牧場に雷直撃、51歳男性と牛34頭が死亡「これまで見てきた中で最悪のケース」(米)

2024年5月29日(水)20時55分 Techinsight

牧場で干し草を下ろすためトレーラーに乗っていた男性が雷の直撃を受け、周囲にいた牛34頭とともに命を落とした(『Metro 「Rancher and 34 cows he was feeding struck dead by lightning」』より)

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今月25日、米コロラド州の農場に雷が落ち、この農場を経営する男性が死亡した。男性はトレーラーに乗って牛にエサを与えていたところで、周囲にいた牛も雷に打たれ、34頭が絶命した。当時の様子を撮影した写真には、干し草の回りに多数の牛が倒れている光景が写っており、検死官は「これまで見てきた中で最悪のケース」と被害の大きさを語っている。米ニュースメディア『People.com』などが伝えた。

落雷を受けて亡くなったのは、米コロラド州ジャクソン郡ランド地域で農場を営むマイク・モーガンさん(Mike Morgan、51)だ。今月25日の午後2時前、マイクさんが牛たちにエサを与えるためトレーラーに乗って干し草を下ろしていた時、落雷が発生した。


ジャクソン郡検視官であるジョージ・クロケットさん(George Crocket)は、「私の知る限り、マイクさんに雷が直撃しました」と説明する。


マイクさんが作業していた当時、100頭ほどの牛が干し草を食べようとトレーラーの周りに集まっていた。落雷直後の様子を撮影した写真には、干し草が高く積まれたトレーラーの周囲に、子牛を含む多数の牛が倒れている様子が写っている。


落雷当時、マイクさんの義父はトレーラーを連結したトラクターを運転しており、マイクさんの妻が馬を馬用のトレーラーに誘導し、荷物を積んでいたところだった。マイクさんは落雷の直撃を受けてしまったが、近くにいた2人は奇跡的に無事だった。


午後2時8分に通報を受けた救急隊が現場に駆けつけ、マイクさんの救命処置を行ったが、その場で死亡が確認された。また近くにいた牛のうち、34頭が絶命した。


米国立気象局は同日、同地域を含むデンバー市周辺に暴風雨の可能性があると報じており、住民に屋内への避難を呼びかけていた。マイクさんが雷に打たれる直前の午後2時前には、天候が荒れ始めていたという。


ジョージさんは、過去に祖父の農場で落雷が発生し、7頭の牛が死亡したケースを経験したと明かしており、「落雷で馬が死んだこともありますが、一度の落雷で犠牲になるのは大抵1頭ずつですよ」と述べたうえで、今回のケースがこれまで見てきた中で最悪のものであると語った。


亡くなったマイクさんは、ノース・パーク畜産協会(North Park Stockgrowers Association)の理事メンバーで、畜産業に関する情報発信などを精力的に行っていた。ランド地域にとって重要な存在で、地域住民はマイクさんの死に大きなショックを受けている。


ちなみに2021年にはジョージアで、落雷により約550頭の羊が即死するという、大規模な被害が発生していた。


画像は『Metro 「Rancher and 34 cows he was feeding struck dead by lightning」』『John Bamforth Facebook「FATAL LIGHTNING STRIKE, COLORADO」』『Oddity Central 「Lightning Strike Instantly Kills 550 Grazing Sheep」(Photo: Jnews)』『The Sun 「BLAST FROM THE PASTURE Eerie video of 23 cows dead in a line after they were struck by lightning is like a scene from Stranger Things」』『CBC.ca 「Lightning strikes plane after takeoff from Vancouver airport」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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