東映『孤狼の血』続編製作へ、役所広司「日本映画に活気が出るのでは」

2018年5月25日(金)6時0分 映画ランドNEWS

映画『孤狼の血』の続編が東映にて製作されることが決定した。



役所広司をはじめ、松坂桃李真木よう子中村倫也中村獅童、竹野内豊、音尾琢真、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介など日本を代表する豪華キャストが集結し、「新たな東映やくざ映画の金字塔」とまで言われ、映画公開前から業界内で大絶賛の映画『孤狼の血』。


公開後2週目にして早くも「続編を切に希望します」「続編を見たい!」など続編を熱望する声がやまない本作の続編の製作が東映にて決定し、撮影スタッフ・キャストの調整に入っていることが明らかに。


映画『孤狼の血』続編の物語のベースとなるのは、柚月裕子著「孤狼の血」(角川文庫刊)の続編でもある「凶犬の眼」(KADOKAWA刊)。東映としては映画『孤狼の血』のスタッフ・キャストの続投を熱望しているという。



『孤狼の血』大上章吾役:役所広司 コメント




続編は、第一作を遥かに超えるいい作品を期待しています。今後、色んな監督、脚本家、俳優たちがこのジャンルの映画で魅力が発揮される時代が来ると日本映画に活気が出るのではないでしょうか?


「孤狼の血」原作者:柚月裕子 コメント




「荒磯に波」の東映マークを見るだけで、心が震えました。続編は望外の喜びです。持てる力すべてを注ぎ込んでくださった 東映とスタッフ、劇場に足を運んでいただいた観客の皆様には、感謝の言葉しかありません。あの狂熱と恍惚を、再び期待しております。


東映株式会社代表取締役社長:多田憲之 コメント




「孤狼の血」は東映らしい作品となりました。このジャンルの映画を続けていかなくてはならないと思い、続編の決定を致します。




柚月裕子による原作は、2015年に発売されるや「第69回日本推理作家協会賞」受賞、「本の雑誌が選ぶ2015年度ベスト10」第2位、「このミステリーがすごい!」(2016年度版)第3位、「第154回直木賞」にノミネートされるなど話題を独占。物語の舞台は暴対法成立以前の広島・呉原市。暴力団系列の金融会社社員失踪事件をきっかけに、捜査する警察が仁義なき抗争「極道のルール」に触れていくさまが描かれる。


ヤクザとの癒着を噂される呉原東署捜査二課・主任の大上章吾役に役所広司、彼の元で失踪事件を捜査する新人・日岡秀一役に松坂桃李、クラブ「リコ」のママ・高木里佳子役に真木よう子、広島県警監察官・嵯峨大輔役に滝藤賢一、役所扮する大上に並んで呉原東署捜査二課・主任の土井秀雄役に田口トモロヲ、五十子会組長・五十子正平役に石橋蓮司、尾谷組若頭・一之瀬守孝役に江口洋介が名を連ねる。監督は『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』で知られる白石和彌が務める。


映画『孤狼の血』は全国公開中


©2018「孤狼の血」 製作委員会


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