【棋聖戦】山崎隆之八段 藤井聡太棋聖に押し切られ黒星発進「ちょっと欲張った...」今季連勝7で止まる

2024年6月6日(木)18時44分 スポーツニッポン

 将棋の第95期棋聖戦5番勝負第1局は6日、千葉県木更津市の「龍宮城スパホテル三日月」で指され、挑戦者・山崎隆之八段(43)が藤井聡太棋聖(21)=王将含む8冠=に90手で敗れた。対戦成績は0勝1敗。約15年ぶり2度目のタイトル挑戦で、“藤井曲線”で先勝を許した。

 先手山崎、後手藤井で始まり、互いに飛車先の歩を突き合う相掛かりの一戦に。初手を指す前に藤井を鋭くにらむなど闘志むき出しでスタート。独創的な指し回しも光ったが、徐々に藤井にペースを握られ押し切られた。

 山崎八段は終局後「午前中は息の長い戦いになるのかなと思って、それを目指す…長い戦いの中でどうやって面白い駒組にするかな〜みたいなことは考えていたんですけども、ちょっと欲張った…先手番なので。突っ張ったからには突っ張った手を指さなければいけなかったのですけど」と率直な感想。そして「ちょっと後手後手を引いて、ペースを握られたまま押し切られてしまったかなという感じですね」としっかりした声で振り返った。

 両者の対局は3度目で過去1勝1敗。前回対局は21年7月で、その竜王戦決勝トーナメントと8手目まで先後も同じ進行になった。初対局の18年9月の王位戦予選は後手山崎が角換わりを制し、前回も後手藤井が勝利。今回と同じ相掛かりだった前回は9手目、山崎が9筋の端歩を突いたが、今回は1筋の端歩を突いて違う将棋になった。そして昼食休憩直前、独創的棋風で知られる山崎から「らしい」37手目が飛び出した。王を中住まいに構えた山崎が7筋の歩を5段目へ突き出した。

 これで今期開幕からの連勝が「7」でストップした。。本紙のインタビューでは今年3月、左目の緑内障と診断されたことを告白しており、「最後の大舞台の思いで指す」と覚悟を持って臨んでいる山崎。敗れはしたが、山崎らしさを随所に見せた開幕戦。17日の第2局で巻き返しを狙う。

 次局は17日、新潟市「高志の宿 高島屋」で行われる。

スポーツニッポン

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