『ドラゴンクエストヒーローズⅡ』発売 「ツボと樽は全部割る」……またもや山田孝之からマニアックな話が飛び出す!

5月27日(金)16時0分 おたぽる

完成披露発表にて。(左から、山田孝之、森山未來、武井咲、堀井雄二)

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 5月27日発売されたシリーズ最新作『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』(スクウェア・エニックス)。発売前日の26日、東京・帝国ホテルで完成披露発表会が行われ、ゲームデザイナーの堀井雄二、森山未來武井咲山田孝之らが登場した。

 イベントでは、オープニング映像が流された後に、『ドラゴンクエスト』の生みの親である堀井雄二が登場し、「明日(5月27日)はいよいよドラゴンクエスト、30歳の誕生日です。このような記念すべき日に新しいタイトルを発売できることをうれしく思います」と挨拶。

 続いて、同作で主人公のラゼルを演じた森山未來、もう1人の主人公・テレシアを演じた武井咲、ツェザールを演じた山田孝之、プロデューサーであるスクウェア・エニックスの青海亮太が登壇。青海は「実は、前作よりも今作の方が開発が大変で、いろいろな困難があったんですが、開発のコーエーテクモゲームスのみなさんの“ドラクエ愛”のおかげでこの日を迎えることができました」と感謝の言葉を述べた。

 今作といえば、豪華なボイスチャット陣も注目を集めているが、堀井はキャストたちについて、「森山さんと山田さんはがちがちのドラクエユーザーで、武井さんもご両親がドラクエをやっていて、それを見ていたと。それから意外だったのは、武井さんが『いただきストリート』をやりこんでいて、それで『ドラクエ』や『ファイナルファンタジー』のキャラクターに親しんでいただいていたと聞いて、すごくうれしかったです。そんな3人に演じていただけて光栄でした」と語った。

 当のキャストたちはそれぞれ演じたキャラクターについて、森山は「お話をいただいた時は、『そもそも主人公しゃべるの?』っていうところから始まって(笑)。前作は主人公が装備する武器が一つだったんですが、今作は転職できるようになったので、とにかく分量が多くて、叫ぶことが多くて……。それから、衝撃だったのが“ルカナン(ルにアクセント)”だと思ってたら、“ルカナン(カにアクセント)”だったんですよね(笑)」と語り、その一方で武井は「呪文を叫ぶのは難しかったですね(笑)。収録は一人だったんですが、先に森山さんの声が入っていたので、すごくやりやすかったです」と笑顔。続けて山田も「難しかったけど、楽しかったですね。台詞の部分で、声を張らなきゃいけないところは、なかなかうまくいかなくて、何回もやりましたし」と語ると、森山が「収録で堀井さん直々に演出を受けるとは思っていなかったので、『“神”から演出を受けてる』と思いました(笑)」と語り、それぞれ収録を振り返った。

 自分以外が演じたキャラクターの印象についての話では、山田が演じたツェザールについて武井が「(山田に)ぴったりだと思って(笑)。ポーカーフェイスのように見えるんですけど、本当はとても心優しくて……」と語ると、森山も「言いそうだけどね。『俺の美学が……』って(笑)」と続け、それに山田がすかさず「言わねーよ!(笑)」とツッコむ一幕も。なお、森山が演じたラゼルの印象について山田は「僕が収録をした時はほとんどの方の声が入っていたんですけど、未來はかなり熱血な感じで叫んでいて、ちょっと『うるせーな』と思いました(笑)」と笑顔で語っていた。

 さらに、それぞれのキャラクターの決め台詞や性格にちなんで、“最近、熱血になっていること”を聞かれた森山は、「幼少期から踊りをやっていて、今はかなりそれに注力しているので、そこはたぎっている部分かもしれないですね。遊び人からの、踊り子からの、スーパースターになれたら良いなと。転職してるわけではないんですけどね(笑)」と語る。

 その一方で、“学生時代はクラスでどんな存在だったか”と聞かれた武井は、「高校生の時は、仕事を始めていたので、わりと一人でいることが多かったかもしれないですね。人見知りもあって、気づいたら3年間経っちゃって、あまり良い思い出がないんですよね(笑)」と意外な“暗黒時代”を明かした。

 そして、“他人には理解されない自分の中の美学”について聞かれた山田は「『ドラゴンクエスト』をやっている時は、一目散にツボと樽は全部割ります、絶対に、一つも残さず。でも、『ドラゴンクエストヒーローズ』だと、敵をバンバン倒して、後で割ればいいやと思って戦闘を終わらせると動けなくなるんですよね。そうすると、『あそこにすごいのが入ってたんじゃないか』と思ってしまうので、最近は、敵よりも先にツボと樽をぶっこわしてます(笑)」と“ゲーマー”らしいコメント。すると、堀井は「本編の方だとそういう人がいると聞いていて、アクションの『ドラゴンクエストヒーローズ』ではそこまでやる人はいないだろうと思ってたけど、やっぱりやる人いるんだ(笑)」と、うれしそうな表情を見せた。

 その後、ドラゴンクエスト誕生30周年を記念して、ステージ上に1mほどの巨大なスライムの氷像が登場すると、堀井も「大きいね!」と感動。その他の登壇者も「すごいですね」と驚きの表情を見せていた。

 イベント終盤、森山は「初めてのゲームのキャラクターボイスということで、仕上がりがどうなっているのか分かりませんが、これからゲームを思いっきり楽しみながら、『あー……』って思うこともあるかもしれないし、そういう“躁鬱状態”を楽しめればなと思います(笑)」と、武井は「歴史的なゲームにたずさわれてうれしく思いました。これからもたくさんの人たちに愛され続けるゲームであることを心から願っています」と、山田は「30周年、ぜひ還暦まで行ってもらいたいですね。“ドラクエ20”くらいまでいってもらって、その頃、ヒーローズはどれくらいなんですかね?(笑) そのくらいまで行ってもらいたいです」と、各々本作について語った。

 青海は「我々は、堀井さんが作り出した温かい『ドラクエ』の世界で育ってきました。その中で、作り手側としてドラクエにたずさわれたのは本当に光栄に思います」とコメント。そして、最後に堀井が「30年やってきて、誕生日を祝ってもらうのは初めてなんですよ。本当にうれしいです! 30年間続けてきて良かったなと思います! 30年間ありがとうございました! これからもドラゴンクエストをよろしくお願いします!」と力強く語り、イベントを締めくくった。
(取材・文/小林ぴじお)


「ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり」

対応機種: PlayStation®4、PlayStation®3、PlayStation®Vita
発売予定日: 2016 年5 月27 日(金)
希望小売価格:
PlayStation®4 版:7,800 円+税【パッケージ版/ダウンロード版】
PlayStation®3 版:6,800 円+税【パッケージ版/ダウンロード版】
PlayStation®Vita 版:6,800 円+税【パッケージ版/ダウンロード版】
CERO: B 区分(12 才以上対象)

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