杉野遥亮、詐欺師役で連続ドラマ”初”主演「スカム」今夏放送
2019年6月4日(火)4時0分 映画ランドNEWS
杉野遥亮が連続ドラマ初主演を務めるMBS/TBSドラマイズム「スカム」が今夏より放送される。
MBS/TBSドラマイズムにて、今夏、振り込め詐欺を題材にしたドラマ「スカム」を放送。主演には、本作が連続ドラマ初主演となる杉野遥亮を迎え、社会から見放され、絶望的な状況に追い込まれた若者たちが、振り込め詐欺に手を染めていく衝撃の姿をオリジナルストーリーで描く。MBSにて6月30日(日)から、TBSでは7月2日(火)から放送開始。
ドラマ「スカム」は、週刊モーニングで連載中の「ギャングース」の共同原作者を務め、<犯罪現場の貧困><犯罪する側の論理>をテーマに取材活動を続けるルポライター鈴木大介が巨大犯罪・振り込め詐欺に従事する若者たちの実態を取材した「老人喰い」を原案とし、社会的要因により振り込め詐欺に手を染めざるを得なかった若者たちのドラマを克明に描きながら、「世代間格差」という現代日本が抱える社会問題を突きつける社会派詐欺エンタテインメント。
舞台は、リーマンブラザーズの経営破綻により日本でも多くの失業者が生まれ、若者の貧困率が高齢者を大きく上回るなど「世代間格差」という言葉が取りざたされた2008年の東京近郊。振り込め詐欺の巧妙な手口や、民間企業以上の規律で運営される詐欺組織の実態を交えながら、様々な動機で振り込め詐欺に手を染めていく若者たちの”転落”模様を、激しくもユーモラスに活写する。
連続ドラマ初主演となる杉野遥亮は、順風満帆な勝ち組人生を歩んできたが、新卒切りにより無職となり、時を同じくして発覚した父親の難病治療のため、振り込め詐欺をはじめる主人公・草野誠実役を熱演する。これまで演じてきた役柄とは異なる、裏社会を舞台に等身大の若者から犯罪者へ身を堕としていく役どころを、葛藤や苦悩を織り交ぜながら見事に演じ切っている。
演出を務めるのは、本物の不良少年たちを出演させ、数々の国内映画祭に出品を果たした映画『孤高の遠吠』や、間宮祥太朗が出演を果たしたことでも話題を集めた映画『全員死刑』など骨太な世界観をエンタテインメントとして描き切る映画監督の小林勇貴。 裏社会に身を堕とし、そこから抜け出そうともがく若者たちのリアルを本作でも描き切る。
MBS/TBSドラマ「スカム」MBS(関西)6月30日より毎週日曜24時50分〜/TBS(関東)7月2日より毎週火曜25時28分〜(全9話)
(C)「スカム」製作委員会・MBS
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