ウィリアム皇太子、ウェストミンスター公爵の結婚式で付添人を務める

2024年6月8日(土)17時40分 Techinsight

ウィリアム皇太子が第7代ウェストミンスター公爵の結婚式に出席。公爵はジョージ王子のゴッドファーザーだ(『The Prince and Princess of Wales Instagram「Always a pleasure to join the best of the film industry at The @bafta Awards.」』より)

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ウィリアム皇太子が、第7代ウェストミンスター公爵ヒュー・グロヴナー氏(33)とオリヴィア・ヘンソンさん(31)の結婚式に出席し、新郎の付添人「アッシャー」を務めた。ヒュー氏は皇太子夫妻の長男ジョージ王子のゴッドファーザーであり、英国で最も裕福な40歳以下の男性として知られている。

現地時間7日、英チェシャー州の都市チェスターにあるチェスター大聖堂で、第7代ウェストミンスター公爵ヒュー・グロヴナー氏とオリヴィア・ヘンソンさんの結婚式が執り行われた。2人は2年間の交際を経て、昨年4月に婚約を発表した。


ヒュー氏の父で第6代ウェストミンスター公爵ジェラルド・キャベンディッシュ・グロヴナー氏は世界的な大地主として知られたが、64歳だった2016年に心臓発作で急逝した。これにより長男のヒュー氏が25歳の若さで第7代目となり、莫大な遺産を相続。資産は104億2000万ポンド(約2兆764億円)と推定される大富豪となり、今年の英紙『The Sunday Times』では、英国で最も裕福な40歳以下の男性にランク付けされた。


そんなヒュー氏はウィリアム皇太子夫妻の長男ジョージ王子(10)と、ヘンリー王子夫妻の長男アーチー王子(5)のゴッドファーザーでもある。


そのため結婚式では、ウィリアム皇太子が新郎の付添人「アッシャー」の役割を務めることになった。米国に住むヘンリー王子は出席しなかった。


現地メディアによると、皇太子は午前10時半頃に大聖堂前にメルセデス・ベンツで到着し、脇の入り口から入っていったという。


新婦のオリヴィアさんは、父親と一緒にヴィンテージのベントレーで大聖堂に到着した。この車両は1930年、ベントレーの創業者のために製造されたものだ。


オリヴィアさんが纏ったのは、英ロンドンのウェディングドレスデザイナー、エマ・ヴィクトリア・ペインによるドレスだ。


そして頭上には、グロヴナー家の新婦が結婚式の日に着用するために作られた、1906年から一族に伝わる「ファベルジェ」のティアラ「Myrtle Leaf」を着けていた。


チェスター大聖堂は美しく、近くにヒュー氏の実家イートン・ホールがあることから、2人がこの場所を式場として選んだと言われている。


キャサリン皇太子妃はがんの治療中であり、ジョージ王子は学校があるため挙式には出席しなかったが、皇太子のいとこにあたるユージェニー王女の姿が目撃されたという。


この日、チェスターの主席司祭ティム・ストラトフォード牧師が司式を務め、チェスター大聖堂聖歌隊とノース・ウェスト・イングランドの音楽家達が演奏を行った。そして挙式後には、プライベートなレセプションパーティが開催された。


大富豪であるヒュー氏の結婚式には約400人の招待客が出席し、今年で最も格式高いイベントの一つとなった。そのため大聖堂へと続く沿道には、多くの群衆が新郎新婦やウィリアム皇太子をはじめとするゲストの姿を見守っていた。


画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Always a pleasure to join the best of the film industry at The @bafta Awards.」』『Chester Cathedral X「The Cathedral Community congratulates the Duke and Duchess of Westminster on their Wedding Day.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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