ゴダイゴ『西遊記』放送40周年! ひと晩で作り上げた「あの曲」の逸話

5月26日(土)11時0分 週刊女性PRIME

ゴダイゴの6人。左から吉澤洋治(61)、タケカワユキヒデ(65)、トミー・スナイダー(65)、ミッキー吉野(66)、スティーヴ・フォックス(64)、浅野孝己(66)。撮影/森田晃博

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 ドラマ『西遊記』放送40周年を記念して、4月22日にフルメンバーで公演を行ったゴダイゴ。1976年にデビューし、その音楽性の高さと最先端の楽曲で、社会現象にまでなった彼らが生み出した名曲の数々は、多くのアーティストにカバーされ、いまなお若者に愛され続けている。

タケカワユキヒデ「結成当初は、僕とミッキーのダブルキーボードのバンドだったんだよね。最初は全詞英語で通ウケする音楽ばかりをやっていて、なかなか売れなくて。『ガンダーラ』を出すときに、ミッキーがこう言ったんだよね。“やっぱりさ、売れるバンドはボーカルがいないとダメなんだ。タケ、悪いけどマイクを持って歌ってくれないか”と。それまでマイクだけを持って歌うなんてやったことないから、手のやりどころとかわからなくって(笑)。

 でも『ガンダーラ』が売れなかったらこの先がない、という状況だったので、頑張りましたよ。VHSのビデオを買って、自分たちの出番だけ家族に録りだめしてもらいました。今でも家には、『ガンダーラ』ばかりとか、『モンキー・マジック』ばかりみたいなテープがあります(苦笑)。あのころは毎日、歌番組があって、毎日、同じ曲を歌って、いま考えるとそんな幸せなことはなかったよね」



■わずかひと晩で作り上げた伝説の曲



 取材当日のライブはチケット完売。本番では、みんなが知っているシングルから、隠れた名曲まで披露した。アンコールで、タケカワが「さあ、行きますか、あの曲を!」と声をかけて会場が沸き上がったのが『銀河鉄道999』。スターとして多忙な合間に、タケカワがひと晩でこのメロディーを作ったという逸話がある。

タケカワ「追い込まれていたのがかえって功を奏したんだと思います。“THE GALAXY EXPRESS 999”というサビにメロディーをつけるなんて、よくそんな恐ろしいことができたと思う(笑)。真剣に文字とにらめっこをしていたら、生まれなかったかもしれない。でもね、ミッキーがいちばん大変だったんじゃないかな。僕の曲を受け取ってすぐにスタジオでアレンジしてくれて」



 絶好調のさなか、’85年に1度、充電期間を置き、2006年に活動を再開した。

ミッキー吉野「奈良の東大寺で1回きりのライブをやったんですけど、東大寺の色彩を見てふと、“この景色、どこかで見たなあ……。そうだ、カトマンズ(’80年、ネパールで行った野外コンサート)で見たあの色だ、と。本格的に再始動した年は2006年、カトマンズのライブからちょうど26年目。26という数字は、AtoZの数。あれから26年、やっぱり僕たちは再始動する運命だったんだと。

 今は、ゴダイゴのメンバーと一緒にいると、居心地がとてもいい。メンバーはみんなそれぞれの関係を大事にしていて、まるで鉄道のレールみたいな関係です。鉄道のレールってずっと並行して走っていて、ハの字に分かれちゃったら走らないし、交差してしまってもダメ。ひたすら終着駅に向かってずっと走り続ける。

 僕らも、“GO(生)DIE(死)GO(生)”というネーミングのとおりに、活動から休止、そしてまた活動へ。永遠に向かって走り続けています。もしも終着駅があるとしたら? それは幸せという名前の駅なんじゃないかな」

 ゴダイゴという鉄道は、永遠の幸せへ向かって走り続けている。



■ゴダイゴ40年史



1976年 シングル『僕のサラダガール』でデビュー

1977年 アルバム『DEAD END』を発表

1978年 ドラマ『西遊記』のエンディングテーマ『ガンダーラ』と主題歌『モンキー・マジック』が大ヒット

1979年 『ビューティフル・ネーム』『銀河鉄道999』『ホーリー&ブライト』が大ヒット、同時に3曲がベスト10入り

1980年 ネパール・カトマンズ、中国・天津で現地初のロックコンサートを行う

1985年 インターミッションと銘打ち、活動休止

1999年 期間限定で再結成

2006年 結成30周年にあたり奈良・東大寺でコンサート開催。2度目の再始動を宣言

2007年 一夜限りのコンサート「2007 TOKYO 新創世紀」(2009年まで3部作として開催)

2016年 結成40周年を迎え、新曲『Tomorrow of Your Dreams』がCMタイアップ曲に

(取材・文/生嶋マキ)

週刊女性PRIME

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