地上駅との“標高差”は60メートル!? 地下鉄の“地形”を解説した「鉄道登山学」が興味深い

5月29日(水)21時0分 ニコニコニュース


 今回紹介するのは、太郎さんが投稿した『鉄道登山学 その20 「東京」地下鉄のアップダウン【中】』という動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

今回は主に1960〜80年代前半に造られた、深くなり始めた路線を紹介します。路線は「東西線」、「三田線」、「千代田線」、「有楽町線」です。これらの路線は、既設路線や水路下を通ったり、凸地形下でも平坦に進みつつあります。

 1960年〜1980年代前半に作られた東京の路線、東西線・三田線・千代田線、有楽町線の“地形”を解説した動画が投稿されました。地下鉄はこんなにも地下の中でアップダウンをしているのかと感心させられます。

 この記事では、東西線の解説を紹介しましょう。東西線は、武蔵野台地と都心部低地、東京東部のゼロメートル地帯を横断する地下鉄です。

 武蔵野台エリアは地下鉄開通当時、それほど地下が混み合っていませんので、あまり深く潜らずに、地形に沿ってアップダウンをしています。

 路線標高39.9メートルの中野駅を出た後、35‰勾配で13メートル下って地下に潜ります。その後は地形に沿って最大40‰勾配でアップダウンしながら、低地に向かいます。

 建設当時、他の路線との交差はないエリアですが、東西線より先発で作られた銀座線や丸ノ内線よりは少し深い、地下10メートル以深なことが多いのが特徴です。

 竹橋付近からは、既存の地下構造物の下を通るために、さらに深くなります。大手町駅付近では、地下15メートルから19メートルになります。

 地下構造が特に複雑なのは大手町駅〜茅場町駅間で、7本の地下鉄路線の下を潜ります。

 茅場町駅より先は、隅田川など河川を潜るためのV字線形が顕著になります。木場駅近辺は地盤が軟弱であるため、地下20メートル台の深度を通ります。

 木場駅は海面下22メートルにあるため、中野駅との高低差が62メートルにもなります。

 南砂町駅から、35‰勾配で登り地上に出ると、その後は終点の西船橋までは、大部分が直線で水平になります。地下鉄ではめずらしい走りやすい地形なため、日本の地下鉄最速の時速100キロ運転をしています。

 建設が新しい路線では、さらに複雑な事情が絡み合いアップダウンをしています。乗っているだけではアップダウンがあることは感じませんが、こうしてみるとなかなか興味深いものです。

視聴者コメント

結構高低差あるんだな
それであんな深いんか
池の水全部抜ける
もはやカオス
本当に地下鉄じゃなくて山岳路線だな

文/高橋ホイコ

▼動画はこちらから視聴できます▼

『鉄道登山学 その20 「東京」地下鉄のアップダウン【中】』

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