「クレヨンしんちゃん」野原しんのすけ役の矢島晶子が降板 「しんのすけの声を保ち続けることが難しく」
2018年6月1日(金)13時7分 BIGLOBEニュース編集部
アニメ「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけ役を演じている声優・矢島晶子が、6月29日の放送をもって番組を降板することが発表された。
矢島は、アニメの放送開始から野原しんのすけ役を演じ、生き生きとした魅力あるキャラクター性を吹き込んできた。しかし、放送開始から26年以上経ち、「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなり、キャラクターの声を作る作業に意識が集中して、役としての自然な表現がしづらくなった」との理由で降板を申し入れ。番組制作スタッフと協議を重ねた結果、降板が決定した。
アニメ「クレヨンしんちゃん」は、「長きにわたって作品を支え続けて頂いた矢島晶子さんの多大なる功績に、番組関係者一同、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」と感謝。7月からの野原しんのすけ役を務めるキャストは現在調整中となる。
<矢島晶子コメント>
27年間、春我部の「嵐を呼ぶ5才児」と一緒に過ごして参りましたが、この度、野原家から離れることに致しました。理由は、しんのすけの声を保ち続ける事が難しくなった為です。キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現が出来にくくなってしまった為です。
長い間、皆様に親しんで頂き、本当に感謝しております。
「しんのすけ」というキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取って頂けましたら幸いです。
27年間、ありがとうございました。