公開から20年、ジム・キャリー主演映画『トゥルーマン・ショー』にまつわる11のトリビア

6月11日(月)10時55分 AOLニュース



コメディ俳優の印象が強かったジム・キャリーが、シリアスな演技を見せた映画『トゥルーマン・ショー』。驚くべき事に、同映画の公開から今年で20年が経ったが、公開されたのが1998年というのも、今思えば、のちのリアリティ番組のブームを予見していたかのようで何だか変な感じがする。

ジム・キャリー演じる主人公トゥルーマンは、生まれてから人生の全てを隠しカメラで撮影され、リアリティ番組『トゥルーマン・ショー』としてテレビで世界に生放送されていた。トゥルーマンの住んでいる世界は単なる作り物の巨大なセットで、家族も友人も街の人も全て俳優。そうとは知らずに日々を過ごしてきたトゥルーマンだったが、ある日、自分の住んでいる世界に疑問を抱き始める...。

今回は、公開から20年経った今でもジム・キャリーの最高傑作の1つとされることの多いこの名作にまつわる、11のトリビアをご紹介しよう。

1. 『トゥルーマン・ショー』は1991年、1ページの脚本の要約から始まった。その時点では『ザ・マルコム・ショー』と呼ばれ、舞台は、ニューヨークを細かく再現した作り物の街の中となっていた。

2. ピーター・ウィアー監督によると、映画はマイケル・ジャクソンの人生に一部影響を受けたという。マイケルもまたトゥルーマンのように生涯メディアの注目を浴びていた人物だ。

3. トゥルーマンの年齢は、当初、高校を卒業したばかりとやや若めに設定されていた。しかし、ジム・キャリーが起用されたことで、トゥルーマンは30歳の男性に書き直された。

4. 初期の脚本のドラフトでは、ダークな描写が多く盛り込まれていたが、完成した脚本ではその部分がばっさりとカットされた。その中には、トゥルーマンが"お膳立てされた"犯罪行為が止められなくなるシーンや、エンディングでクリストフと暴力的に対立するシーンなどがあった。

5. 映画冒頭に、トゥルーマンの住む街全体が巨大なスタジオ内にあることをほのめかすアイテムが映っていた事に気付いただろうか? 実は、ビタミンDのボトルがさり気なく映り込んでるのだが、日光にあたることのできない彼らには必須のアイテムだ。

6. 映画は旧約聖書の詩篇139篇の要素を多く盛り込んでいる。トゥルーマンのボートに書かれた「139」の文字もその一例だ。

7. ウィアー監督は、映画の中のトゥルーマンのリアリティ番組について、10ページにもおよぶ裏設定を書いていた。その設定では、このリアリティ番組は何度もエミー賞を獲得しており、番組プロデューサーであるクリストフは過去にホームレスに関するドキュメンタリー作品で受賞歴があるという。

8. 映画は当初、1997年11月に全米で公開される予定だったが、翌年の夏に延期された。その理由は、1997年12月公開の『タイタニック』の影に隠れてしまうのを避けるためだ。

9. ウィアー監督は、「1.66対1」のアスペクト比で撮影に臨んだが、これは、より"テレビ番組らしさ"を演出するためだったという。映画とブルーレイはこのアスペクト比でリリースされたが、DVDでは修正された。

10. 映画評論家の故ジーン・シスケルと故ロジャー・エバートの両氏はこの映画をこよなく愛し、彼らの映画レビュー番組『Siskel & Ebert & the Movies』の中で主演のジム・キャリーに謝罪している。『エース・ベンチュラ』後にキャリアを失う、とほのめかしたことがあったからだ。

11. 精神科医のジョエル・ゴールド氏は、統合失調症の患者たちが綿密に仕組まれたリアリティ番組の中に囚われていて、一挙手一投足を大勢の人に見られていると信じこむ精神症状を、この映画を元に「トゥルーマン・ショー妄想」と名付けた。

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