前澤友作氏、自動車レース事故で救急搬送一夜明け...長文で報告「詳しい状況が分かってきました」

2024年6月10日(月)15時46分 スポーツニッポン

 実業家の前澤友作氏(48)が9日午後、宮城県村田町の複合レジャー施設「スポーツランドSUGO」で開催されていた自動車レース「フェラーリ・チャレンジ・ジャパン」第3戦に参戦中に事故に遭い、仙台市内の病院に救急搬送された。一夜明けた10日、事故の詳細をSNSで明かした。

 序盤で上位争いを演じていた前澤氏。順位を落としたものの終盤で盛り返したところで、ライバルの車と接触した。レースを観戦していた複数の人のSNSへの投稿などを総合すると、再スタートした直後のカーブでクラッシュして横転、車は大破したという。

 事故当日の夜、前澤氏は自身のSNSで「レース中のアクシデントによるブレーキ損傷により、ブレーキが作動せず事故を起こしてしまいました」と説明していた。

 前澤氏は10日、「一夜明け、オンボード映像やロガーデータなどから、昨日の事故のより詳しい状況が分かってきました」と報告。「SUGOバックストレッチを約250km/h(ギア7速)で走行→馬の背コーナーの約150m手前でフルブレーキング→ブレーキングとほぼ同時に右後輪のブレーキローターが大きな音をあげながら粉砕→その後ブレーキが全く作動せず→ギアをシフトダウンしエンジンブレーキで減速するも約180km/hで前車に追突→2車輌ともコーナー外側のスポンジバリアに衝突し停止(前澤の177号車は横転)」と経緯を明かした。

 「なぜブレーキローターが粉砕したのか、そして仮に粉砕したとしてもその他の3輪を使ったり、なんらかの自動制御などで車を止める方法がなかったのか。フェラーリ社と原因の究明と再発防止について話しています」とし、「なお、事故の直前にヘアピンコーナーで後続車に接触されたのは車輌左部ですので、今回の事故との直接的な関係はないかと思われます。(調査中)」と報告した。

 世界有数の車を所有するスーパーカーコレクターとしても知られる前澤氏。車を通じて「夢と希望を届け、日本中を盛り上げること」を目的に2019年、「前澤友作スーパーカープロジェクト」を発足。昨年には、自らのレーシングチーム「MAEZAWA RACING」を立ち上げ、総監督に就任していた。

スポーツニッポン

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