高須光聖「人と違うことを考えたほうがいい」 気づかされた高校時代のきっかけとは…?

6月9日(日)11時0分 TOKYO FM+

放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。6月2日(日)の放送には、世界的人気を誇る知育アプリ「Think!Think!」開発者の川島慶さんが登場しました。


川島慶さん、高須光聖



ゲーム感覚で思考センスを養う知育アプリ「Think!Think!」の開発者であり、2016年からは、ソニー・グローバルエデュケーションが開催する算数の世界大会「世界算数」の問題作成も担当。今回は、川島さんの「学力」の方程式、そんな川島さんと一緒に実現したい企画についてトークを繰り広げました。

+++

◆江戸時代の算術書が、数学大国・日本を作った?

高須:川島さんの算数との出会いは?

川島:祖父が、将棋やパズルゲームにのめり込んでいたことですかね。それを見てすぐ好きになったわけではないんですが、「おじいちゃんがこんなにのめり込んでいる。おもしろいものなんだ」と。あと、家族でドライブしているときに、車のナンバープレートの数字をいじり倒して遊んでいました。例えば「66-30」だったら、「0の上をちょっと伸ばせば、6になって、6×6=36になるなぁ」と。

高須:小さいときから、数字にふれる楽しみを体が覚えちゃってるんやね。当時、「つるかめ算」を美しいな、とか思ったりしました?

川島:うーん……美しいというほどではないですけれども、中学生になれば方程式で解けるものを、頭で具体的にイメージしながら解く技ですよね。江戸時代の和算とかから作られてきた、人類の英知だと思います。やはり日本は算数・数学大国。それは江戸時代にルーツがあると言われているんです。当時、まさしく「つるかめ算」などを扱った「塵劫記(じんこうき)」という本が大ベストセラーになりました。特権階級だけでなく、庶民も数学・算数を楽しむ土台が生まれたんです。

高須:じゃあ、日本人は割と(算数・数学に)長けているんですね。海外の人って、お金の計算とか遅いもんなぁ。

川島:海外で、おつりが少なくなるようにお金を出したらすごい顔で見られて、会計が終わるときに「(おつりが少なくて)ラッキーだな!」と言われて(笑)。

高須:「こっちはわかって出しとるねん!」(笑)。でも、算数や数学に長けているのってどういう人ですか? 僕、組織を作るのが下手で(苦笑)。数学が苦手なのと繋がっているんじゃないかと。

川島:高須さんは発想力が豊かなので、素質はあると思います。私は、「学力=意欲×思考力×知識・スキル」だと思っていて。サッカー選手でも、「サッカーがうまくなりたい」という意欲、判断する思考力、ボールタッチなどの知識・スキルが必要ですよね。

高須:僕はそんなふうに分解して考えられない……。

川島:結局、興味のある対象にのめり込むことと、知識・スキルがあって、最終的にアウトプットとして発揮できるのだと思います。高須さんは、松本(人志)さんのような方と一緒にいて、お笑いについては、ほかの人より細かいところに気付いていらっしゃると思います。

◆高須のちょっと真面目な話

高須:学生時代、歴史とかでも「これ、なんで覚えなあかんのやろ?」と思っていたんです。一方で、「俺、人と同じように考えられへん、不良なんかな」って。「家、果物屋やし」とか(笑)。

川島:ははは。

高須:だけど、高校のとき、夏目漱石「こころ」の読書感想文を書いたんです。夏休み明け、みんなの前で先生に「高須。おまえの感想文、読め」と言われて。「今からいじられるんや」と嫌な気持ちやったんですけど、読み終わったあと、「今まで『こころ』の感想文をこんなふうに書いた人はいなかった」と褒めてくれたんです。何書いたか覚えてないけど(笑)。

川島:そうなんですね(笑)。

高須:でも、それって重要やなぁって。変なこと、人と違うことを考えたほうがいいと思い始めたのは、その先生のおかげ。いろんなことで「もう無理かなー」と思っても、そのときのことを思い出して、「誰も思いつかないことを思いついたこともあったんやから」と、自信にもなっています。

川島:もともとオリジナルな考え方をされていたと思うんですが、その先生との出会いで、さらに深まったんですね。

高須:こんな真面目な話をするつもり、全然なかったのに(笑)。

◆高須が切望する「ユーモア検定」

高須:子どもが遅くに生まれたこともあって(※高須の娘は現在5歳)、何か一緒にやれたらなぁと思っていて、企画を考えてきました。

川島:おっ! ぜひお願いします。

高須:生き物の目線を体験できる何か……例えば、バッタが飛んだときのスピードや、見えている色を、バッタの視点で体験できるようなものはどうかなと。

川島:さすが、発想力が豊かですね。例えば、おうちを出られない子に、森のなかの景色を見せてあげるVRは実現するだろうと思っていますが、バッタの目線、いいですね!

高須:あと、僕は絵が好きなんです。好きな画家を、同じ小学校のクラスメイトの設定で見て、生い立ちや性格を踏まえて「だからこういう絵になったんや」と知りたいなと。クラスという狭い単位で見ると「ああ、そんなやつなんや」と近く感じると思うんです。

川島:興味を持つという導入として、最高ですね。我々が実現したいのは、自分たちだけじゃなく、世の中全体で子どもたちを徹底的にワクワクさせることができる社会。「こういう時代になるから、こういうことをやりなさい」という視点も必要だとは思うんですけど、教育はもっと意義があると思っています。その時代にできるあらゆることで、子どもたちを徹底的に躍動させられたら。

高須:僕は「何に気づくか」だと思うんですよね。どれだけ「ああ!」と思える瞬間に立ち会えるかで、人生は変わる気がする。その階段の1段目を、たくさん出してあげたいと思います。

川島:お笑いをしている方は、そういう提示の仕方が上手だと思います。

高須:もっと言うと、ユーモアまで学べるようになったらいい。「日本漢字能力検定」みたいに、「ユーモア検定」があってもいいんじゃないかと。

川島:「花まる学習会」では「2コマ漫画」という教材があります。1コマ目の漫画が出てくるので、2コマ目に入るオチを考えましょうというもの。最初は(オチに)「うんこ!」と言う子もいますが(笑)、だんだん(みんなの)レベルが上がっていくので、それでは誰も笑わなくなる。そのうち、30人いたら30人全員手を挙げるように。

高須:へぇ〜! 自信に繋がるんや。すごいなぁ。ぜひ何か一緒にやりたい。約束ですよ!?

川島:こちらこそ、よろしくお願いします!

----------------------------------------------------
【▷▷この記事の放送回をradikoタイムフリーで聴く◁◁】
聴取期限 2019年6月10日(月) AM 4:59 まで

スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
----------------------------------------------------

<番組情報>
タイトル:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00〜25:29
パーソナリティ:高須光聖
番組HP:https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/

TOKYO FM+

「高須光聖」をもっと詳しく

「高須光聖」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ