「京急蒲タコハイ駅」“中止”抗議にSNSで賛否の声「完全支持しますよ」「公共空間はこれくらい厳しいほうがいいかもね」

2024年5月27日(月)12時48分 オリコン

NPO法人ASKの申し入れ書

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 サントリー、京浜急行電鉄、大田区商店街連合会は、京急蒲田駅を「京急蒲タコハイ駅」とした期間限定のコラボイベントを18日から開催。この企画にNPO法人が中止を訴え、SNSでは賛否の声が寄せられている。

 同イベントは18日から6月16日までの期間、蒲田の街を盛り上げる施策として、京急蒲田駅や京急蒲田駅周辺エリアで各種施策を実施。同期間は駅名が「京急蒲タコハイ駅」となり、構内や周辺の各種装飾を変更。CMキャラクターを務める田中みな実によるアナウンスを実施するなど「蒲タコハイ」仕様となる。また5月18〜19日、6月8〜9日の4日間、京急蒲田2番線で「京急蒲タコハイ駅酒場」も開催するとしていた。

 その後、NPO法人のASKがコラボ企画開催の前日17日、サントリーと京浜急行電鉄宛てにイベントの中止を申し入れ、書面も公開した。その理由として、「駅は不特定多数が利用する極めて公共性が強い場です。 乗客には、20歳未満、ドクターストップで禁酒・断酒中の人や飲めない体質の人もいます。 また、早朝からの通勤・通学や勤務の移動時に酒類広告はなじみません」などとした主に2点を説明。「京急蒲タコハイ駅」への駅呼称変更と、ホームでの酒場開店の中止を求める申し入れ書を公開した。

 この抗議についてSNSでは賛否の声が寄せられ、Xで「京急蒲タコハイ駅」のワードがトレンド入り。抗議に同意するとして「タバコCMがTVから消えたように、酒類(特にビール系飲料)のCMもTVから廃絶すべき!酒好きはTVCM無関係に買いますから」「厳しいなとは思ったけど『面白ければOK』『人が楽しんてることにケチ付けるな』という幼稚な意見が蔓延する世の中なので公共空間はこれくらい厳しいほうがいいかもね」という声が寄せられた。

 一方、反対とする意見は「既に行われたイベントは盛況の様ですし」「僕はこのイベントは完全支持しますよ」「率直思いとして、何がダメなの?」「抗議内容に違和感しかない」などのコメントが寄せられている。

オリコン

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