相葉裕樹、王道ラブロマンスに「甘いセリフって照れてニヤニヤしちゃう(笑)」

5月24日(木)19時0分 週刊女性PRIME

相葉裕樹 撮影/伊藤和幸

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 元宝塚歌劇団・雪組トップスター早霧せいなさん、退団後初の主演ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』が、現在、大阪で上演中。トニー賞で主演女優賞ほか4冠に輝いた華やかなラブコメディーだ。早霧さん演じる人気ニュースキャスターのテスは、新婚なのに仕事を優先してしまうバリバリのキャリアウーマン。その夫で風刺漫画作家サムを、ミュージカル俳優として人気上昇中の相葉裕樹さんが演じている。

「今まで王道のラブロマンスをやることがなかったですし、旦那役も初めての経験なので、すごく新鮮に感じていますね」

 サムの結婚に関しての考え方には「そうだよね!」と、共感するところが多いらしい。

「テスは結婚してからも、変わらず仕事に没頭しているので、サムがちょっと寂しくなる気持ちはすごくわかります。家事はまったくしない女性だし、家にもしょっちゅう来客があったり、かわいそうなんですよ、サムは(笑)。ふたりの時間を大切にしたいって思う彼には共感します。台本を読んで、僕は正直ここまでのキャリアウーマンとは結婚できないなって思ったんですけど(笑)。でも一目惚れから始まった恋なんで、まあ盛り上がってしまったんでしょうね(笑)。それでスピード結婚したものの“あれ? なんか違うぞ”ってなって。サムはすごく普通の男だと思います」

 サムはテスの何に惹かれたと思うか聞くと、

「そんなバリバリのキャリアウーマンが、自分だけに気を許してくれたことに惹かれたんじゃないかな。僕は、テスってかなりユニークな人だなと思うんですけど(笑)。聡明なんだけど、人の気持ちに気づかない鈍感な女性で、それに行動がちょっと天然なんですよね(笑)。そのギャップも魅力なのかもしれない。失礼かもしれないですけど、その天然っぽさも早霧さんに合っていると思うんですよね。スッとしているイメージですけど、お話しすると、すごく柔らかくて、ちょっと天然っぽい雰囲気をお持ちなので(笑)」

 サムを演じるうえで大切にしたいことは?

「恋愛ものですので、自然と湧き上がってくる感情をちゃんと自分でキャッチできるかどうかが大事だと思っています。意図的に演じると嘘がバレるなっていうのがあるので。早霧さんと僕の夫婦間で生まれるものが多いから、そこの心の部分を繊細に感じとって深めていきたいですね」

 夫婦の気持ちの役作りについて、ていねいに話してくれた相葉さんだが、甘いセリフを言うのは苦手。

「“好きだ”とか“アイ・ラブ・ユー”とか甘いセリフって、なんか照れてニヤニヤしちゃうんですよ(笑)。特に稽古場で言うのが恥ずかしい。すごくカッコつけて言える人って、すごいなと思って。でも本番ではサムとして、めちゃくちゃ本気出しますから(笑)」



『シカゴ』『キャバレー』など多くの名作ミュージカルを手がけた、ジョン・カンダー&フレッド・エップの華やかな楽曲も、今作の大きな魅力だ。

「古きよきアメリカという感じの明るい楽曲。横揺れのスイング系のメロディーで、今まで歌ったことがないタイプの歌なので難しいですが、低い音域もちゃんと届けられるようにするのが課題です」

■もっとうまくなりたい

もっと成長したい



 近年、多くのグランドミュージカルに出演して、実力を評価されている相葉さんだが、ミュージカル俳優を目指してきたわけではないと言う。



「いくつかの作品に出演させていただくなかで、ミュージカルの面白さがなんとなくわかってきて、続けたいなと思うようになりました。もともとできないところから始まっているので、自分を追い込む環境に身を置くことによって、もっとうまくなりたい成長したいと、より頑張れるんです。だから、頑張らなくてはいけない状況に追い込むことを、やり続けたいと思います」

 ターニングポイントになった作品は、'15年に出演した『ラ・カージュ・オ・フォール』。

「『ラ・カージュ』で日生劇場に立ったときに、“次はどこを目指したらいいんだろう”って思い、帝国劇場を目指し始めたんですよね。苦手な歌を頑張り続けられたのも、そういう目標があったからなんです。続けていくうちに自分自身でも、ちょっとずつステップアップしているのを感じることができて。20代のうちに帝劇の舞台に立ちたいという夢も29歳のときに『レ・ミゼラブル』で叶って、これからも頑張り続けようと思ったんです」

 帝劇の舞台に立てたときの心境は?

「いや、怖かったですよ。身が引き締まるというか。この先の未来がここで変わってくるなというのが、すごくあったので公演中、毎日がオーディションのようでした。もちろん、また立ちたいと思いましたし。舞台をたくさんやらせていただけるようになって、目指すべきところが明確に見えやすくなったというのはあるかもしれません」

 最後に読者へのメッセージをお願いします。

「楽しいラブコメディー・ミュージカルになっていますので、ぜひ、劇場にキュンキュンしに来ていただけたらなと思います」



<出演情報>

ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』

 その年の最も輝いた女性に贈られる賞“ウーマン・オブ・ザ・イヤー”の授賞式を控えた人気ニュースキャスターのテス(早霧せいな)は、お互い一目惚れでスピード結婚した風刺漫画作家サム(相葉裕樹)との新婚生活もスタートさせ、公私ともに順風満帆のはずだったが……。キャリアウーマンがパーフェクトな人生を目指す、極上ラブコメディー。

【公式HP】http://www.umegei.com/womanoftheyear/

■大阪公演:5月19日〜27日@梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

■東京公演:6月1日〜10日@TBS赤坂ACTシアター

あいば・ひろき◎1987年10月1日生まれ、千葉県出身。'04年、俳優デビュー。舞台、ドラマ、映画などで幅広く活躍。近年は、『ラ・カージュ・オ・フォール』『レ・ミゼラブル』など、多くのグランドミュージカルに出演。今後は、劇団鹿殺し ストロングスタイル歌劇『俺の骨をあげる』(大阪公演:8月10日〜12日/東京公演:8月15日〜19日)、ミュージカル『タイタニック』(東京公演:10月1日〜13日/大阪公演:10月17日〜22日)出演。

週刊女性PRIME

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