「ローラ・シュクレーヌはここまでだと感じた」 アフィリア・サーガのローラが明かす"卒業を決めた瞬間"

5月27日(水)18時0分 おたぽる

左からラブ、ローラ、ミュナ。

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 5月28日のライブをもって卒業を発表したアフィリア・サーガのローラ・シュクレーヌ。最近では、熱血キャラのイメージも定着し、ライブでは煽りを担当するなど、積極的にグループを引っ張ってきた中堅メンバーだ。今回はそんな"頼れるメンバー"である彼女が卒業を決めた理由に迫るのはもちろん、自分が抜けた後のアフィリア・サーガがどうすれば飛躍するのか、分析してもらった。インタビューはローラの愛弟子といえる存在のラブ・ベリー・ジャンヌ、ミュナ・シュリータも参加。メンバーしか知らないローラの素顔も明かされた......!?

■"アニソンを歌っていないのに"出演したアニサマに思ったこと

——ローラさんが卒業を考え始めたのはいつ頃からですか?

ローラ 具体的に考え始めたのは、昨年末です。その前から、自分のやりたい方向と今のアイドル活動にずれを感じていました。けど、メンバーと一緒にステージに立ったりするのは楽しかったので、卒業を決断するまでには至らなかったのですが、昨年12月のワンマンライブ「Forest of Brillia」や2月の香港公演で、アイドルとして出せるものはすべて出し切ったという達成感がありました。そこで、いつまでもアフィリア・サーガに頼らず、自分の道を進もうと思い卒業を決めました。

——達成感とはどのようなものですか?

ローラ 3年半の間、ファンの方にもっと楽しんでもらったり、グループを高めていくためにはどうしたらいいか、メンバーと話し合いながら活動してきましたが、2つのライブを終えて、私はもうこれ以上アイドルとしてやれることはないと思いました。「ローラ・シュクレーヌはここまでだな」と、感じたというのが本音です。

——やりたい方向とのずれを感じたということですが、今"やりたいこと"とは何ですか?

ローラ 私の夢はアフィリア・サーガのMVやジャケットを作ることなんですよ。アフィリア・サーガの活動を通して、私だったらもっとこうしたい、こんなのを作りたいという願望が強くなったんです。だから、アイドル活動の後半では、ワンマンライブの舞台構成や演出面についてプロデューサーと話したりということもしていました。このままアフィリア・サーガの活動を続けても夢は叶うかもしれませんが、もっと現場を見て勉強したいという思いが強く、アイドル活動はもうお腹いっぱいになるほど頑張ったから、次の道をいちから頑張ろうと考えています。

——アフィリア・サーガの活動を通して、得たものは何ですか?

ローラ アイドル業界のことや、人から見られる立場の心構えはもちろん学べましたが、人として学ぶことがとても多かったと思います。この業界に関わらず、どの社会でも大切なことを学ばせてもらいました。また、アイドルは遊びではなく仕事だということも学べたと思います。

——では、今までの活動の中で思い出に残っていることは何ですか?

ローラ ラブとミュナにも言いたいですが、「Animelo Summer Live」(以下、アニサマ)のステージは感動する! 初めて出演したのは2012年ですが、3万人もの人が振るサイリウムの光は星の数以上あって、顔が見えない席にも人がいるのがわかるんです。この感覚は、ぜひ2人にも味わってほしいな。2012年は「アニメの曲を歌っていなかった」という、悔しい思いもありました。翌年から『超次元ゲイム ネプテューヌ』や『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』といったアニメとのタイアップ曲を披露することができるようになったんですが、やはり会場から返ってくるものは全然違いましたね。

——以前、私がアニサマ初出場についてインタビュー取材をしたとき、ローラさんが泣きながら「実際にはアニソンを歌っていないのにアニサマに出させてもらえたのは、みなさんのおかげだと思っています」と話してくれたのが、今でも印象に残っています。

ローラ だってアニサマですよ! 私もオタクでアニメの曲が大好きだから、豪華アーティストさんたちの中で、アニメの曲を歌っていないのに出るのは悔しくて。アニソンを歌ってはじめて「アニサマ出ました!」と胸を張って言えるようになりました。

——当時のインタビューでは、「まだ私たちの実力では立っていない」とも話していましたが、今アフィリア・サーガは自分たちの力でどこまできていると思いますか?

ローラ バックアップがないとできないことはたくさんあると思いますが、みなさんの力をお借りしても、そこで結果を出すことはアフィリア・サーガの力だと思います。アイドルグループはたくさんありますが、アニメやゲームに特化しているグループは、アフィリア・サーガが一番じゃないかな。声優を目指しているメンバーもいるので、声優をはじめ、アニメ業界やゲーム業界に強く推されるグループになっていけるのではと思います。

——ローラさんが所属していた期間は、アニサマへの初出場をはじめ、アニメとの初タイアップ、初のツアー、初海外ワンマンライブなど、大きな動きがありましたが、アフィリア・サーガにとってターニングポイントになったと思うことは何ですか?

ローラ アニサマへの出場やアニメとのタイアップも大きい出来事ですが、ここ最近、声優として活躍しているコヒメ(コヒメ・リト・プッチ)さんやレイミー(レイミー・ヘヴンリー)といった、メンバー一人ひとりが個人で仕事をすることが多くなってきました。今まではメンバーが揃って"アフィリア・サーガです"という仕事しかありませんでしたが、最近は"アフィリア・サーガの誰々"という仕事が増えてきたことは大きいですね。

——では、アフィリア・サーガが飛躍するにはどうすればいいと思いますか?

ローラ もちろん、自社(MAGES.)の作品からも推してもらう立場でいなければならないと思いますが、自社以外の作品からも仕事をいただければ、もっと世間にも広がっていけるんじゃないかなって思います。声優として活躍しているメンバーは外のお仕事もたくさんしているので、そういう風にもっと広く活動をしていければ、アフィリア・サーガももっと上にいけるのではないでしょうか。個人の活動はまだ数えられるほどですが、メンバー全員が"私だったらこのジャンル"というのを確立していけば、もっと変わっていくのかな。

■ローラの"煽り"を引き継ぐメンバーは!?

——"私だったらこれ"という点では、ローラさんはライブでは煽り担当ですよね。煽り担当を受け継ぐメンバーには誰を考えていますか?

ローラ メンバーからも先輩(ファンのこと)からもよく聞かれるのですが、私としては自分より後に加入したメンバーに担当してほしいですね。新メンバーにも、ひとり一曲でもいいから、"この曲と言えば私"と言われるくらい、目立つ存在になってほしいです。

ラブ・ミュナ !!

ローラ ただ、ミュナは、声がすごく綺麗で歌もかわいいのですが、声量が問題だね。そこはちょっと鍛えるべきところなので、かわいい系の曲だったら、私はミュナも煽りがいけると思うんです。ラブは、一番度胸もあって、ステージ上で堂々としているので、実はラブにも煽りをやってほしいなと思っています。

ラブ 本当ですか!?

ローラ 思ってます! だから、私は誰にも煽りをお願いしていないし、むしろ自分から名乗り出てくれるのを待っているんですよ。「私、やります」という根性のある人を選びたいです。もちろん、曲によっても向き不向きがあるので、私も向いていないかわいい曲はマホなどにお願いしているけど、とりあえず挑戦することだよ。私も最初、プロデューサーに突然、「ローラ、『ニーハイ・エゴイスト』、お前が煽りな」って、何の前触れもなく言われたんです。

ラブ・ミュナ へぇ〜。

ローラ で、右も左もわからないまま、煽りをやるようになりました。だから最初はタイミングもちょっとずれていたり、早口で言って観客が聞き取れなかったりという失敗を繰り返して今があるので、まずは失敗を恐れずどんどんやって、何人もいるグループだからアピールの場をひとつでも増やしていかなければならないと思います。

——たしかに、最初の頃のライブでは、ローラさんに煽り担当という印象はなかったですね。

ローラ ここ2〜3年くらいかな。先輩の声が足りないから、「なんか言ってよ!」って言わなければと思い、誰と相談することなく煽っていましたね(笑)。熱いライブを見せるのが、自分のウリだと思うので。

■新メンバーのダンス練習に突然現れて熱血指導!?

——熱血派と言われるローラさんはいつからそんなに熱いのですか?

ローラ アフィリア世界に来る前から、ハンドボール部でキャプテンをやっていたりしました。だから、これは生まれ持った性格だと思います。

——では、最初の頃は控えていたのですね。

ローラ 昔は猫をかぶっていました(笑)。アイドルだからかわいらしくしなければいけないと思っていたのですが、活動していくうちに、「アイドルだからって、みんながかわいらしかったら変じゃない?」って。だから、素の私で勝負しようと思って、猫をかぶるのは止めました。

——ラブさんとミュナさんは、まだまだ本当の彼女たちの姿ではないですか?

ローラ この2人はまだまだ出てきます。まだ引っ張ったら、たくさん面白いものが出てきますから!「オープン・ザ・ドアをいつちゃんとできるのかな?」っていうところです。もう楽屋だとみんなすごくしゃべるのですが、ステージ上だと緊張しているのか一歩引いているところがあるから。その謙虚さは要らない! 逆に、楽屋は謙虚にしよう(笑)。

ラブ・ミュナ はい!

——ローラさんは本当に熱血ですね。ラブさんとミュナさんからみて、ローラさんは熱血だと思ったエピソードはありますか?

ラブ 新メンバー4人だけでダンスの練習をする日があったのですが、予告なしにローラさんが突然現れたことがありました。

ローラ 新メンバーだけで自主練習をする日があったのですが、ちょうど私も仕事が休みだったので、「あの子たちはちゃんとやっているのかな」って思い、見に行きました。

ラブ しかも、パジャマ姿で(笑)。

ミュナ おにぎりの差し入れまで持ってきてくれました。私はいいからみんなで食べてって。

ローラ でも、「なんでローラさんがいるんだろう」ってざわざわってなってたよね?

ラブ 本当にどうしようと思って......。

ミュナ 何をすればいいんだろうって思ったよね。

ローラ 私が座って見ていたら、全然練習が始まらないので、「練習しないの? スタジオ借りているんだよ?」って。

ミュナ 「やらないんだったら、私帰るよ」って言われて、みんなもうどうしたらいいのかわからなくて。

ラブ いつ始めていいのかなって(笑)。

ローラ それで、とりあえず、踊らせてダメだししてというのを4〜5時間くらい繰り返しました。

——ローラさんの指導は、やはりほかの先輩メンバーと比べて厳しいのですか?

ラブ 指先のカッコいい見せ方とか、細かいところまで教えてくれるんですよ。もともとダンス経験がなくて、ただ振り付けを踊っているだけになってしまうので、それをどう綺麗に見せるかを教えてくれるのがうれしいです。

ローラ アフィリア・サーガのメンバーのほとんどは、ダンスや歌の経験がない子ばかりなので、私が3年半かけて学んできたことを、新メンバーが繰り返していたら、グループとして上に行けないと思います。だから、私が3年半の間に学んだことを全部教えれば、新メンバーは3年半以上のことができるようになるので、なるべく自分が得た知識は下の子たちに教えようというつもりで教えてきました。

——でも、ローラさんの指導を怖いと思ったことはありませんか?

ミュナ 最初はやっぱり怖くて......。でも、言えなくて......。

ローラ 店舗に出勤して、先輩とお話ししていたとき、「ミュナが店舗でローラのこと怖いって言っていたよ」って聞いて、すごくへこみました。だったら、直接言ってよ〜って。

ミュナ いやいや、店舗で「ローラが教えてくれているんでしょ? 怖い?」って聞かれて、「まあまあ、ちょっと......」って話していたのが伝わっちゃって......。

ローラ ラブも「怖い」って言っていたというのを先輩から聞いたからね。

ラブ 本当ですか!?

ローラ でも、怖いと思いますよ。かなり厳しく教えていると思うので。

ミュナ でも、そのお陰でここまで踊れるようになりましたから。

ローラ まだ踊れていないから! でも、最近は2人も頼もしくなってきて、教えていなくても見せるダンスができるようになってきているなとは思います。

■私服はトップス3種類とスカート3種類をローテーション

——練習以外でローラさんとの付き合いはあるのですか?

ミュナ 最初の頃、私ができなさすぎてもうやっていけないと泣いてへこんでいた時に、ローラさんが「スタバ行く?」って声をかけてきてくれて、おごってくれたんですよ。先輩っぽくて、「マジ、カッコいい!」って思いました。

——まさに熱血キャラですね。逆に、ローラさんの意外な一面を見たことはありますか?

ラブ 飛行機! 香港公演のとき、飛行機の座席が隣だったんです。そうしたら、離発着が怖いらしくて、恋人握りをしてきました。すごくかわいいなって思いましたね。

ローラ 飛行機が本当に怖くて、ジェットコースターにも乗れないんです。ほかのメンバーは私の飛行機嫌いを知っていて、私が隣の人にしがみついてくるのを知っているから、うっとうしがるのですが、ラブは喜んで「大丈夫ですよ」って言ってくれたので、優しかったですね。頼もしかったです。

——では、ローラさんに卒業するなら直してほしいと思うことはありますか?

ラブ 私服のバリエーションかな?

ローラ あ〜〜〜〜っ!!

ラブ なんか、同じ形のスカートをたくさん持っているらしいのですが、それを知るまでは同じものをはいてきているのかなと思っていました。

ミュナ ユ○クロが多い。女子力が......(笑)。

ローラ うるさいよ〜、もう止めてよ〜。たしかに、トップス3種類、スカート3種類を組み合わせて、ずっとローテーションしてきたんです。仕事でもほぼ毎日会っているからね。ほかのメンバーは気にしてあまり突っ込んでこなかったけど、今日ちゃんと言われたので、これからは社会人になるから、気をつけたいと思います。

ミュナ なんか"ローラさんスカート"、みたいな認識があるよね。だから、街中で同じような形のスカートをはいている人を見ると、「ローラさんだ」って思うことがよくあります。

ラブ ローラさんかもしれないと思うと、シュって姿勢がよくなるよね。

ローラ そう思われていたんだ、私......。気をつけよう......。

ミュナ あと、体を張るよね。そういうのもいいなって思っています。

ローラ そこは見習わなくてもいいかな(苦笑)。アフィリア・サーガはニコニコ生放送などもやっていて、バラエティ要素の多い番組だと、笑いを生まなきゃって思って、その場を盛り上げようとしてしまうんですよ。だから、楽屋でもみんなが静かにメイクをしていると、隣の子に話しかけたりしていますね。それで、収録中も盛り上げないとって思って体を張っていますが、空回りしているときもあります(笑)。

——では、最後に、ローラさんから残されたメンバーに伝えたいことをお願いします。

ローラ やはり先輩メンバーには、教わることばかりだったので、もっと羽ばたいてもらいたいという感謝の気持ちしかありません。一方、やはり新しく入ったメンバー、特に新メンバーのラブ、ミュナ、アリス、ナナの4人は私がお母さんとしてみてきたというのもあるので、アイドル活動は普通の仕事とは違う辛さもあると思いますが、夢と希望だけは絶対に忘れないでほしいです。瞳の輝きは、どんなに化粧したって、どんなに頑張ったってどうにかできるものではなく、心の中を映していると思います。だから、アイドルは瞳の輝きが必要不可欠なので、絶対にこうなりたいという目標や、私はこうなれるという夢と希望だけは忘れないで、アイドル活動をしていってほしいと思います。

——ありがとうございました。ローラさん、今までお疲れ様でした!
(写真・文/桜井飛鳥)

■「アフィリア・サーガ 〜ローラ・シュクレーヌ卒業Live〜」
日時:5月28日(木)
会場:TSUTAYA O-WEST
時間:開場 18:30/開演 19:00
SOLD OUT!!

■ローラ・シュクレーヌ卒業エンカウント
5月29日(金)17:00〜23:00@上野 アフィリア・シェリーズ
5月31日(日)18:00〜23:00@池袋 王立アフィリア・グランドロッジ

■アフィリア・サーガ公式サイト
http://afiliasaga.jp

おたぽる

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