岩田剛典、シンガポールでみたYOASOBIのポスターが刺激に!

2025年5月29日(木)9時53分 ジェイタメ


日本旅行業協会(Japan Association of Travel Agents、以下、JATA)が5月28日(水)、海外旅行拡大プロジェクト「もっと!海外へ」の「JATA海外旅行アンバサダー」に就任した岩田剛典を招き、東京・霞が関で「海外旅行アンバサダー就任発表会」を開催した。岩田は、アンバサダーとしての意気込みや出演する新WebCMの撮影秘話、旅にまつわるエピソードなどを語ってくれた。


発表会の冒頭には、JATA会長の髙橋広行から、旅行業界の現状が「インバウンド旅行は、昨年は過去最高の3,687万人を記録し、今年に入っても非常に好調で、拡大傾向が続いています。一方で、アウトバウンド(日本人の海外旅行)は、コロナ禍前の2019年に対して7割弱と伸び悩んでいます。それに加えて、日本人のパスポート保有率も17%台まで低下しており、海外渡航の機会が著しく低下していることに、旅行業界としても非常に大きな危機感を持っています」と述べ、「JATAでは、いち早く海外旅行率を回復させるために『もっと!海外へ』というキャンペーンを打ち出し、海外旅行会社や航空会社、空港会社、あるいは各国の政府観光局と共同で、総額2億円規模のパスポート取得支援キャンペーンなどを行っている。このキャンペーンをさらに加速させるために、他方面で活躍されている岩田剛典さんに、JATA海外旅行アンバサダーとして、海外旅行拡大のためのサポートいただくこととなりました。インバウンド旅行、国際交流の基本は、均衡の取れた双方向交流にあります。一刻も早く海外旅行を回復させ、インバウンドとアウトバウンドのバランスが取れた、持続可能な国際交流の実現に向けて、業界として一生懸命やっていきますので、今後ともご支援をよろしくお願いいたします」と力強く宣言した。

続いて、岩田が出演する新WebCM『もっと!海外へ 岩田剛典編』が初公開され、ステージ上に岩田が登壇すると「アンバサダー就任式」が執り行われた。髙橋より、JATA海外旅行アンバサダーの巨大名刺が贈呈されると、岩田は満面の笑顔で受け取り「自分自身、海外旅行が好きで、国内では経験できないこと、現地で会う人や食であったり、目に入ってくる光景も刺激をいただける時間です。そういった時間が仕事のモチベーションに繋がって、また頑張っていこうと活力になると思います。この大役を仰せつかって、光栄な思いでいっぱいです。海外旅行のよさをお伝えできるように、アンバサダーとして務めていきたいと思います」と意欲を見せた。


■ハワイでのCM撮影ではノースショアにも「いい経験になりました」

その後のトークセッションでは、MCのJOYと共に、旅をテーマに様々なトークを展開した。まず、アンバサダーに就任した心境について「光栄の一言でした。30代半ばを迎えまして、仕事の向き合い方として、国内だけでなく、アジア諸国など海外に向けてアプローチしたいという想いが強まっていたので、今回のお話は自分にとってもタイムリーで、ありがたいなと思います」とにっこり。ハワイで行われたCM撮影は「分刻みの強行スケジュールではあった」とのことですが、「普段なかなか行けない、車で1時間くらいかかるノースショアの方も回ることができたので、すごく刺激をもらえましたし、いい経験になりました。次に行ったときはプチ案内できるかもしれないです。すごくいいところを教えていただきました」と声を弾ませた。


6月1日(日)からは、海外旅行の際に「#もっと海外へ」のハッシュタグをつけた写真を投稿すると、岩田が選んだハワイ旅行のお土産が抽選で当たる「岩田剛典さん✕もっと!海外へ」SNSキャンペーンもスタートする。お土産は、ノースショアの方で出会ったコーヒーショップのタンブラーとエコバッグをチョイスしたそうで「ぜひ皆さんにお渡ししたいなと思って選びました。旅の思い出です」としみじみと話した。


■エンタメの街「シンガポール」に刺激を受け、海外でのアーティスト活動に意欲

海外旅行好きという岩田だが、初めてパスポートを取ったのは10歳くらいだそうで「記憶はあいまいですが、ワクワクする気持ちはありました。海外旅行はやっぱり楽しいですから」と回想。プライベートで旅行する際のスタイルについて「計画派」か「行き当たりばったり派」の2択で問われると「行き当たりばったり派」と答え、「泊まる宿と旅券さえあれば、あとは現地でググって。今日はどこに行くのかだけざっくり決めて、食事は流れで決めるのが好きですね。東京ではすごいスケジュール感でやっているので、海外に行ったときはゆっくりしたいなと思って」と明かした。


海外旅行中は、ゆったり過ごすのが好きだというが、その中でのマイルールは「コンビニに入る」「スマホの大容量充電器を持っていく」だそう。「国ごとに置いてあるものが違くて、お菓子まで見ちゃいます。マストで入りますね。充電器は、行き当たりばったりということもあって(バッテリーの)消費が激しいですし、普段は全然しない自撮りも、海外では浮かれて多めになっちゃうので(笑)」と対策まで十分。


これまでに、仕事やプライベート含めて10から20カ国を渡航してきたという岩田が、最近行った国はシンガポール。「エンターテインメントの街という感じでした。僕が行ったときはYOASOBIさんのライブポスターがバーっと貼ってあって、すごいなって。国内を越えて活躍している姿を見て、刺激をもらいました。異国の方々にエンターテインメントを届ける日本人って、すてきな活動だと思います。自分も海外でライブしたいので、海外にアプローチできるアーティストを目指します」と闘志を燃やしていた。


さらに、数年前にスペインに行った際は、昼食後に休憩を取る文化「シエスタ」に驚いたそう。「どんな仕事をしていても13時から15時くらいは完全に休む文化になっていて。その時間になると、一切仕事をしない。羨ましいなって(笑)。(シエスタの時間に)ワインを飲んだりもしていて『仕事に戻れるの?』と思いましたが、みんなそんな感じなんですよ。すごくいいなって思いました」と憧れていた。


写真集の撮影ではイタリアへ。「コモ湖の方に行きました。この世のものとは思えないくらい美しい景色で『この景色見るためだけに海外に来る価値はあるな』と思いました。繁華街から車で2時間以上かかる街ですけど、喧騒を離れてゆっくりできて、何物にも代えがたい経験になるなって。また来られるように頑張ろうって思いました」と当時の気持ちを思い返していた。


■家族でフランス・パリに「母の夢だった」

さまざまな思い出を紹介してくれた岩田だが、中でも心に残っている海外旅行には「フランス・パリへの家族旅行」を挙げられ、「家族でパリに行くのが母の夢だったんです。エッフェル塔を見に行って、家族写真を撮ったら母が急に泣き出して。『どうしたの?』と聞いたら『夢がかなった』とうれ泣きしていました。グッときて自分も泣きそうになりましたけど、泣かなかったです(笑)。でも、景色を見て涙を流すって日常にないじゃないですか。そういう感情になるのも、旅の刺激だなと思いますね」と感慨深い表情で語った。


現在、日本人のパスポート取得率はおよそ17%。この数字に岩田は「もっと多いと思っていました」と驚き、アンバサダーとして「皆さんお願いします」と取得を呼びかけた。続けて、若い世代におすすめしたい国を提案してくれた。「ニューヨークですかね。最初に行ったとき『ここが世界の中心か』って思うくらいにいろいろな人種の方がいて、せわしなく歩いていて、スピードも早い。タイムズスクエアの周辺は刺激しかなくて、当時は20代前半くらいだったんですけど、圧倒されました。どこか観光客として来ていた自分がいたので、すごく忙しくしている人たちを目の当たりにすると『自分はまだまだだな』って気持ちにされましたね。刺激をもらえる場所だと思ったので、若い世代の皆さんにはぜひおすすめしたいです」と自身の体験談を交えて勧めていた。


トークセションの最後には、意外な一面も教えてくれた。「こう見えて抜けていまして(笑)。友人と韓国に行くことになったとき、空港に着いてからパスポートを忘れていることに気づいて……。間に合わなかったので友だちひとりで飛んでもらって、僕は翌日の便で行きました。友だちには『ふざけんなよ!』と言われましたね(笑)。韓国は近いので、国内旅行くらいのつもりでいちゃったのかもしれないです。完全に抜けていました」と失敗談を披露してくれた。


■今行きたい国は…地球儀を指差し、「エジプト」!

そして、イベントの終盤には「世界の○×クイズ」に挑戦。海外に関する豆知識を問うクイズに、岩田が○×の札を手に答えていき、全10問中5問正解できたら景品を獲得できるという企画。ニューヨークの地下鉄やフランスのエッフェル塔、イタリアの食生活、オーストラリアの動物に関する問題などが出題され、迷う場面もあったが、見事5問正解。景品として地球儀が贈られると「芸人のゴー☆ジャスさんが浮かびました(笑)。久しぶりに見るといいですね。学生時代を思い出します」とにっこり。JOYから「今、行きたい国はどこですか?」と聞かれると、「エジプトです」と指差し、「やっぱり生でピラミッドを見たくて。世界遺産が好きなんです」と答えていた。この回答にJOYは「マダガスカル待ちだった……!」とゴー☆ジャスさんのネタ披露を期待していた。


最後に、岩田から改めて「本日、CMを流させていただきましたが、ハワイロケが今回のアンバサダーとしての初仕事でした。海外旅行はシンプルに楽しいです。パスポート取得率がおよそ17%なので、以前よりも海外に行く機会が減っている印象です。国内にいるだけでは経験できない人や食、目に入ってくる光景があります。人生一度切りなので、いろいろなものを取り入れて日々の活力に変えてほしいです。海外旅行をすることで、パワーももらえると思うので、行ってほしい想いでいっぱいです。こういう立場をいただきましたので、微力ながら海外旅行の魅力をお伝えできるように、精一杯頑張ってきたいと思います」と意気込み、イベントを締めくくった。

■10〜20カ国を旅してきた岩田さんおすすめの世界グルメは…「本場のイタリアン」!


発表会後には、岩田への囲み取材を実施。改めて、パスポート取得率の低さに触れられると「寂しい想いもある」と口にし、自身の活動によって高まった場合「僕の仕事はそれで達成です!」と言葉に力を込めていた。発表会では、さまざまな海外旅行中の思い出話をしてくれたが、そんな中でもおすすめしたい食べ物は「本場のイタリアン」と言い、「すごくおいしいんです。パスタもピザも最高でした。日本人の口に合う味があると思いますが、本場のイタリアンは絶対に合うので、ぜひ食べてみてほしいです」と呼びかけた。


同プロジェクト「もっと!海外へ」にちなみ、自身の活動の中で「もっと!」挑戦したいことを聞かれると「いっぱいあります。それこそ仕事でのキャリア、そしてプライベートも。最近は仕事一筋で趣味のない人間ですが、いつかは趣味を作りたいですね。それこそ、海外旅行が趣味になったら最高ですね。仕事を忘れてリフレッシュできる時間があれば、仕事へのモチベーションにもつながると思うので、そういった時間をもっと充実させたいと思います」と願いを口にした。


デビュー当時から「スーパースター」を目指して活動してきており、今も想いは変わらないという。「今、どこまで来ているかはわかりませんが、言霊はあるのかなと。あえてそういう言葉を発信することで、自分を追い込んでいく。それが大事だと思っています」と吐露。報道陣から「海外で『岩ちゃん!』って言われないですか?」と質問が寄せられると、「全くないですよ」ときっぱり。しかし「海外に行った瞬間に『何者でもない自分』でいられるというのが、自分を成長させてくれる瞬間だと思っています」と前向きな姿勢を見せていた。


■一緒に海外旅行に出かけるメンバーは…ボーカルのØMI!

囲み取材の終盤では、三代目 J SOUL BROTHERSが11月で15周年を迎えることへの想いを打ち明けてくれた。「芸能って移り変わりの激しいお仕事です。その中で15年間も走ってこられたのは、支えてくださるファンの皆様のお力が大きいです。年々、感謝の気持ちが深まっています。本当にありがたいなと思います。昨今では、俳優業や個人活動もやらせていただいていますが、やっぱりグループからすべて始まったと思っています。15周年でもそこまで気負うものもないですが、節目にあえて初心に帰ることが大事かなと思って、最近は過ごしていますね」と話した。


メンバーのØMI とは、海外旅行もする仲だそうで、仮にこの夏一緒に旅行するとしたらしたいこととして、「最近ゴルフにハマっていそうだったのでゴルフ……。でも、僕はやらないので別行動ですね(笑)。(行く場所は)それこそハワイがいいんじゃないですか。自然や食もあって、お買い物もできますし」と、笑い交じりに想像を膨らませた。報道陣から「ゴルフはやらないんですね」と触れられると、「やる時間がないですね(笑)。時間ができたときに、一緒にゴルフできたら素敵ですね」と目を輝かせていた。


最後に、海外でのソロ活動の目標を聞かれ「海外でのライブは夢というか、目標の1つです。韓国のアーティストが日本で活動されているように、日本のアーティストが海外でライブするのが何で当たり前になっていないのだろうと。もっとそうあるべきだと思いますし、チャレンジしたいと思っています。口だけじゃなくて、しっかり行動で自分の想像を形にできるように、頑張っていきたいと思います」と意気込んでいた。


◆JATA海外旅行アンバサダー就任発表会


JATA海外旅行拡大プロジェクト「もっと!海外へ 岩田剛典編」メイキング




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