大英博物館『日本漫画展』若年層来場者の倍増で最大ヒットへ 『キャプ翼』作者×ザッケローニ氏がトーク

5月27日(月)20時25分 オリコン

大英博物館の漫画展『The Citi exhibition Manga』のトークイベント(集英社提供)

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 現地時間23日よりイギリス・ロンドンの大英博物館で開幕した国外最大規模の日本漫画の展覧会『The Citi exhibition Manga』展。その関連のイベントとして24日、『キャプテン翼』の高橋陽一氏とサッカー元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏によるトークイベントが開催され、即日完売したチケットを手にした約300人のサッカー&漫画ファンが詰めかけた。

 サッカーのルールが今ほど知られていなかった1981年に『週刊少年ジャンプ』で連載スタートした『キャプテン翼』は、フェルナンド・トーレス、アレッサンドロ・デル・ピエロなど偉大な選手たちのサッカー人生に影響を与えた作品で、世界中で愛されている。

 しかし高橋氏は「ヒットすればいいなと思っていたけど、ここまでになるとは」考えていなかったと告白。初代担当である集英社常務の鈴木晴彦氏が、「それまでの少年漫画はチャンバラや野球に象徴される1対1の勝負を描くことが中心で、団体競技であるサッカーは難しいと思われていた。だが、高橋先生は、試合の中で、翼対ライバルという無数の1対1のシーンを作りだし、画期的だった」とヒットの理由を解説。

 ザッケローニ氏は「息子のルカが、スカイラブハリケーンを教えてくれて、『翼』を知ったんだ。マンガやアニメを息子もそのまた子どもも、これからも見ていくのだと思うと、感慨深いね」と世代を超えていく漫画の力を称えた。

 また、会場に駆けつけた少年たちから、主人公・大空翼の名前の由来を聞かれると、高橋氏は、「『キャプテン翼』のテーマは夢を持って、夢を追いかけることなので、翼を広げて夢を追う感じがいいなと思いました。ゴロもよかったし」と明かし、夢を追う子どもたちを励ました。

 同展は8月26日まで開催。通常、企画展の来場者における18歳未満の割合は10%程度だが同展は23%と倍で、博物館の広報担当者によると「これまでの企画展で最大のヒットとなると思う」と若年層からの人気があると明かした。

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