツに秀で「運動会の覇王」と呼ばれた男。金栗とともに日本最初のオリンピック選手に選ばれる。

 クランクイン時に撮影されたのは、第1回で放送予定の嘉納治五郎(役所広司)と弥彦が初めて出会うシーン。嘉納は、金栗の進学した東京高等師範学校の校長。講道館柔道の創始者でもあり、“日本スポーツの父”と呼ばれる人物。アジア初のIOC(オリンピック組織委員会)委員として、日本のオリンピック初出場のために奮闘する。

 三島家の要人を招いたパーティーに出席した嘉納は、大隈重信(平泉成)や銀行家の三島弥太郎(小澤征悦)にオリンピックの意義について熱く語る。そこに野球ボールを追って弥彦が乱入。さらに弥彦が所属するスポーツの同好会・天狗倶楽部のメンバーが続々と現れ、会場は騒然となる。

 撮影後、生田は「初日から弥彦、そして天狗倶楽部の登場のシーンから入れたので、気持ちいいスタートが切れたかな、と思います。初日はいつも緊張してナーバスになるんですけれど、天狗倶楽部のみんなと顔を合わせた瞬間に、そういうものが全部バーンと吹っ飛び、エネルギッシュなシーンが撮れたんじゃないかなと思っています」とコメント。

 三島弥彦という人物を演じるにあたり、「日本人で初めてオリンピックに行った短距離選手を演じるので走りのトレーニングと、それから三島さんは本当に陸上だけじゃなくて野球とかスキーとか柔道とか、本当にさまざまなスポーツをたしなんでいらっしゃった方で、体も鍛えていらっしゃって、少しでも三島さんらしい体作りを目指してやってきました」と準備万端で、撮影に入った。

 「弥彦さんは『痛快男子十傑』という、いわゆる『抱かれたい男ランキング』みたいなもののスポーツ部門で1位を取った方なんです。弥彦と天狗倶楽部は痛快でありたいなと思っていて。“痛快”の“痛”って“痛い”と書くじゃないですか。現代用語の“イタさ”みたいなものも、ちょっと出るといいかなと。がむしゃらにやっていて『あいつちょっとイタいな』みたいな感じも、香っていけばいいかなと思っています」と話していた。

 嘉納役の役所は、先に行われた熊本ロケにも参加していたが、この日が2日目で初めてせりふのあるシーンを撮った。「最初は嘉納さんとしてどんな風にしゃべればいいのか、どんな雰囲気なのか、これでいいのかな、と探りながらの撮影でした。まだまだ始まったばかりなので、言葉と体がしっくりくるのにはまだ時間がかかるかも知れませんが、頑張ります」と気合十分。

 共演した生田に対して、「『ジャニーズの俳優部』というか、映画をよくやっている印象があります。すごく楽しみにしていました。きょう遠目で見て、『ひげが似合うなあ』と。(三島弥彦さんの)写真となんとなく遠目で似ている感じがして、『ああ、似てる』と思いました」とほめていたが、天狗倶楽部のメンバーの振る舞いには、「台本読んだだけでも『こんな奴ら本当にいるのか?』という感じですし、この時代に、(彼らの型破りな様子は)講道館の館長としては許せない感じですね(笑)」とジョークでその場を笑わせた。

 本音は「こういう若者のエネルギーが最初のオリンピックに向かっていくと思うと、感動します。宮藤さんの本の構成が非常に面白いです。飽きさせないというか、(志ん生の若き頃を描く)落語の方のエピソードにいって、そしてまた本編の金栗四三のエピソードに戻って。今までに見たことのないような大河ドラマです。2020年の東京オリンピックに向けて、この大河ドラマがオリンピックを盛り上げていく、そういうドラマになると大成功だな、と思います」。

 生田も「とにかくワクワクするようなドラマがつくれたらいいなと思います。このドラマと一緒に2020年のオリンピックが盛り上がっていくような一つの歯車にというか、何かお手伝いができたら」と思いは一つのようだ。

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